これは良い映画
事実を基にした映画だと最初に出ます。 ベストセラーを原作にした映画だそうです。 でも、映画の中で同じ学生が2回発言する、「比喩」という言葉がこの映画の本質を表しています。 ぜひ映画館でご覧になって頂きたい、今を比喩的に描いた見事な映画だと思います。 お金を払う価値がある映画だと思います。 拍手👏
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1976年、軍事政権下のアルゼンチン。夢を見失い、人生に希望を見いだせずにいた英国人の英語教師・トムは、名門寄宿学校に赴任する。混乱する社会と手強い生徒たちに直面する中、旅先で出会った女性と共に、重油まみれの瀕死のペンギンを救うことに。女性にはふられ、残されたのはペンギンだけ。海に戻そうとしても不思議と彼の元に戻ってくる。こうして始まった奇妙な同居生活。「サルバトール」と名付けたそのペンギンと、不器用ながらも少しずつ心を通わせていき、本当に大切なもの─人生の意味と、生きる喜びを取り戻していく。
事実を基にした映画だと最初に出ます。 ベストセラーを原作にした映画だそうです。 でも、映画の中で同じ学生が2回発言する、「比喩」という言葉がこの映画の本質を表しています。 ぜひ映画館でご覧になって頂きたい、今を比喩的に描いた見事な映画だと思います。 お金を払う価値がある映画だと思います。 拍手👏
ペンギン レッスン、アルゼンチンの寄宿学校の英語教師がペンギンを拾ってしまったことで、巻き起こる騒動。実話が元のベストセラー小説の実写化。ミッシェル先生をナイトミュージアムシリーズや、ロストキング500年後しの運命、のスティーヴ クーガンが演じていて、皮肉とユーモアが持ち味のイギリス人が異国でしかも野生のペンギンと、どう生活していくのか、ハラハラしながら見ていました。コメディながら、1970年代の軍政権と市民の抗議活動など、不安な情勢についても描かれている。 劇中、CGではない本物のペンギンの仕草が実にかわいい。
あまり期待せずに観たのですが、予想以上に、とても良かったです。背景となるアルゼンチンの当時の政治状況の厳しさと、可愛いいペンギンが引き起こす主人公や周囲の人々の内面の変化、その双方のバランスが絶妙にうまくいっています。 1976年、軍事政権下のアルゼンチンの名門寄宿学校に赴任してきた英語教師の主人公トムは、休暇で出かけたウルグアイの浜辺で、重油にまみれて動けなくなっているペンギンに出会う。ナンパした連れの女性のリードで2人は重油まみれのペンギンを助けるものの、トムとペンギンを置き去りに女性は立ち去ってしまう。 ペット禁止の宿舎でペンギンと一緒に暮らす羽目になったトム。当初は、ペンギンを追い払うこと、厄介払いすることしか考えられないトムだったが、ようやく引き受けてくれることになった動物園のペンギン部屋は狭く汚く…。 サルバトールにトムは話しかける。が、話しかけるのはトムばかりではない。規則を振り回す校長まで、サルバトールに話しかけるのだ。動物は聞き上手な生き物だ。サルバトールに話しかけながら、トムも校長も、忘れていた自分を取り戻す…。 ペンギンのファン・サルバトールがプールのなかを泳いで行くシーンが、観ていて心から嬉しくなる。 動物園の狭苦しい囲いよりは、トムの宿舎での同居のほうが好ましかったとしても、ペンギンには泳ぐ場所が必要だ。プールに放され、スイスイと水の中を泳いで行きながら、サルバトールは幸せを感じていただろう…。そしてそれを見つめながら、生徒たちも、トムも…。そしてわたしたちも…。 それはアルゼンチンの人々には失われている何か…。 無意識のうちに、ギスギスしていたり、干からびていたり、ひねこびていたり、イライラしていたりしがちなわたしたちだが、動物はそんなわたしたちに失っていた温かさや優しさ、体温のようなものを、そして生きていくうえでの大切なもの取り戻させてくれる。そんなことがよくわかる作品だ。その過程はまるで奇跡のようとしか言いようがない。 他の生き物をわたしたちは大切に扱わなくてはいけないと思う。わたしたちは共に生かされているのだから。そのことを忘れたら、明日重油にまみれるのはわたしたちかもしれない…。
重たい話だなぁ。連れ去られる、年若い同僚を助ける事も出来なかった。名門の寄宿学校の親の圧力でようやく解放されたのかな。 しかしこのイギリス人英語教師を演じたクーガンは スタイリッシュだった。背筋、髪型、ファッション。全てバチっと決まってたね。 ペンギンに何を教わったのかは、よくわからなかった
