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命みじかし、恋せよ乙女

2.8 117分 2019/08/15 公開
人間ドラマ
チケット予約

あらすじ

酒に溺れて仕事を失い、妻子に見放され、ミュンヘンでひとり暮らしを送るカール。ある日、父の知り合いだったという日本人女性ユウの訪問を受けた彼は、嫌々ながら父の生前の痕跡を墓や生家を案内。やがてユウに心惹かれるようになり、彼らは一緒に日本へ飛ぶ。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
ドーリス・デリエ
キャスト
ゴロ・オイラー/入月絢/フェリックス・アイトナー/フロリアーネ・ダニエル/ビルギット・ミニヒマイアー/ソフィー・ロガール/ハンネローレ・エルスナー/エルマー・ウェッパー/樹木希林
配給
ギャガ
公式サイト
https://gaga.ne.jp/ino-koi/

クチコミ

KUBO

黒沢清の影響が色濃く感じられる作品

- 7年前
大林宣彦や黒沢清が撮ってもおかしくない題材だな。 アル中で離婚調停中(?)で娘にも合わせてもらえないドイツ人青年カール。家族とも疎遠で孤独なカールの前に突然現れた謎の日本人女性ユウ。奔放なユウに巻き込まれるようにカールの生活が変わっていく… 続きを読む

大林宣彦や黒沢清が撮ってもおかしくない題材だな。 アル中で離婚調停中(?)で娘にも合わせてもらえないドイツ人青年カール。家族とも疎遠で孤独なカールの前に突然現れた謎の日本人女性ユウ。奔放なユウに巻き込まれるようにカールの生活が変わっていくのだが… 邦題は劇中で何度も歌われる『命みじかし、恋せよ乙女』だが、英語タイトル『Cherry Blossoms and Demons』からならストレートに本作のテーマが伝わる。私は大好きなタイプのジャンルだからよかったけど、樹木希林と邦題だけで見に来た人は面喰らうかも。 この手の作品の場合、キーになる謎の女性が魅力的か否か、でおおかた決まってしまうのだが、そういう意味では申し訳ないがユウ役の入月絢さん、不可思議な雰囲気はあるがもうひとつ魅力に欠ける。蒼井優とかだったらだいぶ違ったかも。 死者と生者、あの世とこの世の境界線が曖昧になった世界は、日本文化の影響によるものだろう。日本のお盆なんかの影響も見られるし、この監督ドリス・デリエさん、日本のことをよく勉強してるなぁ。それに黒沢清、好きなんだろうな〜。 たぶん樹木希林が出ていなければ見なかったろうし、実際作品自体はそれほどの出来じゃない。ただ、これが最後となった樹木希林さんの演技は映画ファンとしては必見だし、このドリス・デリエという監督さんもフォローすべき。 終盤、樹木希林が登場する舞台となる茅ヶ崎館は小津安二郎が滞在した部屋だそうだ。 *日本では一般公開されていないのだが、ドリス・デリエ監督が3.11後の福島を舞台にした桃井かおりさんも出演している『フクシマ・モナムール』、素晴らしい作品なので、機会があればぜひご覧ください。

Deko

ユウに魅力を感じない

- 7年前

西洋人には魅力的に見えるのかな。 あんな不気味な女が訪ねて来て、受け入れるカールの気が知れない。 ユウの着物、お母さんの着物、まるで浅草辺りで売っている外国人向けの安っぽいもので、外国人のエキゾチズムを感じて居心地悪い。 樹木希林の数分の場面だけが自然で美しくて、浮いていた。

だるまん

ドイツから見た日本?ちょっと難しい

- 7年前
樹木希林目当てで鑑賞。 ちなみに樹木希林は最後の20分くらいしか出ません。でももちろん重要な役。 アルコール依存症 家族の関係 心の病と幻覚 性同一性障害 など、テーマは重い。 前半は難しい。特に幻覚が出てくると、現実なのか、過去の思い出な… 続きを読む

樹木希林目当てで鑑賞。 ちなみに樹木希林は最後の20分くらいしか出ません。でももちろん重要な役。 アルコール依存症 家族の関係 心の病と幻覚 性同一性障害 など、テーマは重い。 前半は難しい。特に幻覚が出てくると、現実なのか、過去の思い出なのか、幻覚なのか分からないので混乱する。 後半はそれらモヤがが少しずつ晴れる感じで最後は良かった。 あとは映像も綺麗で、精神世界との対比がよかった。 ドイツ人から見た日本のオリエンタルでミステリアスな部分が色々と散りばめられているので、日本好きの西洋人には良いかも。 黒髪の女性や東京の街やお祭りなど。 日本人はいろいろと気になってしまう。 あと、「ゆう」がもっと少女だったら、妖艶さと切なさがプラスされたかな。西洋人から見ると少女なのかもしれないけど、日本人から見ると少女とも乙女にも見えない。 ただ、主人公の痛みみたいなものも理解出来たし、「ゆう」のキャラクターや正体に惹き付けられる部分もあった。 なんとも独特な雰囲気の映画で評価が難しい。 最後に、最近マニアックで他ではなかなか観られない映画を上映してくれるUSシネマ千葉ニュータウンに感謝。

斎藤リボン

不思議な映画

- 6年前

不思議な雰囲気の作品

しゅな

不思議な世界観

- 6年前
樹木希林の遺作にして世界デビュー作。 日本人女性で彼女を嫌いな人は居ないと思う。 言動や生き方に共感してしまう。 出演作品はどれも、彼女以外ではあり得ないキャスティングで 小さな役でさえ強烈な存在感。 この作品もご多聞に漏れる事なく、まだか… 続きを読む

樹木希林の遺作にして世界デビュー作。 日本人女性で彼女を嫌いな人は居ないと思う。 言動や生き方に共感してしまう。 出演作品はどれも、彼女以外ではあり得ないキャスティングで 小さな役でさえ強烈な存在感。 この作品もご多聞に漏れる事なく、まだかまだかと 登場シーンが待ち遠しい。 前半ははっきり言ってまどろっこしい。 主人公のカールが抱えている問題が見えにくく ただのアル中のダメ夫にしか見えず 突然現れた日本女性が謎すぎて、難解。 森に夜が訪れる藍色の空。 木々に浮かび上がる古城。 とにかくドイツの風景が美しく、どの場面も絵画のよう。 後半、 対比するように混沌とした都会の日本の風景が映し出されると 夕暮れの空の色の違いに驚かされる。 監督の日本好きが随所に伺われ、さりげなく飾られた赤富士や 母が着ていたという鮮やかな着物(襦袢かもしれない) 外国映画にありがちな日本文化の勘違い部分があまりなく、何故か安心感を抱きながら 二つの文化を旅した気分になる。 流暢なドイツ語を操るユウ役の女優さん 日本ではお見かけしない方ですが 調べるとご主人がドイツ人でドイツ在住の舞踏家なのですね。 とっても不可思議ワールド ヨーロッパの悪霊と日本の妖怪のお話? 辛い心の旅だったけど 自分を見つけられたのなら良かった良かった。

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