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怒り ポスター

怒り

4.2 142分 2016/09/17 公開
ミステリードラマPG12日本
チケット予約

あらすじ

愛した人は、殺人犯なのか?家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に、“信じる”とは?という根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかけるヒューマンミステリードラマ。映画『悪人』でタッグを組んだ原作に吉田修一、監督・脚本は李相日の再タッグに加え、音楽は坂本龍一が担当。主演は渡辺謙が千葉の漁村で娘と暮らすしがない父親を演じる。この他、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡といった俳優陣が重厚な人間ドラマを紡ぎ出す。ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場に、『怒』の血文字が残した犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続ける。その行方はいまだ知れず。事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた……。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
李相日
キャスト
渡辺謙/森山未來/松山ケンイチ/綾野剛/広瀬すず/佐久本宝/ピエール瀧/三浦貴大/高畑充希/原日出子/池脇千鶴/宮﨑あおい/妻夫木聡 ほか
配給
東宝

クチコミ

怒りとは

- 10年前
これほどまでに時間を忘れて観入った映画は何年ぶりだろう。今知ったが142分もあったのか。観終わって、もう2時間が経つのに、胸の底がズドンと重い重りをぶら下げているような息苦しさが続いている。 ストーリーは全く別の3つがあり、それは交わるこ… 続きを読む

これほどまでに時間を忘れて観入った映画は何年ぶりだろう。今知ったが142分もあったのか。観終わって、もう2時間が経つのに、胸の底がズドンと重い重りをぶら下げているような息苦しさが続いている。 ストーリーは全く別の3つがあり、それは交わることはないが、共通しているのはそれぞれに身元がわからない男が出て来ること。 この作品の良し悪しは脚本ではなく、俳優陣の演技にかかっている。これほどまで心動かされたのは、出ている主要な俳優の全てが渾身の演技を観せてくれたから。宮崎あおい、渡辺謙、松山ケンイチ、妻夫木聡、綾野剛、広瀬すず、森山未來、佐久本宝。誰か一人でも下手な演技をしたらこの作品は成り立たない。 特に広瀬すずは今までの軽い作品ではわからなかった、この人の女優魂を見た気がした。私はニュースで伝えられることを想像はできても、本当にはわかってなかったんだと心をえぐられた思いがした。想像なんて絶する。もの凄い作品を観てしまった…。 どのストーリーでも心が締め付けられ、自分の弱さを見せつけられたようで、この苦しみに耐えられない気がした。涙が後から後から溢れて、どうしようもなかった。 タイトルの「怒り」。最後まで観れば、それがどういう怒りなのかが苦しいほどに理解できる。怒りとは心の奥深くから、ある瞬間沸き上がるものだ。みんながそれをそれぞれに抱えている。そして怒りは悲しみ。そして坂本龍一の音楽タイトルが「許し」…やられた気がした。

初体験

- 10年前
今まで経験したことのない映画だった。人が死んだから、悲しいから、可愛そうだから泣くとかじゃなくて、感情(きっと怒り)が襲ってきて、反動で泣いていた。エンドロールで泣き出したのは人生で初めてだった。見終わったあと、今の自分の感情をどうしたらい… 続きを読む

今まで経験したことのない映画だった。人が死んだから、悲しいから、可愛そうだから泣くとかじゃなくて、感情(きっと怒り)が襲ってきて、反動で泣いていた。エンドロールで泣き出したのは人生で初めてだった。見終わったあと、今の自分の感情をどうしたらいいのかわからなくて立てなかったし、帰りの電車でも心臓がバクバクしてて見終わったあとの疲労感がすごかった。監督の演出や音楽もすごかったけど、役者のパワーがものすごく強くて映画に引きずり込まれた。魂がぶつかりあっていた。渡辺謙さんもおっしゃっていたが見る時は覚悟した方がいいと思う。ここまで映画に影響されたのは初めてだった。

