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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー ポスター

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

3.9 109分 2019/01/18 公開
戦争ドラマアメリカ
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あらすじ

本作は2019年1月1日に生誕100周年を迎える小説家J.D.サリンジャーの半生を描いた映画。監督は、脚本家で俳優でもあるダニー・ストロングが務める。1939年のニューヨーク、大学中退を繰り返していた20歳のサリンジャーは、作家を志しコロンビア大学の創作学科に編入した。愛読書「グレート・ギャッツビー」さながらマンハッタンの社交界に顔を出し、セレブのウーナ・オニールと電撃的な恋に落ちる。その一方で、大学教授ウィット・バーネットのアドバイスのもと書き始めた短編を出版社へ売り込むが、ことごとく断られつづける。ようやく、自分の分身ともいえるホールデン・コールフィールドを主人公にした短編「マディソン・アヴェニューのはずれでの小さな反抗」がニューヨーカー誌に掲載決定という吉報が舞い込むが、その矢先太平洋戦争が勃発し、掲載はキャンセルとなってしまう。招集を受け失意のまま戦地に赴いたサリンジャーに追い打ちをかけるように、アメリカに残して来た恋人ウーナがチャーリー・チャップリンと結婚するというニュースが届く。やがて、ノルマンディ上陸作戦に参加し、最前線の地獄を経験したサリンジャーは終戦後も戦争のトラウマから長らく執筆にとりかかることができなかった。やがて、もがき苦しみながら完成させた初長編「ライ麦畑でつかまえて」は文壇の常識を破って発売直後から大反響を呼んでベストセラーとなり、サリンジャーは一夜にして時の人となった。突然スターダムに押し上げられ名声も富も手に入れたサリンジャーだったが、次第に世間の狂騒に背を向けるようになる……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ダニー・ストロング
キャスト
ニコラス・ホルト/ケヴィン・スペイシー/ゾーイ・ドゥイッチ/ホープ・デイヴィス/サラ・ポールソン ほか
配給
ファントム・フィルム/カルチュア・パブリッシャーズ

クチコミ

チキンリトル

ライ麦畑をまた読みたくなる

- 6年前

サリンジャーがどんなふうに作家になり、『ライ麦畑でつかまえて』を書いたかがわかる。作家とは何も見返りがなくても書き続ける人だ、という教授の言葉になるほどと思った。サリンジャーは『ライ麦畑…』のヒット以降、本当に何も見返りを求めず書き続けた。あの一冊で91歳まで隠遁生活を送れるってすごい!

toe

なぜ、彼は姿を消したのか

- 7年前
ケヴィン・スペイシーが出演してる映画にお金を払うのもどうかと思ったのだけど、ニコラス・ホルトを観たい!と思って行ってきた で、結局のところ観てよかった 伝説の小説家 J・D・サリンジャーのことが少しわかった気がした この映画は世界的ベ… 続きを読む

