K KUBO 文章で描写した音楽を映像化すると
starstarstarstarstar - 6年前
『蜜蜂と遠雷』。恩田陸による直木賞・本屋大賞ダブル受賞のベストセラー小説の映画化だが、最近マイブームの原作を半分読んでからの鑑賞です。
原作で言えば、一次予選までばっさりカット。映画は二次予選から始まる。
だから原作では結構ページを割い… 続きを読む
『蜜蜂と遠雷』。恩田陸による直木賞・本屋大賞ダブル受賞のベストセラー小説の映画化だが、最近マイブームの原作を半分読んでからの鑑賞です。
原作で言えば、一次予選までばっさりカット。映画は二次予選から始まる。
だから原作では結構ページを割いて書いていた4人それぞれの個性やバックボーンを補完して見られるのはいいんだが、半分とはいえ原作を読んでしまった呪縛は映画を素直に鑑賞することを妨げる。
恩田陸の原作は「文章から音楽が聴こえてくるような」と形容されていたが、例えば…
「彼の演奏を聴くと、善かれ悪しかれ、感情的にならずにはいられない。彼の音は、意識下にある、普段は押し殺している感情の、どこか生々しい部分に触れてくるのだ。しばらく忘れていた、心の奥の柔らかい部分」
上記はホフマン先生の紹介状を持って現れた16歳の天才ピアニスト風間塵の演奏を描写した一節だが、実際に音が流れる映画では、ここまでの音とは感じられない。ただ天真爛漫な少年が超絶技巧で弾いている以上のことは伝わらない。この風間塵の超越した存在感がボケると、作品全体もボヤけてしまう。
また、小説ではモノローグが多用され、コンテストに臨む繊細な心の揺れを細かく描写する。それが小説の肝でもあるのだが、映画では「心の声」は台詞にはならず、ある程度は伝わるとしても、輪郭が曖昧になってしまっている。
試写を見た恩田陸は「安心した」と言ったそうだ。卓越した文章の原作が映画観賞の妨げになる。難しいな〜。
でも、この映画がダメだって言ってるわけじゃない。松岡茉優の演技の巧さには改めて感動したし、『レディプレイヤー1』以来の森崎ウィンも繊細な演技でよかったし、いっしょに見ていた家内も「おもしろかった」と言っていたので、映画としておもしろかったのは間違いない。
要するに、この映画は本読んでから見ない方がいいように思う。それだけ恩田陸の文章が偉大なんだろう。
私はこの後、恩田陸の『蜜蜂と遠雷』を最後まで読むことにします。
ど どんどん 原作の良さが半分程しか…
starstarstarstarstar - 6年前
二本の大河が絡まって大海に流れ着くって内容の原作だと思ってたのだが…
予選ー2次予選ー3次予選ー本選って進むにつれて亜夜の閉ざされた世界が塵やマーくんの世界感と絡まって音楽の世界に戻って行くさまが全然描かれていません。
ってか殻に閉じ籠った… 続きを読む
二本の大河が絡まって大海に流れ着くって内容の原作だと思ってたのだが…
予選ー2次予選ー3次予選ー本選って進むにつれて亜夜の閉ざされた世界が塵やマーくんの世界感と絡まって音楽の世界に戻って行くさまが全然描かれていません。
ってか殻に閉じ籠った?事すらたいして描かれていない。
閉ざされた亜夜を支えていた奏は形すらありません。
松坂桃李を持ってきた故に彼の実演シーンを増やさなければならず塵やマーくんのシーンはかなり少ない。
と言うか原作の大事なシーンはほとんどカット。
映像化が不可能なんじゃなくて2時間の尺では無理だと言うこと。
少なくとも前後半の作品にして欲しかった。
煮え切らない。
ピ ピンクのマキバオー 正直ガッカリ
starstarstarstarstar - 6年前
原作には遠く及ばない。そもそも原作と比べるのがおかしいと言われればそれまでだが、原作を読み、コンピアルバムを聞き、なんとかしてこの天才たちの世界を覗きたいと思い、一縷の望みを託して映画館に足を運んだが、これは本当に蜜蜂と遠雷なのかと疑ってしまうほどだった。重要な設定を省き、いらない設定を加える、まるで料理音痴が作ったもののようだ。
