特殊能力
特殊なことに長けている障害者かと思ったら・・・。 醜い姿ながら心は美しい。 この後どうなるのか、ちょっと恐ろしい。
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イラン系デンマーク人の新鋭監督、アリ・アッバシが、『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者としても知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの原作を映画化した人間ドラマ。人並外れた嗅覚を持ちながらも、醜い容貌のせいで孤独と疎外を強いられる女性ティーナ。税関に務める彼女は、ある日の勤務中、奇妙な旅行者ヴォーレと出会う。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナだったが、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった......。
特殊なことに長けている障害者かと思ったら・・・。 醜い姿ながら心は美しい。 この後どうなるのか、ちょっと恐ろしい。
とにかく予想のつかない展開についていくのが大変w いろんな意味ですごい映画だけど、美しい映画でもある。 好き嫌い分かれるのかな? 私は好きです。 ティナ役の人が実はすごい美人女優さんで二度ビックリ。
独特の世界観。異物感。 自分は他人とは違うのではないか。 青春時代の不安。居心地の悪い感じ。でもそれを大っぴらにすることが出来ず、隠して生きるしかない。 誰でも経験したことがあるのではないだろうか。 普遍的なテーマがここにある。 そして自分と同じもしくは似たような思いを持つ者との出会い。または人ではなくて芸術、本でもよい。 古い小説の中にそれはあったりする。 ここにあったかオレと同じ思い、と。 芥川龍之介の小説の中にあったりした。 それの最たるものが太宰治とか。 出逢った時の喜びは何事にも代えられない。
大人のための北欧ダークファンタジー!
新たな世界が北欧からやってきた。
前評判を聞きつけて、絶対見たい!と決めていたので 心躍らせていざ、劇場へ。 なんとも不思議な世界観。 正直、主役の女性のアップからのインサートはちょっとキツくて、 しんどいな〜、と思いながら見進めた。 北欧の映画にはあまり馴染みがないので入り込みにくいかと警戒したけど 余計な音や音楽がなく、聞き覚えの無い言語も次第に耳に馴染んで来る。 外見が特殊な彼女が 犯罪者特有の羞恥心や匂いを嗅ぎ分けられると言う能力を生かせる職場で働きながら 周囲と溶け込んで懸命に生きているこの世界の優しさが伝わってくる。 森の中にひっそりと佇む小さな家が彼女の棲家 近くには小さな湖 キツネやヘラジカが普通にやって来る 彼女にとってはこの上なく心地の良い場所、情を交わし合わない同居人と彼の犬を除いては。 ある日突然、目の前に現れた人物(?)によって今まで築き上げて来たアイデンティティや 信じて来た事全てが覆されるって、一体どんな感じなんだろう? 私には想像もつかないけれど、 なぜか腑に落ちた。 幸せな時間も、叫びや哀しみも、ティーナの全部が 腑に落ちた。 二つの世界というサブタイトルも。 あるのかも知れない、二つの世界。 公式サイトでこれが特殊メイクと知り、驚愕。 凄かった。
地味ながら予想がつかない展開に、飽きることなく最後まで引き込まれた。 一種のヴァンパイヤ映画だとは予想していたが、 まさかのトロールだとは😅 主人公の女性トロールと相手の男性トロールが、それぞれ蛭子さんとEXITのりんたろー。に見えてしかたなかった。
異形の税関職員ティーナはその特殊な嗅覚の能力で禁制品摘発に勤しむ。ある日、そんな彼女の前に自分と似た風貌の男が現れる。彼と親しくなることをきっかけに彼女は自分の出自に疑問を持ち始める。やがて運命の糸の交錯により物語は思わぬ方向へ。知らなくて良かった真実が悲劇を呼ぶことになる。
終盤の、 自分の出生の歴史を知ってからの人間側で生きようとする葛藤から 最終的に居場所を見つけてそこに行った(行く)までの過程が印象的でした。 セリフに頼らないで、映像で展開を悟らせる手法のものを久しぶりに見ました。 最近はアメリカ映画ばかり見ていたので、北欧の映画も積極的に見ていこうと想いました。
独特の世界観。 これは、実際に観て感じるしかない。 私的には、、、過程の成り行きも感情も紆余曲折した上で、ラストのシーンで、人間の子ではない同族の赤子を抱いて微笑んだ瞬間のティーナの気持ちが知りたいし、非常に気になります。