kujira ネタバレ

反日プロパカンダ系映画

- 10年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

途中までは、群像劇というか、視点切り替わって色々な場面見せるので陰日向に咲くを彷彿とさせるも、陰日向の方がまだ面白いかな、程度にしか思っていなかった。 ここまではまだ良い。 途中から米軍基地反対、ないし米兵の暗い変なコミュニティが出てきたあたりでおや?っとなった。 共産党臭がするぞ、と。 米兵にレイプされたあたりで、帰る客がちらほらで始める。 結局最後は全員で意味もなく叫んで終わり。 非常につまらない。 俳優さんは素晴らしい演技を見せてくれているが、脚本、内容が無い。 米兵にレイプされた所が悪いわけじゃない。 最後までそれを引きずって、鑑賞者に今の沖縄はこうなんだぜ、とでも言わんばかりに押し付けてくる所がダメ。 この映画で監督の見せたかったものって、そこでしょ? だから終わり方があんな事になる。 初めてですよ、上映中にあんなに人が帰るところ見たのは。 最後スタッフロールで脚本・監督の名前が出た時の客席からの「(あぁ...)」みたいな声にならない声が出た時はみんなそう思うよね、とおもった。

うーん

- 10年前

うーん… なんていうかね…

胸がズンと重くなりました。

- 10年前
鑑賞前は"あの事件の犯人は誰なのだろう"というドキドキとした気持ちでしたが、鑑賞後には"あの時はどうすべきだったのだろう"という重苦しい気持ちになりました。 初めは"誰が犯人なのか"に視点を置いて、ハラハラと胸を震わせながら、固唾を飲んで画… 続きを読む

鑑賞前は"あの事件の犯人は誰なのだろう"というドキドキとした気持ちでしたが、鑑賞後には"あの時はどうすべきだったのだろう"という重苦しい気持ちになりました。 初めは"誰が犯人なのか"に視点を置いて、ハラハラと胸を震わせながら、固唾を飲んで画面を見つめていたはずが、いつの間にか"どの振る舞いが正しかったのか"に重点を置いて、ズキズキと胸を痛めながら、息を詰めて物語に観入っていました。 "信じたいけれど疑ってしまう"、"変わりたいけれど行動できない"、また"諦めているけれど足掻いてしまう"ように、誰の人生にも必ず存在するであろう葛藤の瞬間や場面が、思わず目をそらしたくなってしまうほど、痛々しく生々しく、それでいて現実的に描写されていました。 同性の身として、身がすくむように恐ろしく、悲しく辛いシーンもありましたが、他者と関係を築く事の難しさなど、改めて考える良いきっかけになったと思います。

気軽には観られない映画だか

- 10年前
高校生の私が1人で観るには、なかなか重い映画でした。それと同時に、人を信じることが素晴らしく思え、また恐ろしく感じました。オールキャストの映画はコケるものが多い中、「怒り」は絶妙なバランスの中で作品が成り立っていました。特に広瀬すずには驚か… 続きを読む

高校生の私が1人で観るには、なかなか重い映画でした。それと同時に、人を信じることが素晴らしく思え、また恐ろしく感じました。オールキャストの映画はコケるものが多い中、「怒り」は絶妙なバランスの中で作品が成り立っていました。特に広瀬すずには驚かされました。ただの可愛い女優じゃなかった。思わずスクリーンから目を離してしまうほどの演技力でした。素晴らしかったです。 もう一度、人が少なくなった頃に観に行こうと思います。