h hoyokin
原作と映画は異なる魅力
starstarstarstarstar - 6年前
原作の小説とこの映画はかなり別物です。
映画にしかないシーンや設定があり、逆に小説にしかないシーンや設定もあり、ストーリーの大枠は同じでも細部の違いは多くて大胆です。また、たくさんの文字でしか表現できないことと映像でしか表現できないこともそ… 続きを読む
原作の小説とこの映画はかなり別物です。
映画にしかないシーンや設定があり、逆に小説にしかないシーンや設定もあり、ストーリーの大枠は同じでも細部の違いは多くて大胆です。また、たくさんの文字でしか表現できないことと映像でしか表現できないこともそもそも異なります。ただ、ストーリーの要所要所は長大な原作を踏まえているので原作を知っていれば物語展開を急いでる印象を受けるかもしれません。
その上で、何回も原作を読んだ自分も、この映画はかなり楽しめました。こんな映像表現をするのかと良い意味で驚かされたシーンがいくつもあります。例えば、栄伝亜夜に影を落とす自身や家族の過去は小説よりも映画の方が鮮やかに描かれ強く印象に残りました。あるいは高島明石の「生活者の音楽」という側面も映画では彼の家族との生活を具体的に見せたことでよりリアリティが出たと思います。人気役者の松坂桃李が演じた恩恵なのか松岡茉優が演じる主人公と共に原作よりも存在感が大きい印象です。
個人的に残念だったのは、風間塵のプレゼンスが小説と比べて相対的に弱かった影響で、好きだったオケとの協奏曲の練習シーンがなかったことです。
y yukiusagi 音の凄さに感動です
starstarstarstarstar - 6年前
いつものように原作は読んでおらず…
今回…新人の鈴鹿央士くんの演技が とても自然で
観ていてコチラも笑顔になれました😊
今後の彼の演技が気になります。
コンクールの話は、いつしかオーケストラのコンサートのような音の壮大さに感動していました。
109シネマズ川崎
i idkik
ほんとに、
starstarstarstarstar - 7年前
ほんとに早く観たい!
玉 玉川上水の亀 ギフトと災厄
starstarstarstarstar - 6年前
直木賞と本屋大賞W受賞の恩田陸さんの原作小説を松岡茉優さん主演で石川慶監督が映画化した本作を久し振りにスクリーンで鑑賞したが、改めてピアノの音色をはじめとした音響と映像詩のようなシーンで綴られるストーリーが心に響いてくる。
本作はピアノコン… 続きを読む
直木賞と本屋大賞W受賞の恩田陸さんの原作小説を松岡茉優さん主演で石川慶監督が映画化した本作を久し振りにスクリーンで鑑賞したが、改めてピアノの音色をはじめとした音響と映像詩のようなシーンで綴られるストーリーが心に響いてくる。
本作はピアノコンテストを舞台にし、それに挑む若者達を群像劇タッチで描いていくのだが、キーパーソンとなるキャラクターが登場する。
彼は、亡くなった世界的に有名なピアニストから「ギフト」として送り込まれ、その天才肌、物怖じしない自由奔放さで周囲にカンフル剤として変化を与えていく。
ヒロインの亜夜はビアノの天才少女として持て囃された時期もあったが、ある出来事を切っ掛けに表舞台を去り、トラウマに悩まされたりして沈黙を続けていたが、ピアニストとしての去就を懸けてコンテストに挑む。
亜夜の幼馴染みで同じコンテストに挑むマサルは、将来を嘱望されているが故に、それがプレッシャーになっている。
私は幼少期から中学時代にかけて電子ピアノを学び、時に発表会や演奏会を大きなホールで演奏したことがあるので、コンクールではないが、この2人を含めたコンテスタント達が抱く葛藤や悩み、焦燥感は痛い程分かり、観ていて胸が締め付けられる。
今は亡き“ピアノの神様”から遣わされた彼は、他のコンテスタントにとって「ギフト」となるか、「災厄」となるのか?
