観た後に優しい気持ちになる映画
新宿御苑での野外上映にて鑑賞。 美しい北海道の風景と、ピアノの旋律。 ピアノってこんなに魅力的な楽器で、ピアノを調律している姿ってすごく美しいんだなーと、惚れ惚れしながら観た。 この映画を観て調律師を目指す人いるだろうな。 観た後にはすごく優しい気持ちになるような、素敵な映画だった。
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「2016年本屋大賞第1位」を獲得した宮下奈都の同名小説を『orange-オレンジ-』の橋本光二郎が、山崎賢人、三浦友和を迎えて映画化。ピアノの調律に魅せられた一人の青年の成長物語。北海道の田舎で育った主人公・外村直樹(山崎賢人)は、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)に出会う。彼の調律したピアノの音に「森の匂い」を感じ、調律師の仕事に魅せられ、その世界で生きていくことを決める。そして専門学校に通ったのち、板鳥のいる楽器店で調律師として働くようになるのだった。一番年齢が近く兄のような存在である柳(鈴木亮平)につきながら、調律師としての道を歩み始めた外村は、一緒に回るなかで、高校生姉妹、和音(上白石萌音)と由仁(上白石萌歌)に出会う。同じ柳の調律したピアノながら、明るく弾むような音色の由仁に対し、端正でつややかな音を奏でる和音の音。外村は、和音の音に魅了されていく......。
(C)2018 「羊と鋼の森」製作委員会
新宿御苑での野外上映にて鑑賞。 美しい北海道の風景と、ピアノの旋律。 ピアノってこんなに魅力的な楽器で、ピアノを調律している姿ってすごく美しいんだなーと、惚れ惚れしながら観た。 この映画を観て調律師を目指す人いるだろうな。 観た後にはすごく優しい気持ちになるような、素敵な映画だった。
原作は知りません。 ピアノの調律の映画ですが、調律中や森の中の回想シーンなど、沈黙がとても重要に思います。 映画全体はゆっくり静かに話が進みます。 音が重要な映画なのに、チャックを開けて袋を取り出し、袋を開けて、ボリボリせんべいを食べられる人の気が知れない。
山崎賢人が調律をするらしい。原作本はすごい賞をとったらしい。その二つの情報だけで、特に予備知識なく観た。 まさか大好きな森永悠希さんが出てるなんて!という嬉しさと、ああいい映画を観たなあという満足感。本当に充実した映像体験だった。目覚めるような美しさと繊細さ、光と陰のバランス、これは泣いてしまうよ。
これは東宝というメジャーが制作・配給する稀有なアート系作品だろう。 5月11本目の試写会は、山崎賢人主演、本屋大賞受賞作の映画化「羊と鋼の森」。 本屋大賞を受賞した宮下奈都の原作は「音」を文章で表すという離れ業をやってのけた。 例えば冒頭、外村が初めて板鳥の調律を聞いた時を「その人が鍵盤をいくつか叩くと 、蓋の開いた森から 、また木々の揺れる匂いがした 。」と描写する。 当然、映画化は、この「文章で表現した『音』」を、どう映像で表現するか、との闘いだ。言い換えれば「小説」という媒体と「映画」という媒体との闘いでもある。 予想された通り、映画では、小説にあるモノローグによる語りをほぼ廃して、「映像」と「音響」と「芝居」でそれを見せる。特に本作のイメージとなる「森の音」を見せるために「音響」「録音」にはかなり力が入っている。 主演の山崎賢人は主演作が止まることを知らぬ大人気ではあるが「ジョジョ」「斉木楠雄」と映画ファン的には「また山崎賢人?」くらいにしか思えない俳優。 だが私はひとつ彼の光る演技を見たドラマがある。「陸王」だ。この作品の中で役所広司の息子役を演じた山崎賢人は、モテモテ高校生でもなく、スーパーヒーローでもない、初めて身の丈にあった役をもらって活き活きと演じていた。だから本作の「外村」役と聞いて、合うんじゃないかと内心期待して見た。やはりというか、気の弱い悩める青年役は山崎賢人によく合っていた。 ただ「音」を書き表わすために雄弁だった小説に比して、それを映像と音響で表した映画は静寂が基本。ジェットコースタームービーに慣れた若い人には、退屈だったり、眠くなったりするかもしれない。 原作では双子の姉妹の和音と由仁を演じている、上白石萌音、萌歌の姉妹も良いし、セリフはほとんどないけど「ちはやふるの机くん」も出てきてうれしい。 「音」を文章で表した本屋大賞受賞作の映画化、原作を読んでいた私はどうしても比較ありきで見てしまう。純粋にレヴューできるのは未読の方かな? ただダメだったら酷評するだろうから、この静謐で温かい映画は小説に対する映画からの答えとして、ある程度のクウォリティで応えた作品と言っていいだろう。 (でも映画見て気になったら小説読んでみて。文章で表した「森の音」をあらためて映画と比較してみるのも、きっとおもしろいよ)
