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ラブレス ポスター

ラブレス

3.1 127分 2018/4/07 (土) 公開
サスペンスR15+ロシアフランスドイツベルギー
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あらすじ

初の長編監督作『父、帰る』でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞し、『裁かれるは善人のみ』ではカンヌ国際映画祭・脚本賞、ゴールデン・グローブ賞・外国語映画賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたロシア人監督アンドレイ・ズビャギンツェフが、失踪した「愛せない息子」の行方を追う身勝手な両親の姿を描く。一流企業で働くボリスと美容院を経営するイニヤの夫婦。二人はそれぞれ、別にパートナーがおり、一刻も早く別れて新しい人生をスタートさせたいと思っている。問題は12歳の一人息子アレクセイのことだ。夫婦どちらも、新しい生活に息子を必要としていなかった。ある晩、二人は激しく罵り合い、お互いに息子を押し付け合い口論をする。翌朝、学校に出かけた息子はそのまま行方不明に。彼らは必死で息子を探すが……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
アンドレイ・ズビャギンツェフ
キャスト
マルヤーナ・スピヴァク/アレクセイ・ロズィン ほか
配給
クロックワークス/アルバトロス・フィルム/STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト
http://loveless-movie.jp/

クチコミ

生活は裕福になっても心は貧しい

- 8年前
これは、いろいろと考えさせられる映画で面白かったなぁ 現在のロシアの中流家庭の夫婦事情が描かれている作品 ロシアの家庭事情を見る機会があまりないので、彼らの生活を見ているだけでも面白かった 2012年10月のサンクトペテルブルク ボリス… 続きを読む

これは、いろいろと考えさせられる映画で面白かったなぁ 現在のロシアの中流家庭の夫婦事情が描かれている作品 ロシアの家庭事情を見る機会があまりないので、彼らの生活を見ているだけでも面白かった 2012年10月のサンクトペテルブルク ボリスとイニヤの夫婦は、それぞれに新しいパートナーがいて一日も早く離婚したいと考えていた 彼らには、12歳になる息子アレクセイがいるのだが、互いに引き取ることを嫌がり、口論になってしまう そして、アレクセイ本人が「アレクセイを押し付け合う両親」の口論を聞いてしまい… ここで描かれるのは、包み隠すことのない、夫婦の赤裸々な本音 二人とも自分のことしか考えていないエゴイストで 二人の間にいる子供のことよりも、自分と新しいパートナーとの生活の方が大切 そして、そんな夫婦の元から息子のアレクセイが失踪してしまう そこから、物語は一気にサスペンス色が強くなっていく 私は、常にいがみ合う夫妻を見て、長い冷戦の間、貧しい生活を強いられた国民は、心も貧しくなってしまったのではと感じた それは主人公夫妻だけでなく、社会生活からも感じられる 夫が勤務する会社でも 「上司の言うことを聞かないとクビになる」とか「ランチは全員同じ物を食べる」とか、共産主義の名残がそこかしこに残っている その反面「家出人捜索のボランティア」が「警察より優秀」であり、警察は日々起きている事故や犯罪を追うので手一杯だというのも、荒んだ世の中を表しているのであり、 家出人捜索ボランティアの組織化された手際の良さは、経験値の高さ、アレクセイのような家出少年の多さを感じさせる そこから、ロシアで起きている犯罪の多さは、共産主義がもたらした負の遺産なのではと感じた 彼らは自由な生活を知らず、いきなり抑圧を解き放たれた開放感から、欲望のままに生きるようになってしまったのではないか そして現在、ウクライナが東西に分かれる内戦が起きており、ロシアの国民は、そのニュース映像にかつての自分たちの姿を見るが、まるで他人ごとのような気分で、それを眺めているのである

イライラした

- 8年前

自分勝手な両親に、後味が悪い。 しかしこんな作品は見たことがない。

我が子への愛が少なすぎて

- 8年前

自分たちへの愛を求めすぎた両親が 子供から「愛の影」で復讐される物語。 我が子を愛することを忘れる、なんでもことはないと「普通の人」「普通の親」なら思う。 しかしこの映画の親は、双方の不倫相手やSNSに愛のようなモノを求め過ぎて、我が子を愛するこ とを忘れる。 結局、そんなことは、親だったら忘れることはできないのに。

“ラブレス”とう題名が内容にマッチ!

- 8年前
夫婦関係が破綻し、子供を押しつけ合うボリスとイニヤ。その姿には息子への愛情も、親としての責任感も感じられない。 そして、息子が失踪すると、確かに必死にその行方を捜すのだが、息子のことが心配な気持ちだけでなく、早く今の生活を終わらせて、新生活… 続きを読む

夫婦関係が破綻し、子供を押しつけ合うボリスとイニヤ。その姿には息子への愛情も、親としての責任感も感じられない。 そして、息子が失踪すると、確かに必死にその行方を捜すのだが、息子のことが心配な気持ちだけでなく、早く今の生活を終わらせて、新生活を始めたいという気持ちが見え隠れする。 そんな二人の新生活。新妻との間に生まれたわが子をもて余すボリスと、前夫や息子のことをすっかり忘れて夫に寄り添うイニヤ。それぞれが、過去のしがらみから解放された安堵感を感じるが、その表情はどこか空虚で、作品冒頭の罵り合う二人を彷彿させた。

言葉にならない軽さと悲惨さ

- 8年前
子供を育てる、なんて意識のこれっぽっちもない、救いようがない夫婦の、その軽い日常の行動と、クリミア半島情勢のニュースに関心を示す心の奥に潜む不安が表されたという意味で、ロシアの今、が垣間見れた作品。 それにしても、主人公の夫婦はひどい奴らで… 続きを読む

子供を育てる、なんて意識のこれっぽっちもない、救いようがない夫婦の、その軽い日常の行動と、クリミア半島情勢のニュースに関心を示す心の奥に潜む不安が表されたという意味で、ロシアの今、が垣間見れた作品。 それにしても、主人公の夫婦はひどい奴らです。 子供が失踪しても何の感情の変化もない。姿を見せなくなる前の、子供が夫婦喧嘩に声を噛み殺して泣く姿が、悲しく、忘れられない。そこにだけ感情というものがあった、そんな映画でした。

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