オゾン仕立てme too
予告編と邦題(原題より卓抜)から楽しみにしていました。1930年代のフランスを舞台に、よくぞこんな面白い話(映画ならでは!)を考えるものだという展開のコメディ。シリアスにならざるを得ないme too問題のこんな調理法もあったかという意味でも、若手女優ふたりと、嬉々として落ちぶれ女優を演じているイザベル・ユペールを観ているだけでも、楽しい。
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有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は、売れない新人女優マドレーヌ。プロデューサーに襲われ「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌと共に法廷へ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論で大衆の心をつかんだマドレーヌは「悲劇のヒロイン」として一躍時の人となる。ところが、そんなある日、二人の前にプロデューサー殺しの真犯人は自分だと名乗るオデットという女が現れる。こんなに魅力的な“犯人の座”は渡せない。果たして、3人の駆け引きと、悪だくみの行方は?
© 2023 MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
予告編と邦題(原題より卓抜)から楽しみにしていました。1930年代のフランスを舞台に、よくぞこんな面白い話(映画ならでは!)を考えるものだという展開のコメディ。シリアスにならざるを得ないme too問題のこんな調理法もあったかという意味でも、若手女優ふたりと、嬉々として落ちぶれ女優を演じているイザベル・ユペールを観ているだけでも、楽しい。
無実の罪でも何でも、成功のためなら利用しようという心意気と強かさが、とても素敵でした。善悪の基準があいまいになるところも、とてもオゾンワールドで、堪能しました。 今回、タイミングが合わなくて見れなかったオゾン作品二作を二本立てで見れて、本当にありがたいです!ありがたい限りです! (2024/04/13キネカ大森)
地元での上映はないかと思っていたら、もうすぐ閉館する映画館で思いがけなく鑑賞できました。 ポーリーヌはマドレーヌのこと好きだな。友達以上に。でもそこをあえて深掘らないところも良き。美しいお二人でした。
知名度の高いプロデューサーが殺害された。 目撃証言から主人公で女優のマドレーヌが犯人として疑われた結果罪を認め逮捕されてしまう。 裁判では、わたしはプロデューサーに襲われそうになり自分の身を守るためには抵抗し撃つしか無かったという過剰防衛を主張することにより世間は彼女が自己防衛のための殺人だとわかり、いや寧ろ言い難い内容の筈なのによくぞ告白したというのもあって彼女は評価されスターダムの階段へまたマドレーヌの弁護を引き受けた友人で弁護士のポーリーヌも出世しました。 ここまでは、彼女達のサクセスストーリー。 しかし、彼女達の活躍を妬むのが、殺害事件当時に現場に居合わせながらも、犯人として疑われなかったオデットの告白により事態が覆そうになり大金を要求される。何とか大金を手に入れなければ立場がマズいマドレーヌは婚約者でボナールタイヤの社長、つまり義理の父に懇願する。 最後は義理の父が折れオデットに大金を支払い、事なきを得ることに成功。警察の捜査がずさんだったことや、判事の強い思い込みや瞑想さえなければマドレーヌは犯人にならなかったのかもしれない。当に言わせた者勝ちだと思う内容だった。 罪を盗んだ、っていうオデットの発言は笑えた。
意味もなく、女優をちょっと脱がすんだよね。このくらいはサービスだよ、てな感じで昔から。ヌーベルバーグの頃には、日本の監督もずいぶんマネしてたけど、今や昔。
ブラックユーモアのあるサクセスストーリになっていて、テンポも良かったので面白かった! 色使いもおしゃれで視覚的にもおしゃれで楽しめた。
めちゃくちゃクラシカル ビリーワイルダーだ もう完全再現してるレベル。 ただ不思議なことにそれを最大限に再現すること、展開やカット割り、音楽、コメディ部分(は特に)が=現代として面白いと思えるわけでも無いというのが葛藤するところ。そういう実験でもある。
仏産のなんともメデタイ映画だろう。 売れない女優とホームメイトの弁護士がタッグを組んで貧乏生活から売れっ子女優へのサクセス作戦を繰り広げる。やっていない殺人事件を正当防衛だと言って無罪を勝ち取る。揺さぶってきた落ち目女優には第二の騙しを持ちかける。ウソとごまかしと女性の武器で成り上がるなどスッキリしないところはある。 2024.7.29
サスペンスの息もつかせぬ展開と、舞台である1935年のファッションや背景描写が楽しい。2020年代の流行をバッチリ取り入れつつも、その実すべては茶番という点で痛快だった。
テンポも良く面白い映画でしたが、後半にもうひと展開あると私の中の名作になったのにとは思いました。 ただ妻が観たら悪い考えを起こしそうで、既婚の男には怖い映画と感じたのではないでしょうか。
台詞がずっと同じテンポで流てて疲れる。“古き良き時代”みたいな、あの頃は良かった的な映画は合わない。
こんな形で殺人事件が、展開して行くとは思いもしませんでした。 とても面白かったです。
ストーリーはちょっと無理やり感はあるけど、テンポ良く進んで、気軽に楽しめる。女優と弁護士の2人も役に合っている。