テンポがねぇ…
ホラーと言えば闇、闇と言えばホラー、と言える程「暗闇」は恐怖表現に欠かせない要素ですが、その「暗闇」に付き物なのが(欧米では)「ブギーマン」。 日本で言う、暗闇に潜む「幽霊」みたいなモノです。 それを題材にした作品ですが、面白いのは、日本… 続きを読む
ホラーと言えば闇、闇と言えばホラー、と言える程「暗闇」は恐怖表現に欠かせない要素ですが、その「暗闇」に付き物なのが(欧米では)「ブギーマン」。 日本で言う、暗闇に潜む「幽霊」みたいなモノです。 それを題材にした作品ですが、面白いのは、日本ではまずこういった朧げなモノは実体が無い事がほとんど。 有っても攻撃(言い方が適切でないか?)自体は心理的なものや間接的なものが多く、直接傷付けられる事はあまりありません。 そんな存在をキング(原作者)は実体の「有る」モノとして画いている点。 始めは朧げな存在なのですが、それが段々と姿を現してくる。 実在する怖さがあります。(非常にアメリカ的) ありますが、私的には実在するのであればいくらでも対処しようがあるかと。 直接倒せば良いのだから。 幽霊だとそれは無理な訳で。 それはさておき、ブギーマン自体は魅力的です。 もっと人間的な感じでも良かったかなとも思いますが、こういう姿もアリです。 ただ、その展開に行き着くまでが結構長い。 キング原作の作品はどれもこの傾向にありますが、なかなか観たい映像が出て来ない。 終始不穏な空気感で雰囲気はありますが、なんかずっと肩透かしを食らってる感じで、観ていてもどかしいです。 もっとテンポを上げてクライマックスを盛り上げる流れにした方がブギーマンの存在も活きたと思うのですが。 王道な題材、王道な展開なだけに、もう少しピッチを上げても良かったと思います。