愛息の失踪、家族の失意
スペイン女性エレナの家に6歳のひとり息子イバンから携帯が鳴る。元夫との旅の途中、フランスの海岸で迷子になったという。「ここがどこか分からない。知らないおじさんが近づいて来る。どうしよう」「逃げて」を最後にまもなく携帯が電池切れとなって連絡が… 続きを読む
スペイン女性エレナの家に6歳のひとり息子イバンから携帯が鳴る。元夫との旅の途中、フランスの海岸で迷子になったという。「ここがどこか分からない。知らないおじさんが近づいて来る。どうしよう」「逃げて」を最後にまもなく携帯が電池切れとなって連絡が途絶える。ここまでの開始15分、子供を持つ親としては想像もしたくない。パニックとなるのも当然だ。 10年後、エレナはイバンが消息不明となったフランスの海辺に住み着いていた。息子のおもかげを残す少年ジャンと出会うがイバンを引きずった生活を送る。理解者である新恋人の助言でその地を離れることになるが良い判断だろう。 10年前の失踪事件のことや息子の生死について一切触れていないが、事件性を掘り下げた二面性のストーリーを期待していた。事件の真相は知りたい。