逃げてくれ!と願いながら
母親が子を愛する先に、言うことを聞いて当然だという感情が芽生えていくのか。子にとって狂気的な母親でも、護らなくてはという感情が芽生えるのか。手を差し伸べる他人を頼って逃れられたはずだ。しかしそれを選ばなかったのは諦めなのか…母親への想いなのか… 見てはいけない結末を見てしまった衝撃は大きかった!
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『日日是好日』の大森立嗣が手がける本作。 長澤まさみが、母親・秋子を演じ、社会の闇に堕ちていく女に挑戦。また、秋子と内縁の夫になるホスト・遼を阿部サダヲが演じる。ゆきずりの男たちと関係を持つことで、その場しのぎの生活をおくる自堕落で奔放な女・秋子(長澤まさみ)。しかし、彼女の幼い息子・周平(郡司翔)には、そんな母親しか頼るものはなかった。やがて寄る辺ない社会の底辺で生き抜く、母と息子の間に“ある感情”が生まれる。そして、成長した周平が起こした“凄惨な事件”。彼が罪を犯してまで守りたかったものとは……。
母親が子を愛する先に、言うことを聞いて当然だという感情が芽生えていくのか。子にとって狂気的な母親でも、護らなくてはという感情が芽生えるのか。手を差し伸べる他人を頼って逃れられたはずだ。しかしそれを選ばなかったのは諦めなのか…母親への想いなのか… 見てはいけない結末を見てしまった衝撃は大きかった!
ひたすら、自由になりたいって言っていいんだよって言いたかった。その世界しか知らなかったらそこまでだし、周囲に言ってくれる人がいれば人生はまだ違っていたのだろうな。長澤まさみの演技に喰われる。
この映画を見て、煮え切らない人物ばかりで嫌になったとしたら監督が上手いということになるだろう。 共依存の世界を描いてやるせない。長澤まさみの好演が光った。 でもたびたび意味のない(監督には意味ある)ロングショットになるのは辟易した。 もちろん感動も感心もしない。
全くもって重い。いろいろ考えさせられるが、おそらくわからない。ただただ、ひどいなぁって思う。誰が?というより何があってこうなる?ということの方がでかい。 いやはや、しんどかった。
いつ反抗するのかと待ってたけど…そんなでも 母親が好きだとは…。悲しいストーリー。
Netflixにて鑑賞。 17歳の息子と毒親との「共依存」がもたらす悲劇を描いた、事実に基づくダークヒューマンドラマ。息子周平にとって母親は全て。学校に行けてれば、もっと周りに味方がいれば。ただそうさせないように育てた秋子もまた、周りに味方がいない。そのなかで生まれた「共依存」が、息子を殺人犯にしてしまう。。。 なんといっても長澤まさみの毒親っぷりは見事。 自分の子どもを道具のように使い、子どもの気持ちなんか一才汲み取ろうとしない毒親。 それでいて妙な色気があって。「あぁ、こうやって女を使い、場当たり的に人生を生きてきたんだな」と、実在する人物を見ているよう。 息子周平、幼児時代も少年時代も、素晴らしい演技。阿部サダヲはさすが。 共依存は、親子じゃなくても恋人や友人でももちろん存在するもので、心の支えになるメリットもあればこの話のようなデメリットもある。難しいものですね。 『誰もボクを見ていない』 原案となった小説。ノンフィクションなのか。読んでみようと思う。 映画は「母とは」がメッセージ強めに出ていたけど、小説はタイトルからしてきっと、映画よりもっと少年に主眼が置かれて心の機微とか分かるんじゃないかな。
感情移入できる作品でした
役者にまずあっぱれ。長澤まさみさんはもちろん、子役のみなさんがすごいなと。目で語ろうとするシーンが多く、独特な表情が頭に残る。 すごく共感しにくい親子関係でありながら、ただのネグレクトでもない。誰にも渡さない、自分の所有物のように息子を扱う姿勢が、どんなに罵声を浴びせようとも、殴られる姿を見ようとも、子供を放置する、という選択肢がない。タイミングのよくわからない抱擁。勘違いの愛情に溢れた関係。 正しいとは思えないですが、洗脳にも似た一途な愛を感じました。愛であって欲しいと思いたいだけかもしれませんが。
「こんな生活の人もいるなかぁ、、」という視点を広げてくれる系の映画。 今回はテーマは題名にもある通り貧困よりも親子の関係。 良くも悪くもその人間になったのは親の影響が大きい。 明らかに育てられない親には子どもを手放させるようにすべきだと思う。 作品のように共依存になってからだと遅い。 子どもがかわいそう。 と感じた。
子供を使って親に金をせびり、その金でパチンコ、男に入れあげて、市の職員に子供を預けて何日も外出。路上生活。あまりにも子供がかわいそうで観ているのが辛くなった。 男と子供とホテルで川の字に寝ていると、したくなったと誘う母の横からスーッといなくなる場面に胸が押しつぶされそうに。そして最後の事件に。 1番最後の長澤まさみの目の演技が素晴らしかった。あの目は一体なにを思っていたんだろう…