民主主義が後退してゆく
マクロン政権に対する抗議デモと警察側の暴力について、その映像を提示されたセラピストや弁護士や学者や当事者が語るというドキュメンタリー映画。 私語りもあれば、専門的解釈の語りもある。どれもとても納得のいくものだが、どれも暴力の一側面しか表していない。 現在進行形の暴力を目の当たりにして、圧倒された93分だった。
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2018年からフランス全土で政権に抗議を続ける“黄色いベスト運動”。監督のダヴィッド・デュフレーヌは、死傷者を生む凄惨な武力鎮圧の増大を目の当たりにする。民主主義国家の存続をかけた重要な問題に対して、傷を負った市民や警察関係組織、弁護士、社会学者、心理セラピストほか24人に対話を促し、疑問を語り合いながら、正義と呼ばれる「暴力」の原因と結果を考究していく。
© Le Bureau - Jour2Fête – 2020