無題
厳格なベジタリアンとして育てられた 主人公ジュスティーヌの性の目覚めと まさかのカニバリズムの融合。 序盤は美しい美しいジュスティーヌ姉妹の 姿かたちなんかに、とりあえず見惚れるしかないんですが やっぱり中盤からは、決定的な スクリーン… 続きを読む
厳格なベジタリアンとして育てられた 主人公ジュスティーヌの性の目覚めと まさかのカニバリズムの融合。 序盤は美しい美しいジュスティーヌ姉妹の 姿かたちなんかに、とりあえず見惚れるしかないんですが やっぱり中盤からは、決定的な スクリーンから目を背けたいけど観たい、 というシーンが続出。 切り口の方から指をちょっとずつ‥ たぶん、犬から守るため自らの手に取り 血を舐めてみる程度の気持ちだったと思うんですが これが大きな引き金で。まさにめざめのシーン。 姉妹の引き起こした最後の事件なんて 「いっけねー!意識ないうちにうっかり!!」 的なコメディ性を含んだものに見えてしまったあたり、 わたしも観ているうちに ちょっと感覚が麻痺してしまっていたのかもな。 ただ、ここまで振り切った演出に行き着かせるのなら 完治したと見せかけて‥‥完食!! くらいの展開があっても好きかも。 あとは、個人的にはラストで お父さんがわかりやすく全てを 説明してくれるところは 構成としては親切すぎてちょっと冷めた。かな。 ホラー、カニバリズム、性的嗜好、ジュブナイル、フェミニズム と盛り込んだなかでひとつ地味に際立つのは 愛ゆえの“自己犠牲”が盛り込まれているところ。 食べられても動じない、むしろ与えるって‥度を越して 狂気を帯びた愛情描写ですよね。 身を捧げる相手がいるなら、同意を得ているなら 成り立つ関係なのかなとも首をひねりましたが まあ、端的に言うなら傷害事件ですもんね。 こういうことを考えつつ、あれ、じゃああの1件は? と矛盾点を感じる箇所もありましたが‥。