救いを考えたい
法律で裁かれない者に、自らも法律では裁かれない形で復讐する。そのトリックは面白い。しかし真実は、どちらも心の平安は得られず、死後に何千年も裁きにあうことになる。憑依された者同士が居合わせたことによる悲劇。憑依された者が1人で、周りはその者を救おうとする天使の心を持っていたならどうなるか、どうやって救うか、それを考察してみたいものだ。
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
2009年の本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラーを「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の中島哲也監督が映画化した戦慄のエンタテインメント復讐劇。松たか子扮するた女性教師が、担任クラスの生徒に娘を殺されたことから繰り広げる復讐の顛末が、事件に関わった登場人物たちそれぞれの視点から緊張感あふれるタッチで綴られてゆく。とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしは、シングルマザーです。わたしの娘は、死にました。警察は、事故死と判断しました。でも事故死ではありません。このクラスの生徒に殺されたんです」一瞬にして静まりかえる教室内。この衝撃的な告白から、物語は幕を開けた......。
法律で裁かれない者に、自らも法律では裁かれない形で復讐する。そのトリックは面白い。しかし真実は、どちらも心の平安は得られず、死後に何千年も裁きにあうことになる。憑依された者同士が居合わせたことによる悲劇。憑依された者が1人で、周りはその者を救おうとする天使の心を持っていたならどうなるか、どうやって救うか、それを考察してみたいものだ。
結末が興味深く最後まで集中してみれた
終始重たいシーンが続いている割に、ポップな描写や音楽が流れる時が多く、そのミスマッチな気味悪さがとても良かった。また、演技はもちろん、独特のカメラワークも映画全体のキショい雰囲気を引き立たせていたと思う。 森口は復讐と言ってるが、涙を流してるシーンがあることを考えると、復讐と別に徹底的な命の教育をするしんどさもあったのではないかと見て取れた。 俺は森口を見て、一教育者として娘を殺した生徒に命の大切さを大人のやり方で徹底的に教えてるように思えた。冒頭で森口が生徒の言うことを100%信用してない口ぶりから考えると、生徒を1人の大人としてみてるように思えるしね。 特に主犯格の渡辺くんの頭の良さを考えたら、人の命を奪っても少年法で自己正当化しちゃうだろうし、少年院だけで更生なんかおそらくむり。 だから大人のやり方で教えてやろうと判断したのだろう。 森口は渡辺くんの爆弾を実の母がいる研究室に置いたと言ったが、それはおそらく嘘と予想(HIVも感染しないことをわかってやっていたため) ただ、最後の森口が言う「なーんてね」が教育としてなのか復讐としてなのか解釈を委ねられる終わり方で謎を残す... 映画全体の雰囲気も好みで、色々考えさせてもくれるいい映画で、久々に面白い映画に出会えてよかったぁ。 にしても森口さん、やりすぎだよぉwww
『告白』(2010) 久々の鑑賞。今回も106分、重苦しい空気のなか一瞬も緊張の糸が切れることなく惹き込まれましたね。つねに明るく陽気な役を演じていた松たか子さんの冷徹な演技は、公開当時も驚きましたが、素晴らしかったですね。 われわれが無垢であると信じている子どもたちに潜む狂気と闇にこれでもかと描きスポットを当てたミステリー、復讐劇としても一級品。2010年代を代表する一本ですね。
前半が退屈でした。寝落ちしそうになりましたが頑張って観ていたら後半は怖い展開に…松たか子が怖くて上手い。 あまり刺さらなかった…