😵
ジャン・バルジャンのレ・ミゼラブルの時の様な深い感動は無かった。途中で帰りたくなってしまった。最後の余韻も私には感じられなかった。同じ題名でも全く別物。
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
フランスの犯罪多発地区で新人警官のステファンと同僚たちが、ある少年の引き起こした些細な事件をきっかけに、取り返しのつかない事態へと陥っていく様を描く。パリ郊外に位置するモンフェルメイユ。ヴィクトル・ユーゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台でもあるこの街も、いまや移民や低所得者が多く住む危険な犯罪地域と化していた。犯罪防止班に新しく加わることとなった警官のステファンは、仲間と共にパトロールをするうちに、複数のグループ同士が緊張関係にあることを察知する。そんなある日、イッサという名の少年が引き起こした些細な出来事が大きな騒動へと発展。事件解決へと奮闘するステファンたちだが、事態は取り返しのつかない方向へと進み始める......。
ジャン・バルジャンのレ・ミゼラブルの時の様な深い感動は無かった。途中で帰りたくなってしまった。最後の余韻も私には感じられなかった。同じ題名でも全く別物。
ユゴーの「レ・ミゼラブル」の舞台モンフェルメイユでは、W杯優勝に沸く現代においても、民衆は悲惨な状況に置かれていた。貧困に、民族・宗教に起因する差別・分断が新たな要素として加わり、その苦難はより複雑で、混沌の度合いはさらなる深まりを見せる。地元出身の俊英ラジ・リは、そうした現代社会の全世界共通の病巣を、鋭く鮮やかに迫真性を持って抉る。社会的なテーマを掲げながらも、クライムサスペンスとしても一級のエンターテインメントに仕上げた手腕を讃えたい。
まるでリークされたお話の様に現実味のある作品でした。 子役の演技に恐怖さえ感じました。
https://tea-rwb.hatenablog.com/entry/2020/03/05/123000
横暴、卑劣な大人達に囲まれて生活している子供達。ある日、些細なことで残酷な仕置きを受けた少年の痛み、恐怖、悲しみ、そして怒り。後半の30分は、衝撃的です。ラストシーンは、止めるんだと願いながら観ました。
フランスっていうとオシャレだの美食だのいいイメージが先行するので、あんな治安の悪い地域があるなんて、知らずに観てビックリ。 警察と地域の権力者、宗教指導者の思惑に翻弄される無邪気な子供達。 あんな自分達の都合しか考えない大人ばかりでは子供もあんな風になるよなぁ。 子供達の復讐する気持ちもある意味無邪気なんでしょう。 育て方が〜っていう最後の言葉が刺さります。
これがラジリ監督の長編第一作だという。パリの東にある、ラジリ監督自身が育った移民が集まる貧困地区が舞台だ。27もの民族たちがひしめき合う団地、警察官たちとの軋轢、その警察官たちの苦悩。悪人は登場しない。けれども最後までやらせない。ラストで画面にうつる、ユーゴーの言葉にうたれる。
予告で見て興味を持って鑑賞したのだが、予告を見て思い描いてた通りの展開でとても見やすかった。 パリ郊外の犯罪が多い一つの街をリアルに描いた作品。 なぜ犯罪がなかなか減らないのか、その原因の一つが理解できるそんな作品に思えた。 おそらく多くのものが主人公のステファン目線でこの作品を鑑賞する事になると思う。 犯罪者の多くはもちろん大人達なのだがこの街の怖いところは子供達もまた現時点で多くの問題を抱えており、近い将来の犯罪者予備軍と化しているところだ。 ではなぜそんなか子供達を救うことができないのか。 決して大人達が彼らを放置しているわけではない。 しかし大人達もまた余裕がない。大人達は互いに力を見せつけ合い、力で互いを制圧し事を解決していく。 そんな姿を子供達は見て育つ。そして子供達が悪いことしても大人達は暴力や暴言で彼らの非行を否定する。 そこに生まれるのは改心ではなく復讐となり暴力、暴動、犯罪といった負の連鎖は続いていくのである。 大人から子供へ、そしてそのまた子供へと暴力や復讐心 は受け継がれていくのである。戦争時代となにも変わっていない。 最後はステファンは自分たちの命を子供に奪われかけるシーンで終わる。 引き金を引けば命は助かるかもしれない。しかし彼を撃ったり殺せば、残された者たちの復讐の火はまた燃え上がりこの負の連鎖はさらに続いていくだろう。 最後のシーンの様に、窮地に立たされてからではなにが正しい選択なのかわからない。どちらを選択するにしても犠牲が付き物になってしまい、事が解決しない可能性が非常に高いと思われる。 暴力や暴言で一時的に相手を抑えつけても、そこには尊敬や敬意は生まれない。 どんなに平和な社会でも、人と人がぶつかり合うのはもちろん避けられないことだ。 しかし、そこには相手を敬う気持ちがないと解決に進まないことが改めて感じされた。
後頭部ぶん殴られた気分