☆3.9
starstarstarstarstar - 3年前
安定と信頼のハイクオリティ東海テレビ制作ドキュメンタリー。
「障害者雇用してます」、「支援してます」という団体はあれど、月に20日働いて払われる月給は僅か数千円〜一万円。
精神・知的・身体障害者、介護者、シングルペアレント、セクシャルマイノ… 続きを読む
安定と信頼のハイクオリティ東海テレビ制作ドキュメンタリー。
「障害者雇用してます」、「支援してます」という団体はあれど、月に20日働いて払われる月給は僅か数千円〜一万円。
精神・知的・身体障害者、介護者、シングルペアレント、セクシャルマイノリティが働き生きていく為には特別に配慮を『してもらう』しかない。
本作は久遠チョコレートで働く多様な従業員と、従業員に合わせた働き方を試行錯誤する夏目社長の姿を通して、日本社会の想定する『普通』の労働者が「一日8時間働ける、心身共に健康で特別な事由のない健常者で、何よりも仕事を優先・専念できる人」しかいない不条理を浮き彫りにする。
理想や上手くいった“綺麗な”ところばかり映したプロモーションではなく、想定外の事にイラつく社長の姿や、過去の失敗、社会の偏見、従業員の機嫌の悪い時の姿など、いわゆる“都合の悪い”ところも映す姿勢がドキュメンタリー作品として好印象。
引っかかったのは社長、飲みの席だろうが性別・性的指向が何であろうが、他人の肩に手を回すのはアウトでは。相手は女性自認なのだが無意識に男同士の接し方をしていなかっただろうか。
また、本人や母親の問題ではないのだが、障害のある子供に付き添い世話をするのは悉く母親。父親は何処へ。
《パンフレット》
19年も追いかけた鈴木監督のディレクターズノートや、スタッフに反対され泣く泣くカットした場面の紹介は要チェック。(特に夏目さんが美香さんに手紙を出すか悩むシーン)
夏目社長の執念が凄い!
starstarstarstarstar - 3年前
「温めれば、何度だって、やり直せる」夢のような力
私たちのチョコレート工場にようこそ🍫
全国に52の拠点を持ち、年商16億円を売上げる“久遠チョコレート”そのスタッフ約570人の6割が障害者です。ドキュメンタリー映画作りに定評のある東海テ… 続きを読む
「温めれば、何度だって、やり直せる」夢のような力
私たちのチョコレート工場にようこそ🍫
全国に52の拠点を持ち、年商16億円を売上げる“久遠チョコレート”そのスタッフ約570人の6割が障害者です。ドキュメンタリー映画作りに定評のある東海テレビの作品は19年に渡る久遠チョコレート夏目代表の情熱と執念が凝縮された素晴らしい作品でした🍫
障害者の日給が300円…月給が数千円ということに疑問を抱きパン屋を開業し、雇用した障害者へ最低賃金を保証するも数件の闇金から1000万円の借金を作り失敗。その後も数々のチャレンジと失敗を繰り返すも彼が諦めることはなく2014年に久遠チョコレートをオープン。“誰にでも必ずできることはある“と工程を細かく分解し適材適所にスタッフを配置することによって良質なチョコレートを作り上げることに成功しました🍫
鈴木監督は19年前のパン屋開業の頃から夏目社長にカメラを回し続けておられました。早い段階から「この人が日本の福祉を変えるかもしれない」と思っていたそうです。本当に素晴らしい作品でした。是非たくさんの方に見てほしいです🍫
神戸の元町映画館で鑑賞しましたが、映画の半券を新長田の久遠チョコレート神戸店に持って行くと1枚テリーヌがもらえました🍫
久遠チョコレート神戸店は新長田のアスタくにづか1番館1Fにあります。スタッフの方に「映画見てきました」と言うと嬉しそうな顔をして微笑んでくれました。そしてテリーヌを1枚頂きました。映画の中で重度の障害者の方が石臼で丁寧に挽いてた京番茶のテリーヌを選びました🍫
単なるハートウォームハートではない映画
starstarstarstarstar - 3年前
主人公の夏目さんはチョコレートブランド、久遠のスィーツカンパニーの経営者。年商15億、従業員500数十名、洋菓子の製造小売業、社会課題解決の夏目さんより経営者としての夏目さんを観ていた。
障害者賃金でなく行政の指南する最低賃金をギャランテ… 続きを読む
