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愛しのアイリーン ポスター

愛しのアイリーン

4.0 137分 2018/09/14 公開
恋愛アクションR15+日本
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あらすじ

「ワールド・イズ・マイン」「宮本から君へ」の新井英樹原作の漫画を『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔が映画化。安田顕が主演を務め、木野花、伊勢谷友介らが脇を固める。久方ぶりに岩男(安田顕)が帰省したその日は、死んだことすら知らなかった父親の葬儀中だった。しかも岩男はフィリピンで買って来た嫁、アイリーン(ナッツ・シトイ)を連れていたのだ。42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男に無邪気にまとわりつくアイリーン。騒つく参列者たちの背後から現れたのは、ライフルを構えた喪服姿の母親ツルだった。

場面写真

予告動画

愛しのアイリーンの予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
吉田恵輔
キャスト
安田顕/ナッツ・シトイ/河井青葉/ディオンヌ・モンサント/福士誠治/品川徹/田中要次/伊勢谷友介/木野花 ほか
配給
スターサンズ
公式サイト
http://irene-movie.jp/

クチコミ

KUBO

こんな「死んだ」目の演技ができるのは安田顕しかいない

- 7年前
あんな「死んだ」目のできる俳優は安田顕以外いない。 予告編から、吉田恵輔だし「ヒメアノ〜ル」みたいなヴァイオレンス寄りの作品だろうと思って見たけど、かなり笑えるところもあったし、コメディ色も強いかな? かなりお下劣だから女子はご注意。全… 続きを読む

あんな「死んだ」目のできる俳優は安田顕以外いない。 予告編から、吉田恵輔だし「ヒメアノ〜ル」みたいなヴァイオレンス寄りの作品だろうと思って見たけど、かなり笑えるところもあったし、コメディ色も強いかな? かなりお下劣だから女子はご注意。全編「お◯んこ」「おま◯こ」とヤスケンは「させろ〜」と叫び続け、それなりにファックシーンもあるのだが、それほどエロい印象はない。 アイリーン役のナッツ・シトイがもう少しセクシーだったら「さんかく」みたいにやらしさが前に出たと思うけど、そうするともっと安っぽくなっちゃったろうから、それはそれで良し。 全編を通してのテーマは、当然「途上国の女性との金銭の授受の絡む国際結婚問題」なのだが、それを社会派として捉えているわけではなく、あくまでも、そういう問題を抱えた舞台におけるアクの強い人間性のぶつかり合いが作家の見せたいものだろうし、そういったドロドロした人間を描かせたら吉田恵輔は上手い。 当然、安田顕の映画だろうと思ってたけど、ヤスケン以上に狂気をたたえた演技を見せてくれたのが、お母さん役の木野花。もう、見てみて! すごいから。 原作マンガは未読。キレイに起承転結があるようなストーリーではないし、予想外の展開が脈絡なく起こるし、どこにも救いはないので、作品に何かまとまったものを求める人には積極的に嫌われそうだが、ノーガードの殴り合いのような俳優たちのぶつかり合い・吉田恵輔の演出は他にない緊張感を生み、大好きな人は大好きだろう。 「プーさん」の後に見たから、澄んだ心がぐちゃぐちゃになった(^^)。

marudori

頑張って作ったね!

- 7年前

原作の漫画は見ていない。漫画ならありうる描写が映画では露悪過ぎて、共感できたのはアイリーンだけで終わった。若い(多分)人たちの評価が高いので、共感できない自分の年を感じる。日活ロマンポルノの野心作を思わせる映画の作りで、当時同じように感情移入できた若い頃の自分を思い出した。

NUMAYA

愚直すぎる三つ巴の愛。名作誕生!

- 8年前
「一番大切な人に幸せになって欲しい」 愛する気持ちが強すぎるが故に、空回りしていく悲劇。 いや、悲劇じゃないです。 観る人によって受け止め方は様々でしょうが。 とても切ないけれども決して悲劇ではなく、これまで人類が繋いできた、壮大な命のリレ… 続きを読む

