途方もない才能に恵まれ、スターになるべく生まれたセルゲイ・ポルーニン。しかし彼はその運命を受け入れなかった。バレエ界のしきたり、天才ゆえの重圧、家族の関係。スターダムから自滅の淵に立つ中、彼が再び注目を集めたのはグラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲『Take Me To Church』のMVだった。 写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはYouTubeで1800万回以上再生され、ポ ルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。<ヌレエフの再来>と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは...…。
バレエは習ったことも観たこともない。恥ずかしながら、セルゲイ・ポルーニンも初めて知った。だけど、こんなに魅きつけられた映画、何年振りだろう。映画を観る前にYouTubeでtake me to church の動画を観た。彼の存在感に圧倒され… 続きを読む
バレエは習ったことも観たこともない。恥ずかしながら、セルゲイ・ポルーニンも初めて知った。だけど、こんなに魅きつけられた映画、何年振りだろう。映画を観る前にYouTubeでtake me to church の動画を観た。彼の存在感に圧倒された。どうにもならないほどに魅きつけられた。どうしてかわからなかった。でもその理由がこの映画を観てわかってしまった。絞りあげられるような、震えるような、身動きできなくなるような、そんな85分。