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「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち ポスター

「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち

4.6 124分 2023/2/18 (土) 公開
ドキュメンタリーG日本
チケット予約

あらすじ

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が学校に到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応には誠意が感じられず、その説明に嘘や隠ぺいがあると感じた親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起した。彼らは、震災直後から、そして裁判が始まってからも記録を撮り続け、のべ10年にわたる映像が貴重な記録として残ることになっていくー。

場面写真

予告動画

「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たちの予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
寺田和弘
配給
きろくびと
公式サイト
https://ikiru-okawafilm.com/

クチコミ

☆4.5

- 3年前
大川小学校の事件はもちろん、遺族のうち19家族(児童23人)が国家賠償訴訟を行い、市と県が14億3600万円の支払いを命じられた判決も知っている。しかし数ある“ニュース”の一つとして知っているだけだった。 本作は遺族たちが勝ち目の少ない裁… 続きを読む

大川小学校の事件はもちろん、遺族のうち19家族(児童23人)が国家賠償訴訟を行い、市と県が14億3600万円の支払いを命じられた判決も知っている。しかし数ある“ニュース”の一つとして知っているだけだった。 本作は遺族たちが勝ち目の少ない裁判で勝訴した奇跡や正義の物語ではない。浮き彫りにされるのは日本の教育機関や行政の怠慢と不誠実さ、命に値段をつけなければ訴えることすらできない司法制度の瑕疵、賠償を求める側に立証の責任を求める過酷さ、限界まで傷ついた遺族をさらに加害する者の非情さや理不尽さだ。 「もしもこの判決がなかったら、1万7千人の犠牲者を生んだ東日本大震災は日本社会に何も教訓を残さなかったと思う。この判決は大川小の子どもたちと1万7千人の犠牲者を救った、日本社会が変われる重要な第一歩になる判決だと思う」(東京大学 米村教授) 絶望的な事件の総括としてほんの僅かでも救われそうな言葉だが、誰ひとりとして教訓になる為に生まれたわけではない。親は我が子を社会の教訓にする為に育てたわけではない。賠償金で誰も帰ってこない。そう思うと“教訓”という言葉に報われた気持ちになった自分に罪悪感すら覚えた。 ただ、せめて教訓にしなければ被害者と遺族に報いる方法が他にないことも事実だ。 説明責任のある者の逃げ続ける姿が酷いのは、それが遺族だけでなく亡くなった人の命より優先するものがあり、それに比べれば亡くなった人の命すら「どうでも良いもの」と扱うに等しい行為だからだ。事故から12年、勝訴確定から3年。 この事件をはじめ、この国の公権力は真摯な説明をしてきただろうか。記録は保存され、公開され、受け継がれているだろうか。声を上げる被害者を二次加害する声は減っただろうか。この社会は本当に教訓を得ただろうか。自分は何を教訓にしただろうか。ずっと考えている。 考えることが“教訓”だと思う。 《余談》 ①寺田監督・齋藤弁護士・只野さん舞台挨拶にて。 他の方の質問で「事件で亡くなった10人の先生たちを遺族は恨んでいるわけではない」と聞き、何故か安心してしまった(遺族がどう思うかは個人の自由なのに勝手に安心して申し訳ない) ②学校関係者、市長をはじめとした行政関係者、教育委員会、遺族の会見で発言する人や横断幕を持つのもみんな男性だったことに引っかかり続けている

絶対に助かった命

- 3年前

裏山に逃げれば助かった命。不幸だったのは学校トップに統制力が無く、何よりも裏山に向かう判断力の欠如だった。その犠牲が児童たち。 事実を隠蔽し心無い言葉を浴びせる教育委員会に改めて怒りを覚える。遺族の言葉ひとつひとつが生々しく心に刺さり胸が締めつけられそうになった。 ただ後世に残したい記録映画だが来館者は年配者が多かった。 2023.3.18

胸が苦しいです

- 3年前
星で評価するのが難しいので5としました。 見ねばならないとの思いに駆られ鑑賞しました。 ここらへんでは今日封切り。混んでました。 保護者達の必死の検証で明らかになったことは、 「助かるはずの命」だったこと。 保護者達の心中は想像を絶する。… 続きを読む

星で評価するのが難しいので5としました。 見ねばならないとの思いに駆られ鑑賞しました。 ここらへんでは今日封切り。混んでました。 保護者達の必死の検証で明らかになったことは、 「助かるはずの命」だったこと。 保護者達の心中は想像を絶する。 胸が苦しい。 知ってはいたけれど一部しか知らなかった。 今日知ったことを合わせてもまだほんの一部。 子ども達が二度とこんな最期を迎えなくてすむようにと願ってやみません。

大人の人間関係

- 3年前
教務主任の先生が教頭先生に判断を仰いだとき、なぜ返事がなかったのか、なぜ、彼の報告を待たずにみんな三角地帯に向かって歩いてたのか。彼は山に逃げる判断をしていて、助かっている。彼の意見を誰も聞こうとしなかったらしい。遺族が、子どもたちが人間関… 続きを読む

教務主任の先生が教頭先生に判断を仰いだとき、なぜ返事がなかったのか、なぜ、彼の報告を待たずにみんな三角地帯に向かって歩いてたのか。彼は山に逃げる判断をしていて、助かっている。彼の意見を誰も聞こうとしなかったらしい。遺族が、子どもたちが人間関係に巻き込まれた、というようなことを言っていた。そうなのか?大人たちが、まともな判断が出来なかったのは、人間関係のせいなのか?大川小学校で起こったことは、地域限定のことではない、という発言があった。それが教訓だと思う。

言葉を失う

- 3年前

行政とか教育委とかってあんなことがあって、何を守ろうと思うのだろう。

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