一輪咲いても花は花
専好も秀吉も利休も自分の想いに正直で、ただ純粋だっただけ。それ故の悲劇。 やりきれない場面が多かった中で、人を許すとはどういうことなのか、果たして自分なら許せるのか考え込む中で、救いだったのは花の美しさ。 自分が良いと思うものを良いと声に出せる幸せを感じた作品。
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『起終点駅 ターミナル』『スイートハート・チョコレート』の篠原哲雄が、狂言師の野村萬斎、歌舞伎の市川猿之助らを迎え戦国時代に実在した花僧、池坊専好の物語を描く。16世紀後半、織田信長(中井貴一)が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉(市川猿之助)へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようと していた。だが秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ池坊専好(野村萬斎)という僧がいた。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった......。
専好も秀吉も利休も自分の想いに正直で、ただ純粋だっただけ。それ故の悲劇。 やりきれない場面が多かった中で、人を許すとはどういうことなのか、果たして自分なら許せるのか考え込む中で、救いだったのは花の美しさ。 自分が良いと思うものを良いと声に出せる幸せを感じた作品。
とにかく映像が美しいし野村萬斎の所作も美しいし無尽斎のお猿めちゃんこかわいい。おはなきれい。
松の木の接ぎ木のオチが良いね!
名優達の演技が素晴らしく とにかく花が綺麗でした。
最初は、つまらなくて途中寝てしまった。巨大な盆栽?❗は、キレイでした。
花には荒れた心を癒す力があると再認識
利休と専好の友情、あと生け花が、素晴らしい!素人が観ても花の存在感がスゴかったですよ。ただストーリー的に、もう一つ欲しかったです。
織田信長が大好きな9歳の娘と鑑賞。 室町時代後半に行きた華道家元・池坊専好は豊臣秀吉の暴君ぶりに嫌悪し、民や友のために華道を通して戦の勝負に出た。 と、ざっくりな説明だが、 この映画、近年の日本映画の中では上位にくるのではないかという素晴らしい内容だった。 池坊専好の純粋さ、千利休の美的センス、民衆の心の豊かさ、秀吉の嫉妬、織田信長の遺言めいた名言。 全てが観客の心にスッと入ってくる。 日本人の心の清らかさ、ワビサビを分かりやすく描いていると思います。 ちなみに娘は織田信長登場で目をキラキラさせ、若き日の前田利家と秀吉でワタシに凄いと言い、千利休と専好の幼なじみが殺されるシーンでは号泣嗚咽でした。 ちびっ子の心を鷲掴みの一作でした。
ヒロイン役の森川葵ちゃんが大物俳優の方に負けず劣らず存在感をだしていてとても魅力的。
笑える映画と思ったら、号泣してしまった! もてなし…とは、その人を丸ごと受け入れる事なんだぁ。奥深い…
他人の顔やら世情の事柄にはトント興味が無い主人公。お呼ばれの先が織田信長公だろうが公方様のお抱えの利休だろうが、あんまり響いていない様子です。花と無縁仏を日々供養の日常として、静かに見つめ感動して生きていたいのに、この映画の登場する人達は柵や世情の荒波に苦しみ、有る人は飲み込まれ抗いきれず打ち拉がれる。その中に花は日々枯れながら毎日蕾をつけています。美しい花器に生けられる草花が美しく人の営みの背負う辛さを噛み締めながら生きる姿勢が美しい心根のしなやかな素晴らしい人を垣間見えるひとときでした。
花をもって世を正そうぞ。 花を活けるとは、花の命と向き合うこと。 自ら創造し、表現に挑む姿はやはりカッコいいなあと思いました。友を慕い、人々に愛されていた池坊が造る花たちも、とても美しかったです。良い映画でした。
タイトルといい、深刻なものでなく笑いのある内容かと思っていましたが。予想外に悲しみがあり良い意味で裏切られた気がします。生け花が美しくて、ストーリー以外でも楽しめます。
野村萬斎さんの演技が観たく映画館へ。落ち着いたよい映画でした。歴史好きにお勧めしたいです。
野村萬斎さんが好きで見に行きました。内容もよかったですが、なにより生け花がすごく素敵で印象に残る映画でした。