『ゴースト・イン・ザ・シェル』本予告、ベールに包まれていたストーリーの全貌が徐々に明らかに

1991年に誕生した士郎正宗の漫画原作「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソン主演でハリウッドが実写映画化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』が4月7日より全国公開される。この度、日本オリジナル本予告映像が解禁となった。

ゴースト・イン・ザ・シェル
©MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.

日本を中心に瞬く間に世界へと拡散し、世界が熱狂するバイブルと化した日本が世界に誇るSF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』。解禁された本予告は、日本発のコンテンツであるという理由から、本国パラマウント・ピクチャーズが特別に日本のためだけにつくったオリジナル版。

ゴースト・イン・ザ・シェル
ゴースト・イン・ザ・シェル

脳以外が全身義体である世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)が、上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの世界を揺るがす戦いに身を投じていく本作。捜査を進めるうちに、自分の記憶は操作されており、自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと気づく少佐。映像には、ネオン輝く街に飛び込んだ少佐の身体が光学迷彩により景色と融合していくさまやトグサの姿、義眼が取り外されたバトー、少佐の上司である荒巻の凄みのある表情など注目シーンが満載。それだけでなく、これまでベールに包まれていた本作のストーリーの全貌が徐々に垣間見え、オリジナル版へのリスペクトは感じつつも、本作独自の新たな世界観やストーリー展開を予想させる期待高まる映像に仕上がっている。

ゴースト・イン・ザ・シェル

監督を務めたルパート・サンダースは、本作のストーリーについて「この作品を観るときっと感情的になるよ。もちろんアクションもたくさんあるし、クレイジーで極端な近未来を描いているけど、人間の脳が組み込まれたアンドロイドである主人公が、自分が誰であるのかを探そうとする旅なんだ。サイバーパンクの世界観はキープしつつ、主人公の内面を描いたよ」と説明。また「実写化にあたって、色彩もこだわったんだ。マンガ、アニメを実写化するのはトリッキーで難しい部分があるものなんだけど、非常に原作に強さがあるし、キャスティング、ロケーション、デザインを一から作り上げて、違和感のない世界観に仕上げたつもりだよ」とこだわりを明かすと共に、作品への自信を覗かせた。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日より全国公開

【CREDIT】
監督:ルパート・サンダース
音楽:川井憲次
出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピット、ピルー・アスベック
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:http://ghostshell.jp/

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