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岬の兄妹 ポスター

岬の兄妹

3.9 89分 2019/03/01 公開
ドラマクライムR15+日本
チケット予約

あらすじ

本作は、障碍をもつ兄妹が犯罪に手を染めたことから人生が動きだす、地方都市の暗部に切り込み家族の本質を問う衝撃作。韓国のポン・ジュノ監督の元で研鑚を積み、これまで『TOKYO!』(08)、『母なる証明』(09)、『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)などに助監督として携わってきた片山慎三監督よる長編初監督作品。監督以外にも脚本、編集も自身が手がける。港町に暮らす兄弟。兄・良夫(松浦祐也)は、知的障害の妹・真理子(和田光沙)と二人暮らしをしている。仕事を解雇された良夫は、ある日自閉症の妹が町の男に体を許し金銭を受け取っていたことを知る。罪の意識を持ちつつも互いの生活のため妹へ売春の斡旋をし始める。しかし、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみを知り、戸惑いを覚え始める。そんな時、妹の心と体にも変化が起き始めていた……。

場面写真

予告動画

岬の兄妹の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
片山慎三
キャスト
松浦祐也/和田光沙/中村祐太郎/岩谷健司/時任亜弓/ナガセケイ/松澤匠/芹澤興人/杉本安生/松本優夏/荒木次元/平田敬士/平岩輝海/日向峻彬/馬渕将太/保中良介/中園大雅/奥村アキラ/日方想/萱裕輔/中園さくら/春園幸宏/佐土原正紀/土田成明/谷口正浩/山本雅弘/ジャック/刈谷育子/内山知子/万徳寺あんり/市川宗二郎/橘秀樹/田口美貴/風祭ゆき(特別出演) ほか
配給
プレシディオ
公式サイト
https://misaki-kyoudai.jp/

クチコミ

たんくん

二人ぼっち

- 1年前
話題になってたけど、未見でした。ラストは意見の分かれる終わり方でしょうが、岩の上のマリコの心情は複雑なモノだと演じられます。 現代の日本で底辺に追い込まれた、兄妹への着眼は注目ですが、それほどの作品とも思われないのは、この兄妹は明確に障害… 続きを読む

話題になってたけど、未見でした。ラストは意見の分かれる終わり方でしょうが、岩の上のマリコの心情は複雑なモノだと演じられます。 現代の日本で底辺に追い込まれた、兄妹への着眼は注目ですが、それほどの作品とも思われないのは、この兄妹は明確に障害者ですので、2人とも障害年金ちゃんと貰えるハズですし、警察官の友人がそこに気付かない理由が考えにくいからですね。 多分そこに「リアリティが足りない」と思われます。

まみすけ

観て良かった作品

- 7年前

色々な映画サイトで胸糞悪いとのレビューを見て気になってしまった作品。 日本では障害者=弱い存在?守るべき存在?可哀想? この作品を観て考えさせられました。 自分だったらどうだろう?偽善者になるのか? 絶対に一度は観た方が良い素敵な作品でした!!! 胸糞悪いなんてことは、ありませんでした!

ちゃあ ネタバレ

好き嫌いが分かれるとおもいます、、、

- 7年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

明るい映画ではないし、女性の裸のシーンも多めなので、誰と観に行くのが良いのかな、とふと思いました。 役者さん方の体当たりなお芝居、1年間かけて撮影したというこだわり、題材、これまでに沢山の映画を観てきた玄人さん好みの映画だとおもいます。 終わり方、あと2人がどうなっていったのか、続きが観たいです。

わさび

えぐられる

- 7年前

賛否両論、好き嫌いも真っ二つになりそうな作品ですが、映画ならではの勢いと熱が、久しぶりに楽しい時間になりました。 個人的には爪痕を残させる作品、問題提議する作品に惹かれるので、そんな意味でも久しぶりにえぐられる想いで見ました。 遠くない未来のリアルな姿なんだと思う。

玉川上水の亀

衝撃的な生と性の物語

- 7年前
来年に迫った東京オリンピック開催で浮き足立つ日本で、この片足に障害を持つ兄と自閉症の妹の“サバイバル”を描く本作は、忖度とか根回し、偽善や欺瞞に満ちた社会に衝撃的な「生と性の物語」で楔を打ち込んでいるように見える。 一見、失業率が低下し、好… 続きを読む