「一番大切な人に幸せになって欲しい」 愛する気持ちが強すぎるが故に、空回りしていく悲劇。 いや、悲劇じゃないです。 観る人によって受け止め方は様々でしょうが。 とても切ないけれども決して悲劇ではなく、これまで人類が繋いできた、壮大な命のリレーを感じました。(T ^ T) 親離れしろと言う父親と子離れ出来ない母親に、一人息子の岩男。 どこまで子供の面倒を見るのが親の責任で どこまで親の面倒をみるのが子供の責任なのだろう。 そんな父、母、息子の三人家族が、ある日突然、夫、嫁、姑の三人家族に入れ替わる。 自分の立場の変化によって、新たに生まれる責任や固執にキャパオーバーで大暴走。 4人だと2対2で安定してしまうようなところも、3人だと何かにつけて必ずパワーバランスが生まれる妙。 真っ直ぐで、あどけなさが残る可愛いアイリーン。 結婚には愛がある筈だと信じているけれど、愛がどんなものなのかは、まだ良くわからない。 私も岩男と一緒に、彼女の魅力に惹かれていきました。 舞台挨拶で 「夏パート」の安田さんが「冬パート」の木野さんへバトンを渡し、夏冬を通してシトイちゃんが居る。と、おっしゃっていましたが、そう考えると、テーマがよりクリアになってきます。 夏パート :男と女による、愛情とお金と性の物語 冬パート :姑と嫁による、結婚と家族と命の物語 もちろんそれだけではなく、ガツンと問いかけてくるテーマが多すぎて、 本来ならそれぞれのテーマで映画が一本撮れるレベル。 単純に答えの出ない混乱の中で、必死にもがく登場人物たち。 そこまで誰かを愛せる熱量に圧倒されます。 自分の為に生きればもっと楽なのに、誰かの為に生きようとするなかで生まれる歪み。 熱量が高ければ高いほど歪みは大きく狂気じみていくのですが…それははたして“大切な人”が望んでいる事なのか? でも、そんな不器用すぎる愛も突き抜けると、頭ごなしに「間違っている」とは言い切れないパワーがあります。 だって、それも一つの愛には違いない。 “真剣じゃない関係”でいることの、なんと楽なことよ。 ツルとアイリーンは全く違うようでいて、実は根本は同じような気がしました。 お金で買われてきた嫁と、跡取りを産む為の嫁。 社会から見れば利害関係の道具でも、人類の営みから見れば命のリレーの走者。 夏パートの2人にも泣かされましたが、 冬パートの2人にも涙が止まりませんでした。 追記:三つ巴のシーンが秀逸! 駐車場での、アイリーンと岩男と見合い相手 岩男の部屋での、アイリーンと岩男とすりガラス越しのツル 最高でした。

たんくん

木野花さんの

- 2年前

セリフが、脚本家のものでなく 本音を話すように、聞こえる。

T&Bear

買われて日本に来たフィリピーナの壮絶人生

- 8年前
完成披露試写会にて鑑賞。 42歳のパチンコ店スタッフ宍戸岩男(安田顕)。岩男はこれまで恋愛とは無縁だった。ある日、フィリピンに渡りアイリーン(ナッツ・シトイ)と国際結婚して帰国。言葉が通じない岩男とアイリーンの間に息子を溺愛する母親ツル(… 続きを読む

完成披露試写会にて鑑賞。 42歳のパチンコ店スタッフ宍戸岩男(安田顕)。岩男はこれまで恋愛とは無縁だった。ある日、フィリピンに渡りアイリーン(ナッツ・シトイ)と国際結婚して帰国。言葉が通じない岩男とアイリーンの間に息子を溺愛する母親ツル(木野花)が入って来たり、様々な想いが交錯して波乱が巻き起こる。 原作未読でしたが、とにかく監督と俳優の熱量がヒシヒシと伝わって来ました。10年以上前から実写化しようとしていた監督が念願叶ってようやく映像化にこぎ着けた本作。やっと時代が追いついたとおっしゃっていましたが、まさにその通り10年前には世の中に許容されない内容だったと思います。エロス、バイオレンスが目立つ作品ですが、クスッと出来るシーンもいくつかありました。 これまで愛を知らなかった岩男の不器用すぎる愛情は、狂気とも呼べるほどでした。そして、息子を異常なまでに溺愛するツルもまた狂気。そんな狂気に溢れた世界の中に置かれるアイリーン。言葉も分からないアイリーンはそんな狂気に溢れた世界と対極的で、とても純粋。やがて岩男とアイリーンの間には愛が芽生えるように。 キャストや監督が言っていたように、観た後に自分は何を見せられたんだろう…とか鈍器で殴られたような衝撃が残ると言うのが鑑賞直後に抱いた感想なんだと思います。暴力的な岩男には感情移入出来なかったけど、ひたむきに人を愛そうとする想いは伝わって来ました。原作漫画を読んでから鑑賞すると、また違った感想を持てそうな気がします。安田顕が自身の代表作だと思ったと言う今作。安田顕さんもそうですが、ナッツ・シトイさん、木野花さん、その他の俳優さんの演技からも凄い熱が伝わって来ました。

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