t toe 笑わせながら感動させるバディムービー
starstarstarstarstar - 7年前
良い話だった!
時には笑わせながら、その背景にある問題点もきっちりと描きつつ
最後にはホッコリ心が温まる作品だった
1962年のアメリカ
当時、最高の黒人ピアニストと言われたドク・シャーリー(マハーシャラ・アリ)が南部へ二ヶ月間のコンサ… 続きを読む
良い話だった!
時には笑わせながら、その背景にある問題点もきっちりと描きつつ
最後にはホッコリ心が温まる作品だった
1962年のアメリカ
当時、最高の黒人ピアニストと言われたドク・シャーリー(マハーシャラ・アリ)が南部へ二ヶ月間のコンサートツアーに行くために、イタリア系白人のトニー・バレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)を運転手に雇う
しかし、トニーは黒人嫌いな上、育ちも考え方もドクとは違い、二人は何事にも対立しあっていた
この映画は、そんなドクとトニーの友情を描いたバディムービーである
タイトルにある「グリーンブック」とは、その当時に実在していた黒人向けのガイドブックのこと
というのも、この当時のアメリカ南部では、黒人の入れる場所と、入れない場所があり、グリーンブックは「黒人が入っても良い場所」が記載されているガイドブックなのだ
トニーは、そのグリーンブックを頼りに、ドクが泊まれるホテルを選びながら二ヶ月間の旅に出た
しかし、その差別の現実は、かなり衝撃的だった
これだけを守れば良いという統一された法律だけでなく、州ごとに様々な規定があって、本当に「グリーンブック」が無いと、旅行できないような状況だっただろうと思う
それも、たかだか50年前のできごとだ
未だに、差別がなくなっていないと言われても、そうだろうなと思ってしまう
トニーとドクが行く先々で困難にぶつかるのを観て、差別というのがいかに愚かなことかというのが浮き彫りになっていく
明らかに理不尽なことを言っているのは、常に差別する側の方だからだ
そんな日々を過ごしているうちに、初めは差別主義者だったトニーも、差別される側の立場になり、差別することの愚かさを知ることになる
そのようすを観ると「グリーンブック」というのは、今思えば恥の記録だったんだなと思う
その中で、常に自分を負けずに勇気を持って堂々と毅然とした態度でいたドクは、とても立派な人だと思う
本来なら、ドクは北部で裕福な白人相手にピアノを弾いていれば、こんな辛い目にはあわなかったのに、それでも、南部でツアーをしたいと思ったドクの勇気に感動させられた
この映画は誰が観てもわかるようにできているので、ぜひ、たくさんの人に観て欲しいと思う
え えんぞ 125ドルをいまの貨幣価値でいうと・
starstarstarstarstar - 7年前
100ドルが いまの840ドル、125ドルだと1,050ドルぐらいみたいです。(いちおう複数サイトで確認しました、1962年→2019年)
ざっくりいまの価値の10倍弱・てとこですか、差額の25ドルがいまの210ドル、、ははぁなるほど、そ… 続きを読む
100ドルが いまの840ドル、125ドルだと1,050ドルぐらいみたいです。(いちおう複数サイトで確認しました、1962年→2019年)
ざっくりいまの価値の10倍弱・てとこですか、差額の25ドルがいまの210ドル、、ははぁなるほど、それなら手を打ちますかね。。。 あ、ここでは関係ないので日本円には換算しません。
映画の話をしますと、…感覚的にですが、この映画はふたりの「強い」ふたりの話なのかな、という気がしました。 このふたりの強さは まったく異質なものです。
ドライバーのトニーは自由な心の持ち主です。 真に自由であり続けるためには強さが必要なのだと、彼をみていてわかります。 彼の強さとは ひとつには体力・腕力です。
さらにトニーは愛情を受けるのも上手で、それ故に孤独ではありません。 しかし教育?教養?が浅いので了見が狭く、わからないもの、関わりのないものには無関心で非寛容で、そこが弱みにもなっています。
一方、ドク(ドン・シャーリー)は教養の高さを強みとし 地位と名声を得てきました。 しかし自身のアイデンティティーについてのコンプレックスが強く(まあ、仕方ないですけどね)、そこをつかれると暴力的になり破綻します、…南部に真っ向から挑んでいこうとするとか、もうね 笑。
彼をみてると 他人へのガードの堅さは弱さのひとつなのだとわかります。 それ故に彼の心はいつも孤独です(ただし理解者はいます)。
モノゴトのいいか悪いか・ではなく「強い」か「弱い」かを示す箇所がたくさんあった気がしました。
これによって 人種問題というものが単なる白人・黒人の二項対立なんかじゃ語れない構造だったのかなとわかります。
映画の中だけでもいろんな人いましたよね、金持ちの有色人、貧しい有色人、差別意識を言葉に出す白人、態度に出す白人、そうせざるを得ない白人、表にはださない白人(黒ナスとか云うとったが 笑)、しない白人、権力の犬、等々。 それだけ根深いし、人はそう簡単にはいかない。
そもそも主人公だって、イタリアの移民とジャマイカのルーツ・というあたりガチガチの白人/黒人じゃないっぽいのもその伏線ですかね。。
そして最後にわかるのが 寛容さ、高潔さという強さで、これもそのまま、主人公ふたりそれぞれに割り当てられてました。
だからといって強さバンザイ・はい解決☆ と簡単にまとめてるのではなく、ふたりそれぞれに短所もある。 短所はそれぞれを不幸にし、だからこそ人は苦しいんだとわかります。
強くなるにはどうすればいいか。
それはいわゆる富裕層がもってよしとしがちな教養ではなく、真に人を高める真の教養、とでも云いましょうか、そういうものでもあるかもしれません。
ふたりとも弱さもあり、危なっかしい。 ひとりひとりの強さというものは 時には残酷に人を排除したりおとしめたりすることもできるし、弱いものに手を差し伸べることもできる。
主人公たちは、それぞれひとりの強さではなし得ないことを相手の別の強さに託したことで状況を変えました。
そして、そういう補完できる人間関係をつくるためにはやはり、まずひとりひとりが ひとりひとりで何らかの強さを得ようとすることが肝要なのだと知りました。。。 えっ、わかりにくいですか、ごめんなさい。。
R Rami00822 最高のバディ!