来年に迫った東京オリンピック開催で浮き足立つ日本で、この片足に障害を持つ兄と自閉症の妹の“サバイバル”を描く本作は、忖度とか根回し、偽善や欺瞞に満ちた社会に衝撃的な「生と性の物語」で楔を打ち込んでいるように見える。 一見、失業率が低下し、好景気のように見える“表の顔”とは裏腹に、本作に登場する良夫と真理子の兄妹みたいに社会の隅に追いやられ、日々の生活も事欠く人々は、見てみぬ振りをされているだけで必ずいる。 そういった人々は倫理に外れた罪を犯さなければ生きていけない。 この罪深い兄妹を松浦祐也さんと和田光沙さんが全身全霊で演じていて圧倒される。 彼らは、ともすればジメジメと暗くなりそうな「どん底」物語に、何とも言えないユーモアや脱力感を与えて作品を救っている。 そして罪を重ねていく内に、今まで“殻”に閉じ籠っていた妹に変化が訪れる。 人並みに生きる、人間らしい生活をするという憲法に保障されていることさえ儘ならないこの世の中。 ラストで露になった人間の“業”のようなものが心を何時までもざわつかせる。

NUMAYA

笑えた瞬間から別の映画に見えてくる

- 7年前
タブーに切り込んで人間の本質をあぶり出す衝撃作!そんな韓国映画に驚かされる度に 「70年代ならともかく、今の日本の映画界ではまず作れないなぁ。。」と感じていましたが ついに肝の座った監督登場!かなり深々と斬り込んでくださいました。 クラウド… 続きを読む

タブーに切り込んで人間の本質をあぶり出す衝撃作!そんな韓国映画に驚かされる度に 「70年代ならともかく、今の日本の映画界ではまず作れないなぁ。。」と感じていましたが ついに肝の座った監督登場!かなり深々と斬り込んでくださいました。 クラウドファンディングさえ利用せず全て自費とは驚きましたが、誤解を恐れず逃げが無い作品を撮り切ったストイックさにも痺れました。 張り切って鑑賞させていただきましたが、やはり、文化の違う隣の国のお話と、実際に日本が舞台で日本語で語られる物語とは全く違っていて、思っていた以上に生々しかったです。(^◇^;) でも、胸をえぐられるようなシーンや、思わず目を背けたくなるシーンのなかに、笑えるシーンも沢山あって… 正直、最初は笑って良いのか戸惑いました。 このシチュエーションで笑ってしまうのは不謹慎なのでは?? そんな思いが心のどこかでブレーキをかけていたのだと思います。 でも、思わず吹き出して、声に出して笑ってしまった瞬間を境に、それまでとは全く違った映画に見えてきました。 ネタバレしない程度で例えると… 「必死なお兄ちゃんを尻目に、マイペースな妹との噛み合わない会話」で笑えなかったのは、どこかで私が二人を社会的弱者だと思っていたから。 お年を召した方に妹が「シワシワ」と言うシーンで笑えなかったのは、そんな事を言っては相手に失礼だと思っていたから。 でも、わざわざ口に出す事はなくても、そもそもシワがあるのは悪い事なの? 健康であることは大切だけれど、必要以上なアンチエイジングで、シミシワを無くそうとする風潮で、自分の中に変な価値観が植え付けられている事に気づかされました。 そんなペラペラな固定概念への問いかけは各エピソードに散りばめられていて、その一つ一つが無理矢理剥がさていく事で、初めて固定概念とは別の世界に生きている妹の喜びや悲しみに気づくことが出来る。 “社会的弱者=気の毒な人、可愛そうな人、助けてあげなくてはいけない人”ではなく一人の人間として身近に感じる事ができたタイミングで、笑えた気がします。 本作は、決して福祉や支援の届かない社会を憂う映画ではない。 むしろ社会やマスコミが植え付けた上辺だけの固定概念を捨て去ったところで、「人間が生きるということはどういう事なのか?」をとことん描いている作品だと思います。 それはシンプルな欲求。“食欲、性欲、睡眠欲”だったり、一緒にいる心地良さだったり。 かなりの荒療治ですが、心のリハビリになりました。 もちろん映画としても素晴らしく 今は亡き安西水丸さんが「2、3秒でも良いシーンがあればいい。」とおっしゃっていましたが、 ピンクのチラシ 窓ガラス越しの会話 女医の一言 そして何と言ってもラストの表情 私の中では、一生忘れられないシーンとなることでしょう。

