この映画を観て眉毛を剃りました
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
どのくらい良かったかというと、観終わったあと鏡の前に急いで走って行き、この映画のヒロインのように眉毛を細く平行に剃ったくらいである。 冒頭からヒロインの可愛さに目を奪われてしまい、とにかくヒロインの顔を凝視していた。また、自由奔放で物怖じしない性格も好きだった。どタイプだった。結婚してほしい。そして主人公も好きだった。結婚してほしい。 ドSで可愛い彼女に好んで振り回されるドM男子というようには全く思わない。むしろ主人公は彼女の強い態度に隠れた、か弱い心に惹かれていたと感じる。いわゆるギャップ萌え。実際、彼女が主人公に対して猟奇的だった理由は彼女の不器用さや一途な心があってこそだと思う。笑顔や無理に明るく振る舞う場面、そしてデコピンをする場面では息が止まった。お願いだから結婚してほしいと思った。 主人公がただのお人好しではなく、危険に晒された場合は自分の身を優先するという利己的な部分を持ち合わせていたのも人間らしくて好きだった。なぜ酔っ払いのヒロインをあそこまで介抱したのかというのも、彼女の見た目がどタイプで、若干の期待があったからと考えるのが自然である。そんな主人公でも、映画の後半部分では変わっていき、彼女を想っての行動が涙を誘った。 泣ける場面といえば、最後の再会よりも、お互い遠く離れた山から大声で叫んでいる場面だ。「キョヌ、ごめんね」と聞こえないからこそ素直で切ない気持ちを叫ぶヒロインに心打たれた。 そして眉毛を同じ形に剃ってもなお、あんな顔にはなれない自分の顔をみて涙が出てきた。 若干の文化や言語の違いで理解が追いつかない場面がたまにあったが、それでも良い作品だった。 また観ようと思う。私もタイムカプセル埋めたい。