はだ ネタバレ

「怒り」とは

- 10年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

観終わったあとは、1人でじっくりと考え込んでしまうような映画です。ぶっつけ本番ではなく、予告編などを観てから映画館に行くことを推奨します。 幸せそうな夫婦が何者かに殺害される。 犯人の動機は「怒り」 素性の知れない3人の男。 彼らはそれぞれ秘密を抱えている。 周囲は「彼が犯人なのでは」と疑うようになる。 東京、千葉、沖縄を舞台に3人の男とその周囲の人々の葛藤が描かれています。 信じたいのに疑ってしまう。 そして、信じていたのに騙されていた。 くだらない「怒り」だ、どこに「怒り」があるのかと低評価をつける方がいるようです。 犯人の動機は確かに自分勝手なものかもしれません。 しかし、評価をつける前に「怒り」とは本来誰に向かうものなのか考えていただきたいですね。 俳優陣の演技が素晴らしかったです。 とくに広瀬すずさんの演技からは「私は可愛いだけじゃない!」という女優魂のようなものを感じました。

人間が精神崩壊する様

- 10年前
何度も繰り返し観る事は絶対しないと思うけど完全に脳裏に刻み込まれた正真正銘の傑作です。 ストーリーも演出も演技も俺にとって文句なしの出来で感動しました。 千葉、東京、沖縄と別々の話が展開していきます。俺はそれぞれ1章、2章という形で進み最後… 続きを読む

何度も繰り返し観る事は絶対しないと思うけど完全に脳裏に刻み込まれた正真正銘の傑作です。 ストーリーも演出も演技も俺にとって文句なしの出来で感動しました。 千葉、東京、沖縄と別々の話が展開していきます。俺はそれぞれ1章、2章という形で進み最後に繋がるような展開かと思っていたんですが、まさかあれほど小刻みに同時進行で場面が変わっていく演出とは思いませんでした。 でもこの同時進行の演出がすごく上手。別々の話なのに上手くシンクロしていて、同じような状況だったり同じ展開のところで話が切り替わっていきます。 しかもいいタイミングで切り替わるので次どうなるんだろうって気づいたらどんどん映画の世界に引き込まれました。 そしてその3つのエピソードに共通しているのが身近な人への疑念です。 形は違えど1枚の殺人容疑者のモンタージュ写真が影響し徐々に不穏な空気が漂ってきます。 3つの話の1つは真実、2つはフェイクです。 クライマックスも意外な種明かし方法をされて結構驚かされました。 消去法じゃないこの辺のフェイント演出もうまいです。 でもこの作品一番の見どころは色々な人たちが精神崩壊していく様です。 愛、信頼、疑念、衝動、絶望、後悔を正に体当たりで演じられてます。 これは出ているキャストの演技がとても重要視されると思いますが皆さん本当に凄い崩壊の仕方を見せてくれます。 中でもあまりフューチャーされてませんが広瀬すずの相手役だったアンジェリーナジョリーの唇みたいな男の子がとても頑張ってました。あの役難しかったと思いますがとても印象深かったです。 俺はエンディングロール前に出てくるタイトルを見て鳥肌が立ちました。 これはヤバい映画観たぞっていう時って最後にゾワゾワっと来るんですよね。 万人受けしないと思いますがお勧めできる作品です。

日本映画

- 10年前
久しぶりに日本映画も捨てたものじゃないな、と思わせてくれた映画だった。 まず、俳優陣の気迫が演技から伝わってくる。 役作りの裏話などを聞いていたからこそ、それが映画から伝わってくるのはとても見ていて嬉しかった。 3つの物語が展開していくがそ… 続きを読む

