五月革命只中の時代の息吹は感じるが
ビートルズの『ゲット・バック・セッション』から遡ること半年、ゴダールはストーンズのレコーディング・セッションを撮った。『悪魔を憐れむ歌』の録音風景を縦軸に、黒人解放運動や、マオイズムなどについてのエピソードが挿入され、「革命」の2文字が全篇… 続きを読む
ビートルズの『ゲット・バック・セッション』から遡ること半年、ゴダールはストーンズのレコーディング・セッションを撮った。『悪魔を憐れむ歌』の録音風景を縦軸に、黒人解放運動や、マオイズムなどについてのエピソードが挿入され、「革命」の2文字が全篇で飛び交う。このインサートが正直、生硬で難解で退屈。だが、ストーンズの制作過程自体はとても興味深く観ることができた。ブライアン・ジョーンズの影の薄さが印象的である。まさに形容矛盾の極みだが。