『マイティ・ソー』コミコンに豪華キャスト集結、マーク・ラファロがハルク“喋る”理由明かす

全米の熱いファンたちが終結する祭典サンディエゴ・コミコン(現地時間:7月22日)で、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のキャスト・フィルムメーカー陣が初お目見えとなった。

マイティ・ソー

マーベル・シネマテック・ユニバース[フェーズ3]の第5弾にして、『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』へつながる本作。ソー役のクリス・ヘムズワースをはじめ、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、アンソニー・ホプキンス、マーク・ラファロらが出演。監督を『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のタイカ・ワイティティが務める。

世界中に熱狂的なファンを抱えるマーベル・スタジオのパネルということもあり、コミコンで最も大きいメインホールHが満席。会場に歓声が響き渡る中、監督のタイカ・ワイティティ、クリス・ヘムズワース(ソー)、トム・ヒドルストン(ロキ)、マーク・ラファロ(ハルク)、ケイト・ブランシェット(ヘラ)らが登場し、最新作について語った。

マイティ・ソー

司会から「今回はいつもの髪型ではないですね」と問われると、ソー役のクリスは「歳をとったから、抜けちゃった!笑」とユニークな回答で会場を温めると、「僕はこれまでにソーを5回演じてきて、少しマンネリ化していたんだ。だから、何か新しいことをやるべきだと思った。そして監督とケヴィン(・ファイギ)と話して、全員の気持ちが一致したんだ。『もう一度ソーを作るとしたら、新しい挑戦をして作品を別のステージに持って行こう!』ってね。それがこの映画だ。長髪を短くして、ハンマーを破壊し、衣裳を変え、世界観を変えたんだ。この興奮は、今までとは全く違うものなんだ。『マイティ・ソー』の世界だけでなく、マーベル・シネマティック・ユニバースにとってもね」と語り、会場は歓声に包まれた。

ソーと同じくアベンジャーズ・メンバーのハルクことブルース・バナー役のマークは、「今まで僕らが見たハルクとはちょっと違うね。ハルクは、今回バナーに戻ることを拒否するんだ。なぜなら、ハルクはサカー星で、自分の人生を楽しんでいる。彼は、そこで格闘技大会のチャンピオンとして超人気なんだ。さらにね(『エイジ・オブ・ウルトロン』の後から)2年間、ずっとハルクのままでいたから、彼には2歳の子供ぐらいの語彙があるんだ!今回のハルクは話すんだよ!」と衝撃の事実を明かし、会場は熱狂。

マイティ・ソー

また、マーベル史上初の女性ヴィランとなる<死の女神:ヘラ>を演じたケイトは「私はこのチームに呼んでもらって感謝しているわ。監督や共演者のみんなとの仕事は光栄だし、マーベル・ユニバースにはぜひ参加したかった。私の子供たちもとても喜んでいるの」と興奮した様子で語った。

数年前、劇中の衣裳を着て、このホールHに登壇したロキ役のトムは、コミコンの伝説となっており「あの時は、ユニークな体験をありがとう。今回もロキは、ほとんどナルシストな優越感に浸っていて、悪事を企んでいる。今作で彼がどんな行動をおこすのか、楽しみにしておいて」と話し、観客は歓声を送った。キャストが話をするたびに歓声や笑い声が会場を包み、終始盛り上がりをみせ、新作への熱が冷めないまま幕を閉じた。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金・祝)より全国公開

【CREDIT】
監督:タイカ・ワイティティ 製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、アンソニー・ホプキンスほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:MARVEL-JAPAN.JP/THOR_BR

©Marvel Studios 2017

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