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天才作家の妻 -40年目の真実 ポスター

天才作家の妻 -40年目の真実

3.6 101分 2019/01/26 公開
ドラマサスペンスGスウェーデンアメリカイギリス
チケット予約

あらすじ

アカデミー賞®6度ノミネートの実績を持つ女優グレン・クローズが、偉大なる世界的な作家を慎ましく支える完璧な妻を演じ、夫婦の絆や人生の意味を問う深遠なドラマを描く心理サスペンス映画。監督はビョルン・ルンゲが務める。現代文学の巨匠ジョゼフ(ジョナサン・プライス)と妻ジョーン(グレン・クローズ)のもとに、ノーベル文学賞受賞の吉報が届いた。二人は息子を伴い授賞式が行われるストックホルムを訪れるが、ジョゼフの経歴に疑惑を持つ記者ナサニエル(クリスチャン・スレーター)から夫婦の“秘密”について問われたジョーンは動揺を隠すことが出来なかった。実は若い頃から豊かな文才に恵まれていたジョーンであったが、あることがきっかけで作家になる夢を諦めた過去があった。そしてジョゼフとの結婚後、ジョーンは彼の“影”として、世界的な作家の成功を支えてきたのだ。受賞をきっかけとして、心の奥底に押しとどめていたジョゼフへの不満や怒りがジョーンの中でわき起こり、長年共に歩んできた夫婦の関係は崩壊していく……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ビョルン・ルンゲ
キャスト
グレン・クローズ/ジョナサン・プライス/クリスチャン・スレーター ほか
配給
松竹
公式サイト
https://youtu.be/-ecADLw8YBI

クチコミ

geta-yuki

今年の主演女優賞は決まりでしょう!

- 7年前
■主演女優賞の大本命 去年のフランシス・マクドーマンドの時も そうでしたが、観終わった瞬間に 「こりゃ獲ったな」と そう感じさせちゃうほどに "珠玉"の名演でした。 この演技は歴史にしっかりと 刻んでおきたいと思うアカデミーの心情も お… 続きを読む

■主演女優賞の大本命 去年のフランシス・マクドーマンドの時も そうでしたが、観終わった瞬間に 「こりゃ獲ったな」と そう感じさせちゃうほどに "珠玉"の名演でした。 この演技は歴史にしっかりと 刻んでおきたいと思うアカデミーの心情も おのずと分かろうというもの。 ま、授賞式はまだ先ですけど。 それほど彼女が受賞したとしても なんの文句もないほどの素晴らしさです。 ■目と仕草で語る究極の演技 邦題と予告編ですでに "妻によるゴーストライターの疑惑" というテーマが 劇中描かれるのが分かり切っているだけに 観ているこっちは 真実の追求を期待するという単純さではなく ただただ彼女が重ねてきた人生の苦悩を どれだけ体感できるのかに 映画の全てがかかるわけですが 台詞があるシーンはもちろん 台詞が全くないシーンでも 心の奥底の心情まで痛々しいほどに こちらが感じてしまえるほどの名演技。 もうほぼ、全編に渡って彼女しか 観てなかったような気がします。 テーマと同じく小説でいえば 深い深い人物描写や感情を それこそ何ページにも渡って 文章を連ねねばならないようなことを 目、表情、仕草、立ち振る舞いの全てを使い 「演技」なのかどうかさえ分からないほどに 見事に演じきるグレン・クローズ。 劇中においては完全に彼女は 最初から最後まで小説家の妻である "ジョーン"でした。 ■結局奥底にあったのは"家族" 劇中、まったくわざとらしくなく かつての彼女や夫の昔の姿が挿入されますが 妻として、裏に徹する彼女の存在と共に 息子ディヴィッドの戸惑いと 父親との確執といった 家族愛の部分まで織り込んで 物語は紡がれていきます。 そのあたりもただの暴露話ではない 一段も二段もレベルの高い構成なのも 本当に緻密です。 一家に喜ばしいことがあると どこにでもいる祖父母のように 目を潤ませて喜び合える そんな普通の家族愛も描かれるものだから 単純に最悪の夫婦でないことも ちゃんと伝わってきます。 ま、話が進むに連れ どんだけ夫のジョーがクズかってことが 暴露されていく話でもあるんですが(^^) ■過去とのマッチングの妙味さ さらにこの映画で特筆すべきは 現代の二人と過去の二人とが まったく違う俳優さんなのに 完璧に本人達による地続きの人生に 思えてしまうところ。 ここは、近年稀に見るほどの マッチング度の高さで これほど違和感なくフラッシュバックが 描かれた作品も最近は思い出せないほどです。 彼女の演技と共に この映画の比類なき特徴として 挙げておきたいところです。 ■舞台はこんなにも少ないのに⁈ さらに、もう一つ巧みな演出を挙げるとすれば 自宅のベッドルーム、飛行機内、ホテル、 バー、車の中、授賞式と、 登場するのは少なめの舞台でありながら 非常にひろがりのあるリアルな世界に 思えるのだから不思議です。 思うにこれも、 今その場で過ごしているという 雰囲気を佇まいだけから醸し出せる 主演二人による名演っぷりが 成せる業なのでしょう。 あまりにも自然過ぎて 違和感やほかのことを考えさせる余地を 観てる側に与えません。 まさに"リアル"を観ている感覚。 特に二人にとって全く逃げ場のない リムジン車の中でのやりとりは必見です。 ■上質なウィットまで死角なし! こんなテーマだから 疑惑がバレるのか、バラすのか、といった シリアスな味付けになりそうですが そんな中でも劇中では真剣に喧嘩している 主人公たちを観ているこちらは なぜか笑えてしまうという 「コメディとして笑わせるつもりがないのに 観てる方が面白さを自然と感じとらせて ついつい笑ってしまう」 という超一級品の演出と演技が そこかしこに散りばめられています。 こういうところは本当に洋画は うまいなぁってつくづく思っちゃいます。 元々は映画でなくテレビの ファミリードラマで培われた文化でしょうか。 これも演技の深さが為せる技ですね。 ■『THE WIFE』という原題のセンスのよさ 邦題では"天才"だったり、"真実"だったり 強烈な宣伝文句が並ぶ本作ですが 原題はたった一言、THE WIFE。 直訳すると"奥さん"、"妻"ですよね。 ほかに全く形容がありません。 こんな深い映画に こんな題名をつけちゃうセンスにも ひたすらに脱帽するしかありません。 観終わってみて初めて分かる この題名に込めた 妻として、母として、作家として といった感情や心情が 幾重にも積み重なっていることが分かる "これしかない"と思える名タイトルです。 なのに、邦題のタイトルのままでしか 日本では記憶されていかないのかと思うと いささか勿体ない気がしてしまうのは 私だけでしょうか。 我々日本人の映画ファンが 原題が理解できないほど頭が悪いとは 相変わらず到底思えないのですが。。 ■というわけで、まとめ 機会があれば何度でも観直したい 珠玉の演技のオンパレードを 劇場の大スクリーンで観ることができた幸運に ひたすら酔いしれて過ごした 極上の2時間でした。 ラストも実に美しいです。 劇場でぜひ。 [09:30]新宿ピカデリー・スクリーン🔟 P.S. 往年ファンには懐かしすぎる クリスチャン・スレイター様のご尊顔を 賜ることができるのも、なかなかのご褒美です(^^)

