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精神 0 ポスター

精神 0

5.0 128分 2020/05/02 公開
ドキュメンタリーG日本アメリカ
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あらすじ

本作は、ドキュメンタリー監督の想田和弘が「こころの病」とともに生きる人々を捉えた『精神』の主人公の1人である精神科医・山本昌知に再びカメラを向けて製作された。『精神』(08 年)の主人公の一人である山本昌知医師が、82 歳にして突然引退することになった。これまで彼を慕ってきた患者たちは、戸惑いを隠しきれない。様々な生きにくさを抱えた人々が孤独を感じることなく地域で暮らしていける方法を長年模索し続けてきた彼を待っていたのは妻・芳子さんと二人の新しい生活だった。精神医療に捧げた人生のその後を、深い慈しみと尊敬の念をもって描き出す。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
監督・製作・撮影・編集:想田和弘
キャスト
山本昌知/山本芳子 ほか
配給
東風
公式サイト
www.seishin0.com

クチコミ

横山ミィ子

老いのリアルと、自分の明日

- 5年前
名医として尊敬され患者さんから慕われる山本昌知医師は、引退し、認知症を患った彼の伴侶・芳子さんとともに歩むことを決めた。 ドキュメンタリーであるが、監督のインタビューや語りはほとんど(全く、だったかもしれない)ない。ひたすらカメラで、山本… 続きを読む

名医として尊敬され患者さんから慕われる山本昌知医師は、引退し、認知症を患った彼の伴侶・芳子さんとともに歩むことを決めた。 ドキュメンタリーであるが、監督のインタビューや語りはほとんど(全く、だったかもしれない)ない。ひたすらカメラで、山本医師を、患者さんを、長いお付き合いの方を撮り、その語りに耳を傾けるつくりになっている。山本医師が自宅で食事の支度やお墓参りをするシーンなどは、思い通りにスムースに動けなくなることの、痛々しいまでの現実を見せてくれる。 どんなに世の中に必要とされる人にも老いがある。大切にしたい生活がある。患者さんの山本医師への眼差し、山本医師の芳子さんへの眼差しが交錯し、多面的な視野をくれる。自分の大事な人が老いたとき、どのように自分は変わるべきか。大いに学ぶことができる。 夕暮れ、芳子さんの手を取ってゆっくり歩く山本医師のシーンはとても美しかった。また、山本医師が自宅で出前を注文した桶のお寿司が、とても美味しそうで印象的だったのも、蛇足だが書いておこう。ディテールの美しさはその作品の価値と信じて。

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