とてもとても良い映画でした。 トムのセリフ、 In life, sometimes, you have to put the penguin in the pool. ある時はルールを破れ 殻を破れとのメッセージ。 勿論メタファーであり反社会的であれということではないのですが、歳を重ねるにつれ何かがとても難しいこととなっていく。 何かってなんなのか。 破るのはルールなのか、 ルールにおさまっていたい自分なのか。 考えさせる映画は必ずしも面白い映画とは限らないこともあるのですが、この映画は可愛くておかしくて泣けて‥。年末にとても良いものを観ることができて本当に良かった。
久々に良い映画を観たなと 恋愛コメディだけではなく、ただの動物映画でもなく 自分が同じ立場になったときに何が出来るのか 大人になった自分は世間に対して、間違ったことをどれだけ是正する事ができるのか 最近よく考える様になっていたのもあり、心に沁みました。 人にどれだけ自分の想いを伝えられるのか、その方法は? 比喩など 正義とは何か、心が温まりました
ペンギンが好きなだけ…で、軽い気持ちで見に行きましたが、すごく良かったです。ペンギンはもちろん可愛かったし、主人公が少しずつ変化していく様子がとても自然に描かれていた。なんか最後は、泣けて泣けて…。彼らを取り巻く社会情勢の厳しさが、胸を締め付けるものがありましたが、希望の見えるエンディングでとても良かった。
1970年代のアルゼンチン。重油まみれで見つかったペンギンと助けた男との共同生活が滑稽。実話らしい。 ペンギンが男から離れない。コメディと思いきや軍事政権への非難も混ぜ込まれており政治色でコーディングされているところが気がきで無い。 ペンギンの結末は?ハートウォーミングでは終わらない。 2025.12.22
映画がとてもよかったので原作を読みました。当時のことが大変鮮明に描写されていて、翻訳も読みやすかったですし感動しました。映画と原作、違いはありますがどちらもお勧めです。
『彼は僕の友人でした』。胸を打つ。明るい光が印象的。
少しペンギンじゃないので感情移入に時間がかかる。 あと力やら恐怖やらで人を支配しようとするのは、昔のことってならないで欲しい。
あらすじは知ってたけど、1976年のアルゼンチンが(いや、いまも含めて)未知の国。映画を見て、アルゼンチンの歴史を調べたが、当時軍事政権がクーデター起こしてたとか、拉致されて3万人が行方不明とか、全然知らなかった。エビータしか思い浮かばなかったが、そのエビータが死んで20年以上経った頃の話。 単純にやる気のない男が、ペンギンを育ててる間に、いろいろな人と触れ合って、変わるというイメージだったけど、大間違い! ペンギンは可愛いけど、何かをするわけではない。でも、周りの人間が少しずつ変わっていく様子。最後に孫娘は釈放されるが、前のように物いうことはできなくなってる感じで、女が拉致されたら何をされるかは想像つくので、胸が痛む。 自由に自分の意見を言うことができる国、日本はずっとそうあってほしい。
アルゼンチン軍政の闇を描いた重たい作品でした。 まさしく「人生はクローズアップで映せば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」の言葉を実感しました。
瀕死のところを助けてもらってなついた⁉︎ペンギンを通じて、人と人とが心を通わせていく物語。 ペンギンの動作がかわいらしく、見入る時に背筋が伸びるせいか、語りかけると気持ちのやり取りができそうに見えるから不思議です。入れ替わり現れる語り手に、フアン・サルバドール(ペンギン)がちゃんと向き合っているように見えました。 語りかける人にとっては、相手がじっと自分の方に目を向けて、自分の話を受け止めてくれているように感じることで癒されるのでしょう。 厳しい社会情勢もわかり、そこに暮らす人々の心の機微が空気感からも伝わってきます。 音楽もすてきでしたね。ペンギンの歩みや人の心情が伝わってくるようでした。 じんわり心温まる作品...エンディングのビデオで実話とどれほど重なるのかが判ると、さらに感動を覚えました。
英語教師というか、英語の古典?なのか 詩の解釈を学ぶ授業は、ある程度の文化的知識がないと、理解が難しい点が多くあります。 比喩表現については読解力を求められてます。 そういう点で、この作品は大衆映画では無い。 だから、私はこの作品が好きです。 戦争の描写にジョージアのような雰囲気を感じました。絵画のような風景に、アルゼンチンやウズベキスタンに行ってみたい。 ペンギンは何も言わない。 ラッパのように鳴くだけ。 大勢は助けれない、 だが目の前の一つでも助けられたら そんな幸せな人生は無い。 屋根裏で発見されたフィルムを見た時、涙が溢れました。 私も彼もペンギンなんだと思います。 生きるための言葉が、この映画にはあります。 ギリギリながら見れてよかった。 小説では若手教師とのことだったので、映画ならではの追加解釈があるんだなぁと、思います。小説を読みたくなりました。