前知識なしで見ても楽しい
この映画でセルゲイ・ポルーニン氏を知りました。 バレエにも詳しくはありません。 それでも十分に楽しめます。 よくできているドキュメンタリーです。 ウクライナという国に思いを馳せて、手足が冷たくなる映画です。
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
途方もない才能に恵まれ、スターになるべく生まれたセルゲイ・ポルーニン。しかし彼はその運命を受け入れなかった。バレエ界のしきたり、天才ゆえの重圧、家族の関係。スターダムから自滅の淵に立つ中、彼が再び注目を集めたのはグラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲『Take Me To Church』のMVだった。 写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはYouTubeで1800万回以上再生され、ポ ルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。<ヌレエフの再来>と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは...…。
この映画でセルゲイ・ポルーニン氏を知りました。 バレエにも詳しくはありません。 それでも十分に楽しめます。 よくできているドキュメンタリーです。 ウクライナという国に思いを馳せて、手足が冷たくなる映画です。
美しい顔と、獣のようにしなやかな肉体、繊細な心を持ちながら、全身タトゥーと、ドラッグ漬けとなりバレエ界の異端児と言われた彼の素顔は思っていたものとは全く違い、純粋そのものの、優しい青年だった。 バレエ界を抜け出した彼が、親友の振り付けで踊る「Take Me To Church」の圧巻のダンスシーン。 本当に神様に選ばれし者が魂を込めて表現するものを目の当たりにすると理由もわからず涙が止まらなくなることを知った。 目標を見失い、踊る意味を見失い、それでも踊らなければ生きていけない「神様の贈り物」の肉体を持った彼の人生が枠を外れても心安らかに生きていけるようになればと祈るような気持ちになっていた。 バレエに興味がない人でも観て欲しい。天才の苦悩、若くして目標を失うことの喪失感と残りの長い人生との向き合い方を考えさせられる内容と共に、ホームビデオとして残っている映像がとてもドラマティックで、まるでこのドキュメンタリー映画が作られることが予言されてきたかのような仕上がり。 音楽の使い方も他のバレエドキュメンタリーとは異なって秀逸でした。
ストイックな彼のバレエにグイグイ引き込まれました。
名前も知らない人でしたが予告編を見たときから気になっていた映画なので見てきました。 彼の生まれ持った才能と、普通の人には到底想像もつかないほどの影の努力。 その努力へと突き動かす家族に対する強い愛情。 両親や祖母が彼のためにいかに犠牲を払い尽くしてきたか。 その犠牲が強いほど彼へのプレッシャーも強くなる。 努力の源がいかに大切か思い知りました。 ラストのダンスシーンは目が離せませんでした。
世間一般で言ったら輝かしい結果を出したセルゲイだけど、親の期待に応えるためにダンスをやり続ける姿が切なさを感じる。 そこから道を踏みはずす時も自分の中の気持ちが爆発してのコト。 自分もお客様がいての仕事をしているから常にプロ意識で自分を律して同じ日々を繰り返していると、ある時ふと自分の中のバケツの水がいっぱいになる時の感覚と照らし合わせて観てました。 それでも結果的に今自分がしているコトが1番だと離れてみたコトで気付く。 それは仕事も家族も恋人もそうなんだと思う。 セルゲイのダンスを始め、自分も共感出来る部分がスゴくある映画でした!