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悲しみに、こんにちは ポスター

悲しみに、こんにちは

4.3 100分 2018/07/21(土) 公開
ドラマスペイン
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あらすじ

監督カルラ・シモンが手がける少女の特別な“ひと夏”。無邪気さと繊細さをあわせ持つ思春期前の少女の心の動きを、美しいカタルーニャの風景を舞台に丁寧に描写していく。フリダは、荷物がダンボールに詰められるのを静かに見つめていた。その姿は、まるで母親が最後に残していった置物のようだ。両親を“ある病気”で亡くし一人になった彼女は、バルセロナからカタルーニャの田舎へ引っ越し、若い叔父夫婦の元で暮らすことになる。叔父と叔母、そして幼いいとこのアナは、家族の一員としてフリダを温かく迎え入れるが、新しい家族として暮らすには互いに時間がかかってしまう......。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
カルラ・シモン
キャスト
ライラ・アルティガス/パウラ・ロブレス/ブルーナ・クッシ/ダビド・ヴェルダグエル/フェルミ・レイザック ほか
配給
太秦
公式サイト
kana-shimi.com

クチコミ

小さな体で抱える悲しみとワガママ

- 8年前

親戚に預けられる少女。カタルーニャの夏。 環境の変化に戸惑い、ついワガママに。強がる心に対して小さな体。素直になれず、背伸びする姿に遠い昔を思い出す。うまく伝わらない愛情が歯がゆい。 悲しみを受け止める時、新しい居場所できっと大人になれるはず。

思わず抱きしめたくなる愛おしさ

- 8年前
避暑地にいるような気分に浸りながら、かつて小学生だった自分を思い出しつつ、最後はホロッとした作品だった 1993年の夏 小学生のフリダは病気で両親を亡くし、バルセロナから田舎町で暮らすいとこの家で暮らし始める 日本でいえば、小学校2年生… 続きを読む

避暑地にいるような気分に浸りながら、かつて小学生だった自分を思い出しつつ、最後はホロッとした作品だった 1993年の夏 小学生のフリダは病気で両親を亡くし、バルセロナから田舎町で暮らすいとこの家で暮らし始める 日本でいえば、小学校2年生か、3年生ぐらい 「ママが死んだよ。天国に行ったよ」と言われても、イマイチ理解できない年頃 そのフリダが、生まれ育った町と家族の元を離れ、いとこの家の娘として暮らし始めることで ようやく、「生と死」を理解し始める この映画は、監督の自伝的要素が込められているそうで 監督にとって、母親を亡くした1993年という年がとても大切で、記憶に残っている年だったからこそ、とても色鮮やかにイキイキと描かれている 太陽の光をたっぷり浴びたフリダからは、病気の不安を感じさせず、むしろ、溢れ出る生命力を感じさせる そうして、新しい土地で新しい家族と一夏を終えたフリダは、ようやく自分の置かれている状況を理解するようになる 私が、そのフリダを見ていていいなぁと思ったのは、すごく素直で、正直なところ 他に引き取り手がなく、まだ詳しく解明されていない病気かもしれないフリダを引き取った親戚の家は、私はとても立派だと思うけれど フリダは、彼らから本当の両親のような愛情を感じられず、反発してしまう でも、そんな反抗の一つ一つが「私を愛してください」と訴えるフリダなりの愛情表現に思えて、そんなフリダを思わず抱きしめたくなってしまう愛おしさを感じた それはきっと、フリダの新しい親にとっても同じで、だからこそ、この映画には彼らがフリダを抱きしめる場面が多かったように思う その幸せを感じたフリダは思わず泣いてしまうけど、そんなフリダを見て、私も思わずもらい泣きしてしまった この映画は、監督のお母さんに捧げられているけれど それは、その後、フリダは新しい両親の元で幸せに暮らしているけれど、本当の両親のことも忘れていないよという意味だろうと思い、余計にジンワリとしてしまった ぜひ、この暑い夏に避暑地に行くような気分で、少女フリダの溢れ出る愛情を抱きしめてあげて欲しい作品

雄大な自然に抱かれて

- 7年前

好きなタイプの映画。自然の中で手持ち長回しでドキュメンタリータッチに描かれた映画。君の名で僕を呼んでとか、ミツバチのささやきとか、と似ているような。自然な演技の子供達がとてつもなく可愛く愛おしい。母を亡くした心の傷はなかなか癒えない。そしてある日突然大人になる瞬間をとても自然な演出で見せてくれた。とても良い映画です。

悲しみを知った瞬間を描いた作品

- 7年前
とてもじゃないけど扱いきれない複雑な感情を抱き、それらを言葉にすることが出来ず1人苦しむ。 言葉に出来ないだけで、これほどの疎外感を抱き、孤独を味わうものなのか。 大人も冷静な時はその気持ちを汲むことが出来るのだろうが、余裕がなければ、子供… 続きを読む

とてもじゃないけど扱いきれない複雑な感情を抱き、それらを言葉にすることが出来ず1人苦しむ。 言葉に出来ないだけで、これほどの疎外感を抱き、孤独を味わうものなのか。 大人も冷静な時はその気持ちを汲むことが出来るのだろうが、余裕がなければ、子供の心を見失う。 ままならない状況で、ただ黙って寄り添う情景に涙した。 最後にやっと涙を流した彼女は、きっと初めて、母親の死と向き合い、また新たに言葉に出来ない想いを抱くことになるのだろう。 それでも、もう泣いて良いのだ。 分からないと声を張り上げれば良いのだ。 隣に直ぐに手を差し伸べてくれる本当の家族がいるのだから。 繰り返しみたい映画でした。

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