☆5.0
極限まで減らした一つも無駄のない小道具とピアノによる音響、3人のキャストの役回りがくるくる変わり、同じキャストなのに役通りに見える不思議さと可笑しさと切り替えの早さと演技力に圧倒される。 我ながら何言ってるのかわからねえと思うが、最年長の… 続きを読む
極限まで減らした一つも無駄のない小道具とピアノによる音響、3人のキャストの役回りがくるくる変わり、同じキャストなのに役通りに見える不思議さと可笑しさと切り替えの早さと演技力に圧倒される。 我ながら何言ってるのかわからねえと思うが、最年長のサイモン・ラッセルがリーマン長男ヘンリーと綿花畑のオーナーと三男の妻と妻の父親と次男の義父と次男の息子と次男の孫の妻とリーマン家亡き後の社長を演じる。見た目そのままで一瞬で別のキャラが変わり、わけわからなすぎるのにその役にしか見えなくなる。 全体が見える限られた舞台だからこそできる、映画では不可能な演劇ならではの場面転換と面白さに満ち溢れまくった一作。 ピアノの解説を含めて3時間半があっという間。ぜひ舞台でも観たい。