本当の犯人は・・・
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
変なイントロを入れず、DV的な雰囲気を醸しながら脱出劇がスタートしたのは小気味良かったが、なぜあそこまで特別な要素のない妻に固執するのかが、最後まで観客にわからない為、実は夫は無実ではないかと思ってしまった。
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『ゲット・アウト』、『アス』などの製作でハリウッドのホラー映画を牽引するブラムハウス・プロダクションズと『ソウ』シリーズの生みの親リー・ワネルが監督、脚本、製作総指揮を手掛けた、本作。主演は『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞、エミー賞主演女優賞受賞のエリザベス・モス。狂気の演技で、これまでのイメージを一新しサスペンスフルに「透明人間」を描く。 富豪で天才科学者エイドリアンの束縛された関係から逃げることの出来ないセシリア(エリザベス・モス)は、ある真夜中、計画的に脱出を図る。悲しみに暮れたエイドリアンは手首を切って自殺をし、莫大な財産の一部を彼女に残した。セシリアは彼の死を疑っていた。偶然とは思えない不可解な出来事が重なり、それはやがて、彼女の命の危険を伴う脅威となって迫る。セシリアは「見えない何か」に襲われていること証明しようとするが、徐々に正気を失っていく。
変なイントロを入れず、DV的な雰囲気を醸しながら脱出劇がスタートしたのは小気味良かったが、なぜあそこまで特別な要素のない妻に固執するのかが、最後まで観客にわからない為、実は夫は無実ではないかと思ってしまった。
それなりにハラハラドキドキするが、それだけ。あの女性になぜそこまで執着するのか、そこが終始理解できず、入り込めず。
タイトルで「透明人間」と、ある意味ネタバレしている事がどうなのかというのはある。これがもし邦画作品なら敢えてタイトルを曖昧にして「心霊物」かと思わせる展開にしたかと思うが、そこをスッパリ切り離した事がどうなのかと。しかし、世界的にはこちらの方が分かり易いし、納得もいく。共感も得易いだろう。ストーリー展開もある程度高レベルに達しているのでストレス無く鑑賞できる。なのでジャパニーズホラーに親しんだ私等からすると「ホラー」としては物足りなく感じてしまうものの、「スリラー」としては上出来に仕上がっている様に感じた。
「透明人間」という言葉の響き。 なんかダサい。軽い。今回の内容にそぐわない。 かなり高濃度のサスペンスあり、人間の本質に関わる問題も絡んでおり、高尚なレベルに達している。 原題の「ザ・インビジブルマン」がよかったのではないか。まあそのままで分かりやすいけど。集客が見込めると判断したと思うが、大きいネタバレといえば大きいネタバレ。まあそれが売りな訳だが。本当は全く透明人間の映画とはバレてない状態で見たかった。 そんなタイトル、例えば、 「存在の耐えられない重さ」(笑) いや、他の映画にこすらないほうがいいな。 「確かにそこにある存在」 これもちょっとこすってる(笑) 「誰か座ってる」とか。 「空洞」とか。「虚像」とか。 うむ、やっぱり難しいね邦題を決めるの。 今まで透明人間映画といえば、ポールヴァーホーベンのインビジブルの一択だったが、考えを改めなくてはならなくなった。 今回はあえて、あえてエロは排除していると思った。当然、透明人間になるといえばエロ(笑)。今回に関して言えば正解だと思う。エリザベスモスの採用もエロさはないとの判断基準だと思う。失礼か(笑)
冒頭の海辺の家から脱出するシーンがとても良い。 最後までハラハラドキドキシーンの連続です。 透明人間の恐怖と、誰にも分かってもらえない恐怖の二本立て。 ローズマリーの赤ちゃんよりだいぶヒロイン強くなってます。 こんな用意周到な犯人が何故?とか思う部分もないではないが、よく出来てると思う。 あとゼウス可愛い。
どうやって透明人間になったんだ、なぜ透明人間になったんだ、という話ではありません。彼女に執着する男の話です。
