ポルノ+ホラー! かなりハードだよ。
3月10本目の試写会は、中田秀夫監督最新作「殺人鬼を飼う女」完成披露試写会。 KADOKAWA「リミッターを外せ! ハイテンション・ムービー・プロジェクト」。監督にR指定など気にせずに、やりたいように撮ってもらうプロジェクトの第1弾だそう… 続きを読む
3月10本目の試写会は、中田秀夫監督最新作「殺人鬼を飼う女」完成披露試写会。 KADOKAWA「リミッターを外せ! ハイテンション・ムービー・プロジェクト」。監督にR指定など気にせずに、やりたいように撮ってもらうプロジェクトの第1弾だそうで、 期待以上におもしろかった! 中田秀夫だし「殺人鬼」だし、ホラーだろうと思っていたら、かなりポルノ! 上映に先立って行われた舞台挨拶で「日活出身としてはがんばりました!」と中田監督が言っていた通り、中途半端な濡れ場ではなくかなりリアルにポルノ! 多重人格の女の子が主人公。幼い頃の養父による性的虐待で多重人格を発症しているので、男性不信の主人格の他に、淫乱な人格も有しているので複雑だ。 そして本作で一番おもしろいのはその演出方法。多重人格ものと言えば「スプリット」のように一人の俳優が多くの人格を演じ分けるのが普通。だが本作では4人の女優が一人の女性の4つの人格を演じるのだ。 最初は顔もスタイルも違う4人の女優さんで一人の女性と認識できるのか不安だったが、なかなかどうして、見ているうちに全く問題はなくなった。中田演出、大したものだ! もちろん「殺人鬼」だから、彼女の周りで連続殺人が起こり、中盤は中田秀夫の真骨頂、どんどんホラー・テイストになってくる。殺人鬼は彼女のどの人格なのか? はたまた彼女を取り巻く誰かなのか? ラストは舞台挨拶でも話題になっていた「4P」! AVでも3Pはよくあるけど、4Pというのは日活出身の中田監督もさすがに初めてだったそう。女性やカップルは覚悟していかないと気まずいムードになるかも(?)ってくらいハード! 主演の飛鳥凛さんをはじめ、4つの人格を演じる4人の女優さんたちの演技は汗が臭ってくるほど体当たりの演技だ。 ポルノ+ホラー! 中田秀夫が楽しんで撮ったのが伝わってくる。金はかかってないけれど、個人的には「スマホを落としただけなのに」よりおもしろかった! エロくて怖い映画が見たい人にオススメ!