starstarstarstarstar - 7年前
試写会にて一足早く観ました。
今回アカデミー賞の作品賞を受賞にあたって現地アメリカの一部からは人種問題について「ホワイトスプレイニング」(白人が偉そうに説教すること)する映画だとの批判が上がっているそうですが観た限り別に白人が偉そうに説教し… 続きを読む
試写会にて一足早く観ました。
今回アカデミー賞の作品賞を受賞にあたって現地アメリカの一部からは人種問題について「ホワイトスプレイニング」(白人が偉そうに説教すること)する映画だとの批判が上がっているそうですが観た限り別に白人が偉そうに説教してるなんぞシーンは一切ありませんでしたよ。
むしろ何も知らず食わず嫌い的な感覚で黒人を嫌っていたイタリア系の白人トニー(ウィゴ)が旅を一緒にするにつれて黒人に対する偏見や冷遇を目の当たりにしたり、そんな待遇を受けても暴力や怒りでは差別はなくならないと悟っている黒人シャーリー(アリ)の考えに彼自身が教えられる事が多く物の見方が変わって大きく成長したって話ですけど。。。
なんかどう転んでも差別と言われてしまう事自体が差別と感じてしまう。
私は是非色んな方に観て欲しい良い映画だと感じました!
余談ですが同じく今年度アカデミー賞の作品賞にノミネートされていたスパイクリー監督は以前1990年に『ドゥ・ザ・ライト・シング』を発表した年のアカデミー賞では『ドライビング Miss デイジー(Driving Miss Daisy)』が作品賞を受賞し、ショックを受けた過去がある。
それから約30年後となる今年、リー監督は『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』で作品賞にノミネートされていたが、再び人種問題がテーマかつ車内シーンが多い映画に賞を奪われた形となり、憤慨した様子をみせた。
リー監督は競争の激しい脚色部門で受賞したものの、舞台裏では「運が悪いな。誰かが誰かを車に乗せると、私は必ず負ける」と冗談交じりに語り、作品賞について不満を隠さなかった。
このジョークには笑ったが私は奇しくもドライビング Miss デイジーが大好きだ。
だから私はきっと誰かが誰かを車に乗せる映画が好きみたい。笑笑
き きゃも も一度観たい嘘のような本当のお話
starstarstarstarstar - 7年前
息子が手掛けた父と友人のリアルストーリーは、際どい試練の連続ながら、まったく違う世界に生きる2人が、弱さを受け入れ補い合いながらのロードムービー。
無骨で素直な感性&孤高の勇気で辿り着くホンモノの笑顔の物語でした☺
こんな規格外の優しさ… 続きを読む
息子が手掛けた父と友人のリアルストーリーは、際どい試練の連続ながら、まったく違う世界に生きる2人が、弱さを受け入れ補い合いながらのロードムービー。
無骨で素直な感性&孤高の勇気で辿り着くホンモノの笑顔の物語でした☺
こんな規格外の優しさ、誰かを抱きしめたいって思わずにはいられなかったくらい💕
ヴィゴ・モーテンセンえっ!の役作りは、はちきれんばかりのお腹にぶっとい腕、なぜなのか一目瞭然のイタリア人仕様☆
長年身についた危ない世界のデタラメ世渡り術と、家族をなにより大事にする愛情深さで、品格ある孤高の天才黒人ピアニストとの波乱の旅を、生涯最高の宝物にするなんて❤️
エンドロールには貴重な映像が流れ、試写室は拍手でつつまれました🍀
観た直後なのに、もう一度観たいって思えたくらい❕
T TAKE 豪快そして繊細
starstarstarstarstar - 7年前
車内でのフライドチキンのシーンが好きです。
観終わった後の爽快感がたまらない。