この感性を刺激する作品を観ていると、久し振りにピアノを弾きたくなったり、ピアノコンサートに行きたくなります。
び びーち 音楽映画の秀作誕生
starstarstarstarstar - 6年前
誰もが映像化したくなる原作ではあるが、一転それを試みたとき、これほどハードルの高い作品はないのではないか。だが、スタッフ・キャストは見事にそれをクリアしている。取材クルーの存在を上手に活用したドキュメンタルな語り口は原作のイメージを上手く活… 続きを読む
誰もが映像化したくなる原作ではあるが、一転それを試みたとき、これほどハードルの高い作品はないのではないか。だが、スタッフ・キャストは見事にそれをクリアしている。取材クルーの存在を上手に活用したドキュメンタルな語り口は原作のイメージを上手く活かしている。一方、原作にはないアクの強いキャラクターを終盤登場させスパイスを効かせている。この辺は監督・脚本・編集の石川慶の手腕だろう。キャストも適材適所で皆健闘していて、特に主演の松岡茉優には凄味すら感じた。
ヨ ヨウコ
音の世界に引き込まれました
starstarstarstarstar - 6年前
原作は読んでないので、読んだ方は辛口のようですが、私的には良かったです。音とコンクール会場の緊張感に引き込まれました。もう少し一人一人の人物描写があるとそれぞれに共感できたのかもしれませんが、不思議な世界観に包まれもっと演奏を聞いていたくなりました。
つ つぼみ
息をのむ瞬間
starstarstarstarstar - 6年前
素晴らしい演奏会を観客としてみている気持ちになり、演奏が終わった瞬間には、思わず拍手してしまいそうになりました。演奏者の気迫と想いの背景に、息をのんで魅入ってしまいました。4人の俳優さん、皆さま素晴らしかったです。
特に、苦しさを乗り越えていく天才の松岡茉優さんと、パパとして生活者としての松坂さんがグッときました。お二人とも元々好きでしたが、さらに好きになりました。
う うちゃ
それなりに。
starstarstarstarstar - 6年前
音楽に関わる映画は総じて音楽に感動できてしまうので、低い点数はつけにくい。音楽聴いてるだけでそれなりに満足するし。かつこの話は映像と音響が大事なので、映画館で見る意味がある。
配役は素晴らしかったが、とくに普通の人を演じる松坂桃李がツボりました。
g gaku-chan がっかりでした
starstarstarstarstar - 6年前
原作を読んでから鑑賞しました。
原作を読んでいる最中は、ピアノが聴きたくて聴きたくて仕方なくなるくらいで、楽しみにしていたのに、前半はほぼカット。設定も変わり、登場人物の性格も違うように思いました。
特に、松岡茉優は、ミスキャストだったと思います。ピアノの天才少女の品格が感じられません。
原作とは別の作品と思って見るしかないと思います。
N Nao Mizuno 私は好きです
starstarstarstarstar - 6年前
個人的に音楽物はのだめのイメージが強いのですが、この映画は全然違うテイストで、本当に音楽で勝負していました。
映画館だとほんとに音が良くて、本当にコンクールを見ているようでした。
心が締め付けられるような感じで、感動しました。
私は吹奏楽をやっていたので、尚更感情移入しやすかったです。
そ そらまめ ピアノ好きにお薦め
starstarstarstarstar - 6年前
良かった。ピアノの演奏シーンが、嘘っぽくなくて良い感じ。
そ そるてい ピアノかっけ
starstarstarstarstar - 6年前
沼った、、
松岡茉優はもちろん前からだけど鈴鹿央士に沼った気がする
ピアノもピアニストもやっぱりかっこいいと思ったし
普段から手元ばっかり気になっちゃう人だからなんともよかった
内容とか人柄とかもっと深掘りして欲しかった気はする
でも演奏… 続きを読む
沼った、、
松岡茉優はもちろん前からだけど鈴鹿央士に沼った気がする
ピアノもピアニストもやっぱりかっこいいと思ったし
普段から手元ばっかり気になっちゃう人だからなんともよかった
内容とか人柄とかもっと深掘りして欲しかった気はする
でも演奏シーンの迫力はすごいし気づいたら力入ってるし観終わったらちょっと疲れてた
片桐はいりはさぞかし重要な役どころの隠しキャラなんだろうと思って観てたらそんなことはなかったっぽい
音楽とか音色とか、もはや音で感情って伝わるんだなあ
大地が鳴ってエンドロール終わるの最高