久しぶりに日本映画も捨てたものじゃないな、と思わせてくれた映画だった。 まず、俳優陣の気迫が演技から伝わってくる。 役作りの裏話などを聞いていたからこそ、それが映画から伝わってくるのはとても見ていて嬉しかった。 3つの物語が展開していくがそれを見やすく、だらけず進めていく監督は素晴らしいと思う。 私がなにより素晴らしいと思ったのは脚本で、どのセリフもさらりと日常のように呟かれるけれども、どれも重く、真理のようだった。 俳優について 綾野剛さん 出演の画面数は全体に比べて少ないながらもこの作品の中でも静である彼の声が見た後頭から離れない。彼の言ったセリフが見てしばらくしてからもずっと頭に残っている。 妻夫木さん NHKのドラマで彼の演技力に「この俳優さんこんな演技もできるだ、すごい」と思っていたが、今回もすごかった。リアルな人間の心を演じていて、彼と綾野剛のゲイシーンはあやふやな感じがなくて、人間らしさに溢れていたと思う。 千葉組 纏めさせていただくが、彼らは三人の関係がとてもよかった。池脇千鶴の演技がそこに加わってリアルさを出していてよかった。現実にある、周りの環境と、家族の中の歪みを描けていてとてもよかった。 森山未來さん 彼はすごかった。見た後も理解が追いつかない。もともと演技派だと理解してたがこんな演技できる役者はすごい。もっと色んな濃いさくひんにでてほしい。 佐久本宝さん この、映画で名だたる俳優の中、一番知らなかった俳優さん。でも彼の演技は素晴らしく、難しい役どころをこなしていた。彼の純粋な演技があるから、沖縄の物語が進んでいくと思った。沖縄の話は全体的な感じ熱が多い。その中で熱に翻弄される役だっただけに、彼の最後のシーンの演技が映画の印象になった。 広瀬すずさん 彼女のイメージが真反対になった。今流行りの女優さんだなというところだった。コミックスの実写化には外せない。海街ダイアリーを見てたが、年相応の役だなぁくらいだった。(演技上手だなぁと) この作品で彼女の演技の爆発を見た気がして、今までの自分が情けなくなった。 最後の絶叫のシーンは個人的にはあまり響かなかったが、確実にストーリーの恐怖の部分を担っていたと思う。 全体的に演技の上手い人たちが集まっているのに喧嘩せず纏まっていて監督がすごすぎると言わざるを得ない。 テーマも色々考えさせられる。

すーーーーーーごい

- 10年前

信じたい人ほど信じれない、それをもの凄く思い知らされる映画。

豪華キャスト

- 10年前

出演者がとにかく華やかで、演技に引き込まれました。犯人が誰なのか考えながら見ていましたが、最後は苦しくなるくらい人について考えて見ていました。人を信じること、人を疑うこと、どちらも難しいことだなと。信じた人の裏切りに対する悲しみ、疑ってしまった人への後悔…考えさせられる映画でした。 ただ一つ言えるのは、真実が全てであり、真実を知ることは大切だなと。いつでも真剣に人と向き合いたいですね。

kana ネタバレ

期待しすぎたか

- 10年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

確かに、役者さんの演技はリアルで良かったが、シナリオは不自然な部分が多かったように思う。 また、人によっては相当なレベルでの閲覧注意(予告に無い部分で)。 以降ネタバレありとして書かせていただく。ご容赦願いたい。 まず、婦女暴行という悪質でデリケートな問題を組み込むのであれば、もっと配慮が欲しかった。(そこに至るまでの経緯も不自然。かつ尺を取りすぎた感も)途中で劇場から出て行った人もいた。苦手な人には本当に無理な問題。個人的にも先に知っていれば絶対に観に行かなかった。 また、愛する人を信じられるか否か、と言う問いかけを前提にした場合、この犠牲が本当に必要であったか?という疑問すらあり。この違和感が元で先が少し読めてしまった。 男性が非常に丁寧に描かれていた事が、ある意味で対比のようになってしまい。取り敢えず少女達を性的な被害者にして悲惨さを演出しようという安易さがあるのでは、と邪推してしまいそうになった。(原作未読なため、元からそうなのか否かは不明だが……) 役者さんの実力があり、それなりに魅せる部分があっただけに、非常に残念。

圧巻。

- 10年前

言葉が出ません。これは18歳以上にしたほうが良いと思いました。

今年ブッチギリ

- 10年前

今年邦画No.1では?

吉田修一凄し。

- 8年前

実際には原作を読んでいないのだけど、『悪人』を読んだ時の衝撃がありました。『怒り』という素晴らしいネーミングの裏には「信じる」という文字が存在感を際立たせていました。でも、キャストか豪華すぎたかな。

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