K KUBO パルムドール監督が撮った西部劇らしからぬ西部劇
starstarstarstarstar - 7年前
最初に言っておくと邦題が悪い。原題は「THE SISTERS BROTHERS」。? 姉妹の兄弟? いやいや「SISTERS」という苗字のBROTHERSのお話なのだ。紛らわしい。だから宣伝で「決して手を組むべきではなかった4人の〜」とある… 続きを読む
最初に言っておくと邦題が悪い。原題は「THE SISTERS BROTHERS」。? 姉妹の兄弟? いやいや「SISTERS」という苗字のBROTHERSのお話なのだ。紛らわしい。だから宣伝で「決して手を組むべきではなかった4人の〜」とあるが、あくまで主人公は「SISTERS BROTHERS」、ジョン・C・ライリーとホアキン・フェニックスなのだ。そこら辺を承知しておかないと、意外な展開に余計振り回される。
原作小説からの映画化なのでストーリーに文句を言ってもお門違いだろうが、こんなに「決闘もしない」「復讐もしない」「大きな目標もない」西部劇って見たことない。宣伝コピーには「一攫千金ウェスタン・サスペンス」とあるが、どこもかすってない! まあ強いて言えばウェスタンであることは認めるけど。
確かに殺し屋ブラザーズが出てきてゴールドラッシュに沸く西部で、バイオレンスも一攫千金も期待されるストーリーなんだけど、その全てが予想外というより期待している方向に行かず、全てのカタルシスは封印される。
じゃあ、何を描いているのか、と言えば、西部劇にあるまじき一人一人の個の人間なのかな? 西部劇っていうジャンルでエンタメとは無縁の不条理な人間ドラマを描いているのだ。
で、そんな西部劇で人間ドラマ撮っちゃうやつ(監督)は誰かと思ったら、「ディーパンの闘い」でカンヌのパルムドール取っちゃったジャック・オーディアールだった! そりゃ、フランス人が撮ったら西部劇もこうなるかって感じだ。タランティーノだったら絶対こんな風には撮らないしね。
そういう風に見れば、絵面的には一番脇役にしか見えないジョン・C・ライリーの奥深い演技がこの映画の肝であることがわかる。2時間の間にものすごい紆余曲折ある物語の中で、すごいいぶし銀の演技を見せてくれる。本作ではイケメンよりおデブのジョン・C・ライリーです!
フランス人監督が撮った西部劇らしからぬ西部劇。宣伝文句はあまり信じないように。宣伝文句に釣られていくと不満しか残りません。それよりパルムドールを撮ったフランス人監督が撮ると西部劇もこうなる、的な興味で見てもらった方が楽しめると思いますよ。
き きゃも ナイス邦題❗
starstarstarstarstar - 7年前
無骨な殺し屋のおぢさん兄弟なのに、子供っぽさをちょいちょい出してしまうシスターズブラザーズ☆
夢見る化学者と心酔する連絡係☆
4人が組む事は自然のなりゆき、でもゴールドの輝きは。。。
なぜかしみじみとしてしまう不思議な作品でした😃
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無骨な殺し屋のおぢさん兄弟なのに、子供っぽさをちょいちょい出してしまうシスターズブラザーズ☆
夢見る化学者と心酔する連絡係☆
4人が組む事は自然のなりゆき、でもゴールドの輝きは。。。
なぜかしみじみとしてしまう不思議な作品でした😃
ジョン・C・ライリーお兄ちゃんの歯磨き&小芝居&毒クモ&「髪切ってくれないか」etc.思い返す度、可愛らし~です☺
4人が抱えるトラウマからの奇妙な関係、あらぬ方向に行ってしまう西部劇ですが、プライスレスな教訓込みで、意外過ぎるラストがじわじわ面白過ぎ❗
m marudori
邦題が?
starstarstarstarstar - 6年前
原題はSisters Brothersで、まさに無法を生きながらも心優しい兄弟の話。ゴルドラッシュは背景としてあり、そのことを描きたかったわけではないことは明らか。配給会社の余計な作業は映画の価値を下げてしまう。
n ntsykmmr この不思議な時間を永遠に
starstarstarstarstar - 6年前
誰しも子供の頃とかに経験したことがあるだろう不思議な時間、例えば、全く知らない子と一日中楽しく遊んだとか、そういった、その時限りと知りつつも高揚感ある楽しい時間を過ごした男たちの話。西部劇かと言われると、時代設定がたまたまそうだったという感じ。
M Marco Me Mi-So 異色の西部劇
starstarstarstarstar - 6年前
舞台はゴールドラッシュに沸く1851年のアメリカ。
「提督」に命じられ、仲間のモリスによる報告を頼りに、ウォーム討伐のためオレゴン準州から南下する凄腕ガンマンのシスターズ兄弟。彼らは罵り合いながらも強い絆で結ばれている。
ウォーム側に寝返っ… 続きを読む
舞台はゴールドラッシュに沸く1851年のアメリカ。
「提督」に命じられ、仲間のモリスによる報告を頼りに、ウォーム討伐のためオレゴン準州から南下する凄腕ガンマンのシスターズ兄弟。彼らは罵り合いながらも強い絆で結ばれている。
ウォーム側に寝返ったモリスらと対峙したシスターズ兄弟だが、共闘の後に4人で行動することになる。川の中から金を探し出す「化学式」を知るウォームの薬を使い、ついに採金に乗り出す4人だったがーーー。
『真夜中のピアニスト』のフランス人監督ジャック・オーディアールがメガホンを取った。
堅物だが、馬を愛しお茶目な一面もあるシスターズ兄弟の兄イーライを演じたのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも出演したジョンC・ライリー。
大酒飲みで暴れん坊の弟チャーリーは、主演作『ジョーカー』が話題のホアキン・フェニックス、寝返ったけどいい奴のモリスは『ナイト・クローラー』のジェイク・ギレンホールが演じた。この二人が出ている時点で観ない手はない。
実力派俳優の共演により、普通なら長いと感じる間さえも味わい深く感じた。
どこで終わっても映画的にはオーケーだった今作だが、そこは兄弟の物語がテーマなだけあって、ここまで描くかというところまで映される。
米仏羅西合作ということもあり、一筋縄ではない西部劇を随所に見ることができる大変興味深い映画だ。