ケヴィン・スペイシーが出演してる映画にお金を払うのもどうかと思ったのだけど、ニコラス・ホルトを観たい!と思って行ってきた で、結局のところ観てよかった 伝説の小説家 J・D・サリンジャーのことが少しわかった気がした この映画は世界的ベストセラー小説「ライ麦畑でつかまえて」を書いた小説家 J・D・サリンジャーの生涯を描いている どのようにして「ライ麦畑でつかまえて」が生まれ、その後、なぜ彼は姿を消してしまったのか これまで多くの謎に包まれていた「その理由」がわかる作品になっている 私が「ライ麦畑でつかまえて」に初めて出会ったのは20代前半の頃だった 大人たちから押し付けられた社会に反発し、ひたすら悪態をつき続ける主人公ホールデンに共感し「僕は子供たちが崖から落ちないように見守る大人になりたい」と言うホールデンの優しさに感動した記憶がある そのホールデンというキャラクターの背景には、サリンジャー本人の戦争体験があったことを、この映画を観て初めて知った サリンジャーは1930年代後半から第二次世界大戦に従軍し、ヨーロッパへ派兵され、多くの仲間たちが死んでいくのを目の当たりにしてしまう 壮絶な戦争体験をした後、終戦して帰国したサリンジャーはPTSDに悩まされることになる そんな彼が戦時中も、戦後も、心の拠り所としたのが「小説を書くこと」だった 心に深い傷を負ったサリンジャーが生み出した「ライ麦畑でつかまえて」はベストセラーとなり、サリンジャー本人は人々の注目を集めるようになる その当時、社会に溶け込むことができないホールデンを描いた「ライ麦畑でつかまえて」が爆発的ベストセラーになった背景には、サリンジャーと同じように戦争の後遺症に悩んでいた人々がたくさんいたということだと思った それは、この映画の中にも出てくるけれど「ホールデンは私だ」と信じ込む人々のことだ 彼らもサリンジャーと同じように従軍してPTSDに悩まされたからこそ、ホールデンに共感し、まるで自分のことを書いていると思うのだ 1980年、ジョン・レノンを暗殺したチャップマンの愛読書は「ライ麦畑でつかまえて」だというのは有名なの話だ サリンジャーは、自分自身を戦争後遺症から救うために本を書いたのだが、彼が生み出したホールデンが彼から離れて一人歩きしてしまったのだ そして一気に増加したホールデンのファンたちは創造主サリンジャーを英雄視するようになる サリンジャー本人は小説を書いても救われなかったのに、彼の小説を読んで救われた人々がたくさんいたというのは、なんとも皮肉な話だ 私は「ライ麦畑でつかまえて」と出会って以来、サリンジャーがその後隠遁生活を送ることになったのが、とても謎だったのだけど、この映画を観てようやく理解できた サリンジャーという人は、小説家向きではあるけど、戦争に行くにはあまりにも繊細過ぎたのだ その心は戦争によって破壊され、サリンジャーは自分を守るために固い殻を作ってしまった その反発心がホールデンというキャラクターを生み、彼の心の奥にある優しさが「崖から子供が落ちないように見守りたい」という言葉を生み出したのだと思った サリンジャーに隠遁生活を送らせた一番の要因は第二次世界大戦だったのだ 「フィールド・オブ・ドリームス」では伝説の小説家として登場し、「小説家を見つけたら」のモデルと言われるサリンジャー そこまで熱望されても、一切、マスコミの前に姿を現わすことはなかったサリンジャー そんな彼の生涯を知ることができて、観てよかったと思った それにしても、切なずぎる生涯だったな

はと

実直でまっとうな伝記映画

- 7年前
普通の若者が大人になるまでを、そして作家になるとはなんぞやということと二本柱できちっとまとめている。 原題がRebel in the Ryeなので、直訳したよいタイトルだと思うけど、彼は反逆児というよりは先駆者に観えた。先駆者だ、と思ったの… 続きを読む

普通の若者が大人になるまでを、そして作家になるとはなんぞやということと二本柱できちっとまとめている。 原題がRebel in the Ryeなので、直訳したよいタイトルだと思うけど、彼は反逆児というよりは先駆者に観えた。先駆者だ、と思ったのは先日サリンジャーに関する講演を聞いたからとは思うが。 今まで存在が見えていなかった、それはどこにも居場所がないと感じていたサリンジャー自身でもある「若者」を初めてアメリカで描いた作家だから。 彼の作品に対する姿勢は自分の主張を通してるだけで、文壇自体への反逆の意志は感じられない。実際はもっと破天荒な人物だったんだろうか?しかし私には至って普通の人間に見えた。ただし、自分の声を伝えたい気持ちがある、途轍もない「本物の」才能を持った人間。家族を思いやれないなどの問題点はあるが… 書く時はいつだって一人なことを、日本版のポスターがとても的確に伝えてて好き…と思ったんだが、本国では背後にスペイシーがばばーんと載ってるから、出せなかったのだろうと思われる。それでも日本版は美しくていいポスターだが。副題は少し説明過多だけど、決して間違ってはいない。 ニコラス・ホルトの自信がある時の表情や、戦争体験で痛手を負った状態まで、幅広い表情が見れる。そしてサラ・ポールソンも良かった。

ちこ

作品読みたくなる

- 7年前
とっってもよかった! 超有名なサリンジャー、とはどんな人だったのかを描いた話。普通の生活するにはちょっと自我強すぎた天才、戦争の記憶背負いながら物語に救われて苦しんででも自分守って生きたんだなあという、100%いい人には見せないけど共感させ… 続きを読む

とっってもよかった! 超有名なサリンジャー、とはどんな人だったのかを描いた話。普通の生活するにはちょっと自我強すぎた天才、戦争の記憶背負いながら物語に救われて苦しんででも自分守って生きたんだなあという、100%いい人には見せないけど共感させる、総括するととてもかっこいい。物語としても伝記としてもとてもいい描き方だと思う。 とにかくサリンジャーイケメンなので苦悩する姿も美しい。先生と教え子のブロマンスとしてもよかった。著作読み込んでもう一度観たい。

Kohshi Nishimura

大学の英語の授業思い出しまし

- 7年前

こんな作家とは知りませんでした。

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