disneylove

試練

- 3年前
共に障害を持ち、仕事がない、食べていくお金がない。そんな時に見つけた、お金を手にする方法だった。兄は本当は辛かったのだということも表現されている。しかし確実にお金が手に入る。危険も伴う。必然とも言えるが、それがもとで結局お金が必要な事態にな… 続きを読む

共に障害を持ち、仕事がない、食べていくお金がない。そんな時に見つけた、お金を手にする方法だった。兄は本当は辛かったのだということも表現されている。しかし確実にお金が手に入る。危険も伴う。必然とも言えるが、それがもとで結局お金が必要な事態になる。こうするしかなかったのか? 魂を鍛えるために自ら障害を持つことを選んで生まれるという。どうすることもできないかに見える状況から正しい道を模索する、大変な試練である。

Marco Me Mi-So ネタバレ

貧しさを描いた豊かな作品

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

足が不自由な兄・良夫(松浦祐也)と自閉症の妹・真理子(和田光沙)は、困窮の果てに兄が妹の売春を斡旋するという最悪の行動にたどり着く。 監督は、ポン・ジュノの『母なる証明』で助監督を務めていた片山慎三。本作が長編映画デビューとなる。題材が題材であるだけに、完全自主制作となっているが、この作品を世に送り出してくれた片山監督に敬意を表する。 トラック運転手から声をかけ始める発想、ふとした時に蘇る幼少期のフラッシュバックなど、完成までに2年という長期間を要したことを納得させる圧倒的なリアリティにただただ悶絶。 生活保護など福祉に頼らないのがリアルじゃないという批判もあろうが、過去に頼れなくなるようなことがあったのだろうと想像したし、監督も想定していなかったわけではなくその方向に描かなかっただけだと言う。 中学生から襲われた際の対処は笑ってしまいそうだったが、同時に「やるやん」と呟いている自分がいた。 最初はセリフ回しが上手くないように聴こえて、この人大丈夫だろうか、と思った松浦祐也演じる良夫だったが、愛憎入り混じりながらも妹を想う兄の姿や人間くささ、俳優のキャラクターにいつしか取り憑かれ、心の底から彼を応援したのだった。 片足の障害と真理子をつなぐ鎖、妊娠と肇ちゃん(北山雅康)の子ども、小人症と自閉症など、全編にわたって周到な対比構造と伏線が張り巡らされている。 また、良夫の顔からの街並みを走るような動き、海岸の地面に沿って舐めるようなカメラワークなど、独特な撮り方も印象的だった。 最後の電話は新しい顧客からか、それとも中村(中村祐太郎)が一緒に住むことを決心したのか…後者をすぐに想起した自分をつくづく楽天家だと思う。 それほど目を背けたくなるような絶望に溢れた内容だったからだ。

ネタバレ

社会的弱者の映画

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

・まりこは知的しょうがいしゃかな。あにの良夫の考えなさの行動にいらっとしたけどそれが良夫なんだから仕方ないか。 ・良夫はあしを怪我してて失職してて真理子は、知的。となるとなんらかの社会的な援助はうけられなかったのかな。 ・まりこは家の中で鎖につながれて家の壁をダンボールで暗くされてたけど、売春することで必要とされる自分を感じられたのかな。小人症の男性とも違う出会い方してたらよかったのかな。 ・うんこのしーん驚いた。

ぴえ

兄貴の反撃がすごい

- 6年前

中学生への兄貴の反撃が見ものです。 みなさん芝居が良すぎて辛かったです。 美しくてヘタクソな人が不幸を演じてると、気楽に見れるんですけどね。 気楽に見れはしない映画でした。

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