M Marco Me Mi-So boltネタバレ
熟練
starstarstarstarstar - 6年前
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2012年にバチカンの壁で起きた現教皇のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(『未来世紀ブラジル』のジョナサン・プライス)と現名誉教皇のベネディクト16世(『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンス)との対話を基に描くコメディドラマ。英米伊亜合作で、ドイツは制作に関わっていない。
前半はベルゴリオの方を故意に好意的に描いているが、後半では、彼が若かりし頃、結果的に軍政に加勢してしまったというぬぐいきれない不作為の過去が明らかになり、それを教皇に懺悔する。ベネディクトも児童性的虐待事件への対応について告解を行い、互いに罪の赦しを与える。
その後のコンクラーベによって、ベルゴリオは新教皇となる。存命中の教皇辞任はおよそ700年ぶりであった。
聖書を互いの解釈で語り合う宗教論議が非常に興味深い。蜜月の関係と思われがちの2人だが、イデオロギー的な隔たりは大きかったようだ。
思い出したくないことを表すかのようにモノクロの回想が入るなど、意外にも美しい作品だと感じた。
ただ史実との違いは甚だしく、「涙の間」での対話や共にワールドカップを観戦したという事実はないそう。
K KAO
実話だから感銘
starstarstarstarstar - 6年前
二人の対照的な教皇が実在し対峙し今の歴史に至る、その不思議な関係と歴史が望む変化に感銘した。壮大な宗教映画にもなりうると感じてしまうくらい教皇が身近に感じもっと知りたいと思える実話でした。
は はる 心に響く陽だまりのような作品
starstarstarstarstar - 6年前
あまり宗教や世界史に明るくないので、きちんと理解出来たわけではないのですが…史実を基に作られた作品。
人は誰しも罪を犯しながら生きている。
ならばその罪を背負う覚悟を持たねばならないが、背負いきれない罪には赦しが必要なときもあるのだと考え… 続きを読む
あまり宗教や世界史に明るくないので、きちんと理解出来たわけではないのですが…史実を基に作られた作品。
人は誰しも罪を犯しながら生きている。
ならばその罪を背負う覚悟を持たねばならないが、背負いきれない罪には赦しが必要なときもあるのだと考えさせられました。
物語のラストのシーンやエンドロールには胸がじんわりと温かくなり、思わず涙や笑みが溢れてしまいます。
二人のご老人の会話が物語のベースなので、視野的に派手な演出はありませんが、しっとりと心に響く陽だまりのような作品だと思います。
K KZK boltネタバレ
神父も一人の人間
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
信仰している宗教が全くなく、あまり宗教に詳しくはないが、ベネディクトとベルゴリオの二人の会話を楽しむことができた。
保守派のベネディクトと改革派のベルゴリオは本来は価値観としては真反対の人間である。そのためベネディクトとは当初はベルゴリオを一方的に毛嫌う態度を取るところから始まる。その時点から彼の人間味あふれる姿が見え始めるわけだ。
その後ベルゴリオが辞職を提出しにベネディクトに会いに行く事をきっかけに、彼らが会話を交わすのだが彼らも司教の前に一人の人間である。サッカーも好きであれば、ピアノも弾く。ビートルズが好きであればピザも頬張るように食べる。
神格なる職業であるが、人間味あふれる一面をとても楽しむ事ができた。
神父を取り扱う作品は日本ではあまり身近にある存在ではないため、しっかり理解をできてるかどうか不安にも思うが、この作品は彼らの会話を楽しめる作品のため気軽に見ることができる気がする。楽しかった。