主人公の夏目さんはチョコレートブランド、久遠のスィーツカンパニーの経営者。年商15億、従業員500数十名、洋菓子の製造小売業、社会課題解決の夏目さんより経営者としての夏目さんを観ていた。
障害者賃金でなく行政の指南する最低賃金をギャランティするための経営、綺麗事で助成金頼りにしない経営者としての言葉はパン屋経営の頃から口にしていた。自分に給料もなく、借金もあり、その中で何が儲かり還元できるのか、を模索する姿は見習いたい。
おそらく、夏目さんはまず経営を軸に考えたうえに、理想の具現化を緻密に組み立てているんだろう。
従業員のできる仕事の工程や仕事しやすい環境の見直しと構築、それに向き合い投資、投資、投資!まだ若いし経営者として判断にスピード感もあり実行力がある。
できない人は切り捨てず、できるようにその人のキャパに寄り添って解決するためのアクションは音楽であり、床に敷くクッションシートであり、工具だったりと多種多様。
映画には少ししか触れてないが商品開発にはものすごく力を入れているんだろうな。商品力が高いからこそ、百貨店の催事でもお呼ばれするし。
従業員が楽しそうに働いていて、会社を愛して、会社も従業員へ還元している循環は高度成長期の昭和の良き時代の会社みたいだ。ファミリア。
夏目さんの心の傷の遠藤くんとミカちゃん。一時、蓋をすることがあっても、その傷の要因はいつまでもなかったことにせず、向き合う姿こそは夏目さんのお人柄であり、たくさんの人が集まる理由なんだろう。
1番好きなシーンは夏目さんが、日本のチョコレート産業の総売り上げの1%のシェアを取れたら自分たちのブランドも会社も評価される、年商40億が目標みたいなことを言っておられ、かっこよかった。これはまさしく経営者の発言だ!
困った人を助ける目的ではあるが公金チューチュー問題も話題の昨今だからこそ、夏目さんは経営者としてしっかり儲けた上で社会課題にも還元し日本の経済にも貢献るしているのだろう。
夏目さんの経営者としてのアイデアは日本の高齢者社会の課題解決のアイデアにもつながるかもしれない。
都内の久遠チョコレートのストアでバレンタイン用のテリーヌを買いに行こう!まっちゃんの作る焼き菓子もいつか食べたい。夏目さん、もっともっと儲けてください。
身内も働かせたい、そして社長が気になる
starstarstarstarstar - 3年前
東海TVの撮り溜めた動画を映画化したらしいので、昔の社長と社員、お店が今に至るまでを映画化したものなので、20年くらいかけた代物なので、地味だけど訴求力があります。
映画を見るきっかけは、お年賀買うのを忘れてたから、まあ近所にあるあのお高… 続きを読む
東海TVの撮り溜めた動画を映画化したらしいので、昔の社長と社員、お店が今に至るまでを映画化したものなので、20年くらいかけた代物なので、地味だけど訴求力があります。
映画を見るきっかけは、お年賀買うのを忘れてたから、まあ近所にあるあのお高いチョコレート屋で買ってみるかと。
たまたま、映画レビュー等で偶然知ったのと、身内に障がい者がいるため母と見に行ったものの、障がい者と労働環境について知らないことがありました。
何よりも、この社長はロン毛に髭なので、チャラくも見えるのですが、一貫しているのが、障がい者がきちんと生活できるだけの給料をもらえる職場を作ること。障がいのある人にカスタマイズするために新設備、新機械、物件まで…。
見終わって、この社長は何でこんなに一貫しているんだろう?きっと映画には出ていない何かがあるのだろうな、とそっちが気になってしまった。
みんな凸凹
starstarstarstarstar - 3年前
チョコレートは失敗しても温めれば、何度だってやり直せる。
カンペキな人はいない。誰だって凸凹はある。その凸や凹を排除するのではなく、補い合って、どうやったら一緒に働けるか。
キレイゴトだけではない、久遠チョコレートの山あり谷ありの19年間を… 続きを読む
チョコレートは失敗しても温めれば、何度だってやり直せる。
カンペキな人はいない。誰だって凸凹はある。その凸や凹を排除するのではなく、補い合って、どうやったら一緒に働けるか。
キレイゴトだけではない、久遠チョコレートの山あり谷ありの19年間を追ったドキュメンタリー。
ピュアチョコレートの中に色んなフレーバーが混ざり合い、大人気のチョコレートが出来上がる。
映画を観たら、絶対に食べたくなる。
(食べたらめちゃくちゃ美味!!)