思い出と想像は同じもの
そうか。 思い出と想像は一緒。 現実と現実ではないとの区別からみればそういうこと。 現実はモノクロ。思い出、想像がカラー。 思い出は変えられる つまり過去は変えられる。 なんかこのことを考えると、嫌な過去を消したい過去をグジグジ考えるのは無駄。なんか気持ちが前向きになってきた。 ジョーのことを考えるとやるせないけど。 これは世界一悲しいエンディングでしょう。
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戦争によって“意識ある肉塊”と化したひとりの青年を描いたD・トランボの小説を、38年の発表から数えること33年、ようやく自身の脚色・初監督で完成させた異色作。ジョーは今、野戦病院のベッドで静かに横たわっている。第一次大戦の中、彼はほとんどの器官を失う大怪我を負いここに運ばれてきたのだ。目も見えず、耳も聞こえず、喋る事もできず、唯一性器だけが人間として残された印だった。真の暗闇の中でジョーは想う。釣り好きだった父と過ごした日々や、出征前夜に恋人と交わした愛の営み……。やがてひとりの看護婦がジョーの胸に書き記した文字によって彼は外界との繋がりを持つのだが……。あまりにも辛く、あまりにも悲しい物語。現在のシーンは凍て付くようなモノクロで描かれ、歓喜に満ちた過去のシーンは色鮮やかなカラーで描かれ、そのギャップはなおさら彼を取り巻く非情さと悲劇色を強くする。お涙頂戴ものなど足元にも及ばない圧倒的な説得力を持った反戦ドラマ、トランボ渾身の一作だ。
Photo:AFLO
そうか。 思い出と想像は一緒。 現実と現実ではないとの区別からみればそういうこと。 現実はモノクロ。思い出、想像がカラー。 思い出は変えられる つまり過去は変えられる。 なんかこのことを考えると、嫌な過去を消したい過去をグジグジ考えるのは無駄。なんか気持ちが前向きになってきた。 ジョーのことを考えるとやるせないけど。 これは世界一悲しいエンディングでしょう。