知ってて見たけれど、恐らく知らずに見たとしても『ぼくのエリ』原作者の作品だとわかったと思う 『ぼくのエリ』に感動して原作本まで読んでいたので、映画版ではかなり薄めていたけれど性の強烈な描写からすぐ共通性に気づけた 吸血鬼を現代に蘇らせたように、今回もハリウッド映画では見た目だけで悪役になるキャラクターを現代社会に出現させた 『ぼくのエリ』と同様に設定だけ見ると現実世界のマイノリティをファンタジーでわかり易く見せているように見れるけれど、自分は逆に意図して分かりにくくさせているように感じる この設定はマイノリティを描くためでなく、種族も性も真っ白な世界にすることで真に純粋な事を浮かび上がらせるためなのではないだろうか というのも主人公が属することになるのは恐らく2人しか共有しようのないものだから ボーダーのタイトルのように人間側に行くでもなく、自分の種族に入ることもなく、親子だけの世界を生きるのだと思う しかし本作は『ぼくのエリ』ほど好きになれなかった 物語の設定的部分の面白さが先行してしまって映画的な画の美しさ(キャラの美醜ではなく)が湖のシーンぐらいしか印象に残らなかった事と、主人公が完全に善良な人物なので『ぼくのエリ』に感じた歪んだ部分が見えず結果的に着地点が平凡で優等生な所で終わってしまった印象
今まで観たことのない大人のスリラーお伽話。え?え!?え!!!の連続でした
トロール伝説(ていうのは知りませんでした)をモチーフに、まあ色々現代に対しての言いたいことがあるんでしょう。でもそんな説教臭くはならず、不思議な、時々地持ち悪い、でも意外に周りの人間が優しくて救われる話です。何より家の周囲の雰囲気の抜群さ。苔むした森、あまり綺麗とは思えない池、時々見かける野生動物。後から思えばあの元カレも悪い人ではなかったじゃん、とか、お父さんは許してやりなさいよ、とか。
淡々とストーリーが進んで行くけど、メーキャップも凄いし、いい感じの終わり方。
どこかは美しいのかと、チラシが良い
『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが絶賛したと聞き、「絶対モンスター(亜人)系映画なんだろうなぁ」と身構えて観に行きました。 その予想が当たり、気持ちが悪いレベルのダーク・ファンタジーという感じで。 前半に撒いた、様々な情報を、後半ことごとく回収する展開は見事。 主人公の「異様さ」「異質さ」をゴリゴリに表現しつつ、特殊な犯罪で稼ぐ人間の方がよほどモンスターではないか?という問いかけが、ずっしり重くのしかかってきたように思えました。
『ボーダー 二つの世界』を劇場で観る。客は140人程。 感情を匂いで感じ取れる女が謎の男の匂いに惹かれていく… 私は一体何を観ているんだ?途中から孤独な人間のドラマが謎生物の生態観察に移行する。動物番組で群れからはぐれた小象を見ている感覚に近い。話は並みだが絵面がとにかく汚い。面白い。
予告観て期待し過ぎたか?!ジャンルがわからない映画だった。ただ凄い俳優さんだった・・・エヴァ・メランデル、エーロ・ミロノフ。エーロ・ミロノフはフリーランスの俳優さんらいし…もっと活躍して欲しい。
良い作品ではもちろんあったが、自分自身の創造力が未熟で途中でフェードアウトしてしまった。 ティーナはタイトル通り、境界線上に生きている。 仕事では悪か正義か、プライベートでは人間か化け物か。どちらも一歩間違った行動を取れば、正反対の事実や状況に追い込み、追い込まれてしまう存在だ。 そんな彼女が同種族の恋人を見つけ解放される事に喜びを感じるのだが、個人的にはティーナがどこまで過去に苦しめられていたのかがあまり想像が追いつかなかった。 少なくとも人間と仕事をし、同僚には信頼され、また社会から評価され昇進もしている。 もちろん本当の恋などはできず、過去はいじめられてきた人生だったのかも知れないが具体的な描写がない以上あまり感情移入ができなかった。 それは同時にボーレにも言える。なぜそこまで人間を恨むのかもう少し具体的な描写がほしかった。 もちろん醜い容姿ではあるが、恋人など一定の関係以上でなければあの程度の容姿であればそこまで邪険に扱うのか。あくまで僕個人の話になるが、僕であれば受け入れて人間関係を築く事はできる。 その辺の気持ちや価値観があると作品に没頭する事ができず、感情移入ができなかった為、作品を流すようにしか鑑賞ができなかった。 もちろん作品自体はつまらないわけではない。二度みたらもしかしたら違う視点が生まれるかもしれない。初見では少し創造が追いつかなかった。
北欧作品が大好きなので 公開を楽しみにしていた作品 大地を覆いつくす優しい苔 緑豊かな苔の合間から 低い空をめがけ伸びる針葉樹 太陽を浴び尽くし焼けた葉を流すせせらぎ 所々に残る白き水の結晶たち 北欧の閉ざされたイメージの風景に 異質に映る彼と彼女 そこに重なる…… 作品を観る前に勝手に想像していた 展開や関係性は見事に外れて 想像の斜め上を行く 世界観にすっかりやられました この世界観に織り込む闇であったり 現実と非現実の交錯させる 描写がとても新鮮だったし オープニングの対比というか 自我の目覚めの描き方も 分かりやすく素晴らしかった この世界観を噛みしめながら エンドロールをみていてさらに驚き オスカーのノミネートの意味は そういうことだったのか