盛り上がらずに終わった感
1994年の韓国が舞台、中学二年生の女の子が主人公の青春群像劇。と言った感じ 設定年代的には「82年生まれ、キムジヨン」と近いので期待していたが内容に一貫性がない感じがしたのと、盛り上がるタイミングが見当たらず、不発のまま終わった感じがした。
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思春期特有の揺れ動く思い、そして家族との関わりを描くヒューマンドラマ。キム・ボラの初長編作品であり、監督自身の少女時代の体験がベースとなっている作品。1990年代の韓国。14歳の少女ウニ(パク・ジフ)は、何百もの世帯が暮らす無機質な姿をした集合団地で両親、姉、兄と共に生活していた。思春期を迎え、大人の世界への興味も持ち始めていたウニは、学校にあまりなじめず、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女の子とデートをしたりして過ごしていた。ウニの両親は、朝から晩まで小さな店を切り盛りし、厳格な父は子どもたちに学歴や世間体を求めるばかりで、彼らの心の動きと向き合う余裕がない。ウニは、自分に無関心な大人たちに囲まれ、どこか孤独な思いを抱えていた。そんななか、初めて自分の人生を気にかけてくれる大人に出会う......。
1994年の韓国が舞台、中学二年生の女の子が主人公の青春群像劇。と言った感じ 設定年代的には「82年生まれ、キムジヨン」と近いので期待していたが内容に一貫性がない感じがしたのと、盛り上がるタイミングが見当たらず、不発のまま終わった感じがした。
思春期のうつろぎな少女の気分など分かるはずもない。 理不尽な世間に怒りを抱えた少女に万引きされて、意味も分からずうろたえる店主の気分。 経済発展を遂げる韓国社会と、成長途上の少女をダブらせる。しかし人と出会って裏切られての繰り返しで、中身はつまらない。
ワンカットワンカットの完成され尽くした画角といい、演者の芝居といい、構成力といい。確かにこれが初監督作だとしたらズバ抜けた映画センスだと思う。 もはや嫉妬を通り越してしまう。 だからこそ、この監督の次作。 自伝ではない作品にこそ注目してしまうのは致し方ない。 初めてだから。思い入れがあったから。 だからこそ撮れたんだ、なんて事は思う訳はないけれど、自分と離れたところにある題材と人物でどこまで作れるか、というのが非常に気になる。 (どうせ傑作だろうけれど) しかしタイトルについては我ながら言い得て妙だと思う。
自分の子どもの頃の色々な感情を思い出した。 思春期の喜びや辛さを表現している。
1994年韓国のごく普通と思われる5人家族を淡々と描いているんですが、とても魅力ある作品だと思いました。 中学生の末っ子ウニは思い込みと被害妄想がちょっと強めな普通の女子中学生。 仕事が忙しく子供と向き合えていない両親。 父親からのプレッシャーでウニに暴力をふるう兄。 夜な夜な遊び歩く姉。 友達や恋人は聞く耳を持ってくれないが、唯一心のよりどころとなってくれたのがヨンジという塾の女性教師。 誰も聞いてくれなかった家庭内の悩み事も前向きなアドバイスを送ってくれる。 そんな彼女を慕い関係性を深めていくのだが・・・大筋はこんな感じです。 作品の印象としてひと昔前の中国映画のような雰囲気を僕は観ている間ずっと感じてました。 どんな作品だろ?と考えていたらエドワード・ヤン監督の作風にちょっと似てる気がします。 映画賞も沢山受賞され評価の良い作品なのかもしれませんが、個人的にはあと一歩という感じでした。 劇中大きなトピックスはほとんど無いのですが、次から次へと外堀を埋められ逃げ場を失うようなエピソードをテンポ良く畳みかけてくるので展開はとても好き。 だけどその畳みかけてくるエピソードが、どれもすっきり解決もしなければ、登場人物の感情もなんだかよくわからない状態で次に進んじゃうのが本当に残念でした。 特にケンカしていた相手と仲直りした経緯や、なんでそんな行動をしたのかといった登場人物の心情について描き方が雑。 同じようないざこざが次々と発生し、理解不能な行動の真意を考えている間に気づいたら解決し次に進むという事の繰り返しで正直疲れました。 でもこういう作品って何回か鑑賞するとじわじわ面白くなってくるタイプなんですよね。 個人的に良かった部分もダメだった部分も自分勝手に色々書きましたが最後20分くらいの展開は個人的にとても好きで、観ていて鳥肌が立った。 文章で説明するのは難しいんですが「人間の運命」っていうか「生と死は紙一重」という事がとてもリアルに描かれているような気がしてすごくドキドキした。 次回作がとても楽しみな監督さんだなと思います。