熱く強かでロマン溢れる闘い
(※)観賞後に興味を持ち、自分なりに調べたので誤りが介在している可能性がありますが悪しからず…。 第二次世界大戦後に更なる飛躍を遂げた、1960年代のモータースポーツ界が舞台。 世界三大レースのひとつでありフランスで開催される『ル・マン2… 続きを読む
(※)観賞後に興味を持ち、自分なりに調べたので誤りが介在している可能性がありますが悪しからず…。 第二次世界大戦後に更なる飛躍を遂げた、1960年代のモータースポーツ界が舞台。 世界三大レースのひとつでありフランスで開催される『ル・マン24時間レース』で、当時の絶対王者イタリアの【フェラーリ社】に挑んだアメリカの【フォード社】の史実を元にした作品。 作品の売りは何といっても、臨場感溢れるレースシーン。 溢れんばかりの声援、風と一体となって突き抜けるマシン、唸りをあげるモーター…そこで待っている音のない揺ったりと流れる世界。 それを的確に表現する演技、映像美、カメラワーク、サウンド…。 全てが最高で手に汗を握りました。 モータースポーツについて無知の私でさえ、その場で走っているかのような体験をしました。 レースシーン以外でも、しっかりと登場人物の関係性を描いていたのでより感情移入ができました。 クリスチャン・ベール演じるケンと、マット・デイモン演じるシェルの言葉の要らない友情が、作品に深みを出していました。 正直、観賞後に腑に落ちない点があり、しばらく考えていましたが、私はケンとシェルが互いを思いやる友情故の行為であったと思う…反面、やはり腑に落ちない感は残りました(笑) ですがそう思うのはネガティブな感情でないと思うので、今そう感じたことを覚えておこうと思います。 また私の一推しはケンの妻モリーなのですが、彼女のような女性になりたいと強く憧れます。 息子のピーターもモリー同様に父のよき理解者であって、互いに尊重し合える家族に思わず笑みが溢れました。 鑑賞前は男たちの熱い闘いだと思っていましたが、正鵠を得ていませんでした。 性別、年齢、立場を越えて携わる全ての人たちで作り上げる、熱く強かでロマン溢れる闘いなのだと感じました。 小粋なギャグでの笑いあり、レースシーンでの緊張感もあり…あっという間の二時間半でした。 ぜひあの臨場感を体験すべく、劇場に足を運んで頂きたいです。