すれ違い表現の巧さ
A24作品では最近じっくり味わうドラマが好きである。どちらも不器用な親子のすれ違い。分かり合おうと心の底では思っていても、つい自分本位になる。 監督のこのびみよなすれ違い感の見せ方が最高。 ラストの親子の波長のようなものが合うところよかった。
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DVシェルターを運営する母・エヴリンと、ネットのライブ配信で人気の高校生・ジギー。社会奉仕に身を捧げる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にない Z 世代の息子は、いまやお互いのことが分かり合えない。しかし彼らの日常にちょっとした変化が訪れる。それは、各々ないものねだりの相手に惹かれ、空回りの迷走を続ける“親子そっくり"の姿だった……!親子間のジェネレーションギャップや、理想と現実の食い違い。誰にとっても身近なテーマを描く中で、母と息子、それぞれの失敗を経てたどり着くお互いへの想いとは?見終わったあと、大切な誰かを抱きしめたくなる、ハートフルムービー誕生!
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A24作品では最近じっくり味わうドラマが好きである。どちらも不器用な親子のすれ違い。分かり合おうと心の底では思っていても、つい自分本位になる。 監督のこのびみよなすれ違い感の見せ方が最高。 ラストの親子の波長のようなものが合うところよかった。
DVからの保護シェルターを経営するエヴリン・キャッツと「世界中に2万人もの」フォロワーを持つ高校生の息子ジギーは、上手くコミュニケーションが取れない日々が続いている。 シェルターに母親思いのカイルが、高校で政治に関心があるライラが現れることにより、エヴリンとジギーは大いに空回りしていく。 監督は、初めてメガホンを取った俳優のジェシー・アイゼンバーグ。 出演は、ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハードら。 A24にしては手荒なラストに思えるが、中年うつ×思春期というテーマと終盤までのこじれ方は目を見張るものがあるのでオススメ。
母と息子、よく似てる 不器用さ加減が面白い。 反抗期の若い頃の気持ちを思い出す。
英語タイトルの直訳そのまま 「世界を救うのをあきらめた時に」 とか、もっと話しの本質によって 「自分本位な母子たち」 とか 「地味な日常と関心と」とか 「君の詩を歌にしてみたんだが」とか ジュリアンムーア
性別や年代、時代によって変わる価値観をどう受け入れるか、考えさせられる作品でした。父親の存在意義は???母と息子の心の葛藤は細かに描写されていたが父親との関係があまり描かれていなかったのは残念。
ジェシー・アイゼンバーグ初監督。 彼がどんなものを作りたいのか興味をもち鑑賞。 『ほっこりした温かみや優しさにあふれる』とありユーモラスでよくあるファミリードラマな作風を勝手に期待してましたが‥全然違う。 意外にもラストまで痛みが続く。 家族はそれぞれ違う方向を向き、 とても狭い視野でセルフィッシュな行動を繰り返す。 その行動原理は母も息子も承認欲求という、とんでもなく痛くて浮いてる2人。 (父の設定はもやっとして不明) とくに母は福祉の仕事にも関わらず人間性を疑ってしまう人物なんですね。 これが延々と続く、きつい映画でした。 でもラストが良いと印象ひっくり返るんですね。 原題である When you finish saving the world の通り、自分がよかれと思いこんでいることに他者から否定され、初めて疑問を持ち、立ち止まる時。 希望の光が見えるシーンがとても暖かくて優しい。 とてもきつい鑑賞時間でしたが、このラストシーンは大好き。 ネガティブ印象帳消しになりました。
母と息子のそれぞれの理想と自己承認を追い求め、複雑な思い。家族の中の父親の存在をもう少し描いて欲しいな。
夢、希望、願望、欲望、理想など。 そのほとんどは叶わない。 人生なんてそんなもんだ。 わかっている。 わかっているがあきらめられない。 なので、人間はそのはけ口を探すのである。 代用できるものをみつけて。 時に醜く、時に図々しく。 思いが強ければ強いほどにそうなる。 やがて気付く。 誰かを傷つけてから気付く。 自分が求めてたものと違う。 それはそうである。 だってそれは代用品だもの。 自分で自分の首を絞めてるだけ。 人生なんてそんなもんだ。 ふと何かの拍子に気付く。 あれ、ここにあった。 足元に転がっている。 何で気づかなかったのか。 人生なんてそんなもんだ。 願わくば誰かを傷つける前に気付きたい。 さあ足元を探してみよう。
思春期の息子に、思春期の青少年の自殺が多い、という記事を読んで、おまえはどうか、って聞くか?母と息子は分かり合える感じで終わったけど。
僕らの世界が交わるまで DV救済シェルタースタッフとして働く母とYouTube音楽活動に熱心な高校生の息子。 共に理想の親子関係を築けず小さなぶつかりを何度も見受けられる。 ただ母は息子と同じ年齢の被害者の子供と、息子は母と似て社会活動に熱心な同級生に恋することで広がっていた距離や溝が徐々に縮まっていく姿が、まるで本当の親子の関係に触れているようで楽しかった。 若干の物足りなさも否ないが大好きな俳優の一人のジェシー・アイゼンバーグの監督デビュー作として思い出に残る一作となりそう。 個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング 1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8 2 アクアマン/失われた王国 4.5 3 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3 4 異人たち 3.7 5 ミツバチと私 3.6 6 僕らの世界が交わるまで3.0 7 弟は僕のヒーロー 2.8 8 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3 9 葬送のカーネーション 2.2 10 VESPER/ヴェスパー 1.5