11月最初の試写会は、今年一番見たかった「ボヘミアン・ラプソディー」!
見始めてすぐに、20世紀フォックスのロゴがスクリーンに映し出されると、ブライアン・メイのギターサウンドで、あの有名なファンファーレが演奏される! ウッソー! マジで本人が弾いてるそうです。いきなり笑った。
この映画に関して客観的なレヴューはできません。中学生の頃に「ボヘミアン・ラプソディー」にハマり、こずかいはたいて初めて行った武道館がクイーンというリアルタイム世代としては、ああ、この曲の頃はこうだった、ああ、あの曲の時はああだったと、どこを取っても自分の青春時代と重なって、懐かしくてたまらない。
クイーン結成以前の「スマイル」時代のライブシーンのために、スマイルのオリジナルメンバー、ティム・スタッフェルまで参加して「Doing All Right」を再録音したそうだ。こだわりが違う。
あの名曲「ボヘミアン・ラプソディー」が形になっていく過程がたまらない。ああ、この頃は中3の頃だな〜。シングル買ったな〜。
「Love of My Life」はフレディが愛するメアリーのために作った歌だとか、スタジオの中で「We will rock you」が生まれる様子など、今まで聞いてきた曲に新たな魅力が加わっていく。
圧倒的な才能があるばかりに、増長しグループのメンバーとも亀裂が入っていく。妻メアリーを愛しながら、同性に惹かれていく自分に困惑するフレディ。天才はいつの世も、わがままで孤独だ。
このクイーンの各メンバーを演じるキャストがマジそっくり! ブライアン・メイも、ジョン・ディーコンも本当にそっくり! ロジャー・テイラーだけは本人の方がカッコいいかな? そして肝心のフレディは上顎に何か入れて本人に似せてるのがちょっと違和感あるけど、もう見ている間になーんの問題もなくなる。本当にそこにクイーンがいるんだ。
それから、あのマイク・マイヤーズ(「ウェインズ・ワールド」)がレイ・フォスター役で出演していて「ボヘミアン・ラプソディーじゃ、若者が車の中で頭を振って盛り上がれない」なーんて台詞を言って笑わせてくれる。
当時、不治の病として世界中に広まったエイズ。私もフレディがエイズで死んだと知った時は大きなショックを受けたのを覚えている。終盤は、このエイズに罹患したことを告げられ、home としてのクイーンに帰っていくフレディが描かれる。
ラストのライブ・エイドのシーンは21分ノーカット。この時歌われた「ボヘミアン・ラプソディー」の「I don’t wanna die」という叫びはシングル発表当時とは全く違った重みを持って心に響くし、ラストの「We are the champions」の熱唱に胸を打たれる!
全てのシーンに釘付けになった135分。全ての曲を声は出さずに歌いながら見てた。サントラのCDも予約したし、Blu-rayも絶対買う! もう、この映画は宝物ですね。
ということで、この映画の評価は「大好き」モード発動したので星5つです。でもきっとこういう感覚になるのはリアルタイム世代だけだろうな〜。
でも「ボヘミアン・ラプソディー」と「We are the champions」くらいなら知ってるってライトなファンにもイーストウッドの「ジャージー・ボーイズ」くらいには響くでしょう。で、この映画見てクイーンが好きになったら「オペラ座の夜」のアルバムから聞いてみてくれ! クイーン、最高だから!