終始緊張感があって面白い作品ではあった。 透明人間をホラーチックに描くのは難しい部分もある。やはり最初から犯人の存在が透明人間であると分かりつつこちらは見てしまってるわけだから、中々恐怖を煽るのは難しいと思うが、それでも終始緊張感があり、主人公のセシリアが次はどんな罠に嵌められてしまうのかというドキドキしながら見ることはできた。 しかし主人公を陥れる透明人間となったエイドリアンの存在がモヤモヤした存在となった。 偽装死や兄をはめたトリックなど作中でいろんな謎や伏線が張られていたのにそれらの種明かしはされる事なく、またエイドリアン自信は犯行を否定したまま最後はセシリアが透明人間の姿となり、妹が殺された手口と同じようにエイドリアンを殺害し復讐する事で話は終わる。 せっかくエイドリアンは頭のいい、切れる存在でなにか色んなトリックが隠されてるんじゃないかと煽ってくれてたのに結末は呆気なく、サプライズな展開もなく終わったのは少し残念に感じた。 ただ序盤からセシリアを世間から陥れる展開は中々面白く、緊張感が終始あった為見応えはある。 見終わった後に自分が透明人間になれたらなんて悪い事を考える事を楽しませてくれる作品でもあった。
緊張感があって、終始引き込まれた作品ではあったが、クライマックスにつれ、トリックというか、意味がわからないところもあり…。 まぁ、今までにない透明人間でした。
そうくるか!と思えました。
監督・脚本は、『ソウ』シリーズの脚本を手掛け、『アップグレード』で監督を務めたリー・ワネル。製作は、ブラムハウス・プロダクションの敏腕プロデューサー、ジェイソン・ブラム。主演は、ゴールデン・グローブ主演女優賞&エミー賞受賞の超実力派エリザベス・モス。明らかなベストアクトだった。 光学研究の第一人者であるエイドリアン(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)を恋人に持つセシリア(エリザベス・モス)は、ある夜、同棲する豪邸からの脱出を試みる。 命からがら逃げ遂せたシー(セシリア)だったが、エイドリアンはその後手首を切って自殺したことを知る。すると、彼の死に疑念を抱くシーの周辺で、不可解な出来事が多発していく…。 ここまで完成度の高いクラシック作品のリブートを観たことがない。 絶壁にそびえる豪邸からの脱走シーンでは犬の餌入れを蹴ったり車のアラーム発動させたりとドキドキハラハラの脱出ミッション、その後の何もない空間を意味ありげに写すジャパニーズホラー的描写、ガスライティングを疑わせる心理サスペンス、屋根裏で梯子を覗いてからの「ギャース!」といったスリラー演出と、全編においてエンターテイメント盛り沢山だった。 『アス』や『クワイエット・プレイス』に続き、またしてもホラーからジャンルを飛び越えた傑作が登場した。ホラー作品に厳しいというアカデミー賞もそろそろ認めるしかないのではないか。 ここまでの衝撃は数年ぶりと言っても良かったので、1897年発表のH・G・ウェルズによる伝説の原作小説およびそれを基にした1933年公開の映画も観てしまった。小説と映画はそれぞれを補完し合うような作りとなっている。 さらにリー・ワネル監督の前作『アップグレード』も鑑賞。虜になりそう。 そして、1992年版『透明人間』、『インビジブル・スクワッド』など透明人間が登場する映画を夢中になって探して観た。透明人間映画に駄作なし!…とまでは言えないが、あまりにも固定観念が定着しているキャラクターなだけに、工夫が凝らされた作品は多いと思う。 パンフレットのインタビューで、オリヴァー・ジャクソン=コーエンが例の衣装をコンドームに例えていたのが面白かった。
カビの生えた古典を、現代の問題に見事に蘇らせた秀作。
面白かったです 特にラスト
恋人エイドリアンからの束縛に苦しむセシリアが自宅から脱出するも、透明人間となったエイドリアンにストーキングされるサイコスリラー。 子供の頃に読んだH・G・ウェルズの原作は透明人間となった科学者が主人公だったけど、本作は女性を主人公にする大胆な脚色を行っている。 監督は1944年の映画「ガス灯」を参考にしたと公言していて、ガスライティングな心理的虐待の恐ろしさと、その相手が透明人間という設定が新鮮。 怖がらせるカメラワークや音の演出も秀逸。いつ透明人間が現れて何をされるのかずっと緊張しながら観ていた。 ユニバーサルのモンスターユニバースの中の一作として企画された本作は、そのタガが外れたことで、むしろ低予算で工夫して作られたことが功を奏した秀作といっていい出来だと思った。
自分だけではないと思いますが、このジャンルの映画って、とかくオチを予想しながら鑑賞してしまいがち。 一応、予想の斜め上のラストでしたが、なぁんかイマイチ感が否めなかったです。はい…
面白かったです。犯人とその協力者の明確な意図が最後まで分かりづらかったですが、被害者はよく逃げ切れたと思います。インビジブルは説明しづらく周囲が信じてくれないことが不気味でした。最後がすかっとしたので、ほっとしました。