日本でのベルギー人家族
ベルギーの2歳の女の子アメリと、日本人のニシオさんの、素敵な話。
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1960 年代日本—神戸で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女の成長を描く物語。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリ。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していく。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく。
©︎2025 Maybe Movies, Ikki Films, 2 Minutes, France 3 Cinema, Puffin Pictures, 22D Music
ベルギーの2歳の女の子アメリと、日本人のニシオさんの、素敵な話。
かなり特殊なケースをアニメ化。 一般には馴染みのないシチュエーション。 しかし製作に踏み込む。 そんなリスクを背負ってでも勝機があった。ということだろう。 半自伝的小説が原作らしい。 かなり血が通ってました。 没頭した。 ズッポリと穴に入った感覚があった。 今まで見たことない表現のアニメも良かった。 特筆したい点は、嫉妬がない。 両親はお手伝いさんに負けたと言っても過言ではない。しかしそれに嫉妬し怒ることはなく呼び出す。ここはむしろ排除もしくは攻撃すらする両親が多いと思う。 何より娘の喜びを優先。 ここがとても好き。
今のところ トトロを思い出した
この絵、私は好きですね、アメちゃんかわいかったです。 アメリの世界観が解るおばあちゃんやニシオさんに手を引かれながら、少しずつ共有できる世界がアメリの外側にも拡がって行く...。 子どもが内閉的な万能感から外界と繋がり社会化していく過程を、子どもの眼差しから象徴的に描いていて、とても興味深かったです。 一部の印象派っぽいタッチも、人の眼差しを通して映る世界を対象ごとに描き分けているようで、なるほどと思いました。
アメリと雨の物語 レビューサイトの高評価に背中を押され、当初はスルー予定だった本作を鑑賞。結果として、その判断は良い意味で裏切られた。 本作は非常に哲学的なテーマを内包しているが、難解さよりもまず“感覚”で訴えかけてくる映画だ。言葉にしきれない何かが確かに胸に残り、静かに内側を震わせる。 特に印象的だったのは、「人は肉体としてではなく、意識や心が芽生えた瞬間に“人間になる”」という描き方だ。植物のように存在していたアメリが、世界を感じ、意味づけし、自我を形成していく。その過程が繊細かつ丁寧に描かれており、強く惹きつけられた。 それは明確な記憶として残っていなくても、誰もが一度は通ってきた感覚なのだと思う。だからこそ本作は、観る者それぞれの内側にある原初的な記憶や感覚を呼び起こし、深いインスピレーションを与える。 また、2歳という極めて純粋な視点を通して描かれることで、その変化は驚くほど自然に受け入れられる。しかし同時に、これは幼少期だけの話ではなく、いくつになっても繰り返される「自分が世界をどう認識するか」という普遍的なテーマでもあると感じた。 そして何より、映像の美しさが際立っている。光や水、空気の揺らぎまでもが感情と結びつき、生きていることそのものの美しさを再認識させてくれる。幾度となく胸に込み上げるものがあり、深く心に残る一作となった。