静かで強い作品です。優しい強さでした。 山崎賢人さんの目が良かったです。映画でドアップになったとき本当に魅力的。 脇の俳優さん、とてもよくて、それぞれの人間が丁寧に感じ取れる作品になっていました。 三浦友和さんのセリフまわし、声が素晴らしい。 そして、、吉行和子さん、存在感が半端ないです。強烈に印象に残ります。
綺麗な映像、聞き入るピアノの音。静かな映画でしたが存在感のある素敵な映画でした。
聞き慣れない調律師のお話で山﨑賢人くんが調律師として、人間として成長していくのを感じる事の出来る映画です。 全然、音楽に関わってこなかった自分だったので題材が少し不安でしたが、人間の成長を描いた映画だと途中から気づきそこからは観ていて勇気を分けてもらっている感覚が芽生え始めました。 無理せず地道な努力を積み重ねが大事なんですね! おまけ 高校生頃の賢人くんに何かいつもと違うと違和感を感じたのですが、耳を出していたからでした。 賢人くんいつも耳隠れてると改めて気づきました(^^)
少年はある日出会い、人生を選択して歩み、悩み進んでゆく。 豊かな自然と、みずみずしい映像にゆったりと癒されました。 音楽は楽しみで、癒しでありながら、闘いである。人生を捧げる挑戦者達、コンクールに挑み葛藤がある世界でもある。 ピアノは人生を豊かに長く思い出を共有する。 エピソードがそれを綴り、主人公は調律する事で関わる。 地味で奥の深い調律という仕事に悩み、人生に悩み、道を見つけ進む。 主人公は見守られ、挑戦して、誠実でした。 変な騙されたり、陥れられるような事が無くてそれも良かったです。
音楽を学んでいる身として、もともと原作を読んでいて興味を持っていた作品でした。映像化されると更に音楽の豊かさや音色の美しさを感じて涙なしでは見れないです。音楽は無限大であると改めて気付かされ、また夢に向かっていま自分がやってることは無駄じゃないんだと気づかされる…とてもステキな作品です。
原作を読んで、これまでピアノを日常的に弾いてきましたが、調律について深く考えたことがありませんでした。
映画を見る前に原作の本を読んでから観ました。 ピアノを今も習い続けているのですが、一つ一つの音が少しでもズレていたらどんな曲でも完成しないということに最近やっと気づきました。ピアノを続けていく上で、調律師という仕事はなくてはならない存在だと思いました。
原作未読で、予告のピアノ音楽に惹かれて鑑賞 予告では山崎賢人って意識してなかった。ピュアな瞳してるねー。 すごく劇的な話ではないのだけれど、弾く側と調律する側の心情の機微がピアノを通して表現されていて綺麗でした。 映画館で2人ばかり泣いてる人がいました。
ユナイテッドシネマとしまえんで鑑賞 原作の世界をどのように映像化しているのか興味があり、鑑賞しました。 高校で偶然聴いたピアノの調律の音に見せられ、突然調律師を目指した主人公。 森しかない山奥で育ち、ピアノに触れたことすらない。音楽の知識もなく、才能のない平凡な人間が、どうすれば上手くなれるのか、目標を達成することができるのか、ずっと自問自答していきます。 でも、「調律師」という言葉を自分の職業に当てはめると、日頃から観客が心の中で抱いていた疑問に合致することに気付かされます。 個人的には、ピアノの調律の音を一度聴いただけで人生変わるほど感動したこと自体、もの凄い才能だと思うのですが。 主人公は、幼い頃から森の中の川のせせらぎや木々が触れ合う音、小鳥がさえずる声を日常的に聴く生活に育ったことで、調律師としての耳を培われたと思います。 原作を裏切らずに忠実に再現しており、主人公役の山崎賢人も、イメージ通りで良かったです。
個人的に、実写化枠のイメージが強い山崎くんですが、今作の普通で素朴な青年役が良い意味でハマっていた気がします。 決して起承転結がはっきりとした映画ではないものの、ゆっくりと時間が流れていくようなストーリーで非常に心地よかったです。何よりピアノの音と美しい自然の描写に心が癒されました。 専門的な部分は解説してくれるので、上白石姉妹の性格の違いが音色の違いになっていることも段々感じることができ、私のようにピアノや調律師に関して知識のない人も安心して見られる作品だと思います。
山崎賢人くん、はまり役です。 漫画の実写より、こういう作品の賢人くんをもっと見たい! 青年の心の葛藤が繊細に描かれていて、そこに素敵な音楽がミックスされていて、美しい作品でした。