KUBO

アカデミー賞主演女優賞、獲るかな?

- 7年前
グレン・クローズがゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得し、アカデミー賞でも同部門にノミネートされて話題の本作。 個人的な話で申し訳ないが、見ていて我が父と母に重ねた。私の父も物書きが専業ではないがある程度の著書があり、父が書いたものを母… 続きを読む

グレン・クローズがゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得し、アカデミー賞でも同部門にノミネートされて話題の本作。 個人的な話で申し訳ないが、見ていて我が父と母に重ねた。私の父も物書きが専業ではないがある程度の著書があり、父が書いたものを母がリライトするという光景は日常だった。我が家ではそれは禁句ではなく大っぴらにやっていたことだし、母単独名義の著書も多くあったことから何ら問題にはならなかったし、問題とも思わなかった。 もちろんノーベル賞なんて縁はないけれど、ちょっと女癖が悪くて、母にリライトしてもらわないと本にならない父だったわけで、見ながら父母の若い頃を思い出していたわけだ。 見る前は「ビッグ・アイズ」みたいなものかと思っていたから、それに比べたら大なり小なり作家夫婦にはよくありそうなことだよな。 それよりこの2人の物語は、作家夫婦に限らず、妻は常に「内助の功」的な、また劇中、妻のジョーンが嫌がったように、スピーチの中に必ず妻への感謝を述べる欧米の偽善的な円満な夫婦感に問題提起しているようでおもしろい。 ただ、この2人、結局すご〜く仲良いんだよね。子供みたいな夫を毎度毎度許しながら、幸せな夫婦だったんじゃないかな? グレン・クローズの複雑な感情を湛えた演技は確かに主演女優賞にふさわしい。アカデミー賞の行方を見守りたい。

うめちゅ

男社会、、、ェ

- 7年前
試写会にて ノーベル賞作家の妻を演じるのはGG賞とったグレンクローズ 理性的で結構狡猾な妻が、縁の下の力持ちという仮面とのギャップで揺らぐ演技は流石! ノーベル賞作家の旦那も、あそこまで嫌な感じの老人を演じきるのは凄い 本気で嫌いになっ… 続きを読む

試写会にて ノーベル賞作家の妻を演じるのはGG賞とったグレンクローズ 理性的で結構狡猾な妻が、縁の下の力持ちという仮面とのギャップで揺らぐ演技は流石! ノーベル賞作家の旦那も、あそこまで嫌な感じの老人を演じきるのは凄い 本気で嫌いになったし(笑) 旦那が悪くて妻が虐げられてるっていう単純な構造じゃなくて 結局は時代がそうさせた共生関係なんだよなぁ きっかけがあれば崩壊は必然だったかもだけど それがまさかのノーベル賞きっかけとは 裏舞台も見られてなんか得した気分に それにしてもグレンクローズの若い頃を演じる女優さんが すごくすごく雰囲気が似てて凄いなーと思ったら 実の娘さんでした(笑) 作家夫婦の息子役はジェレミーアイアンの息子さん そして夫婦間の秘密にグイグイ突っ込んで行く伝記作家に まさかのクリスチャンスレーター💕 (事前予習してなくて知らなかった!) 出てくる俳優さんたちが 誰も彼も目を引いて あっという間にラストに到達 最後はちょっとあっけなかったな(笑) 夫目線だと 俺より妻の方が才能があるなんてうじうじ と、アリースター誕生を思い出し 妻目線だと 時代とはいえ女とはいえ 違う選択肢、未来もあったんじゃ? と、メアリーの総てを思い出しました 合わせて見るとまた感慨深いかも

toe

妻の思いが爆発する時

- 7年前
これはすごく面白い映画だった! 作家・ジョー(ジョナサン・プライス)はノーベル文学賞を受賞 授賞式に出席するため、妻のジョーン(グレン・クローズ)と息子を連れてスウェーデンのストックホルムへ向かう 現地でジョーンはノーベル賞作家の妻とし… 続きを読む

これはすごく面白い映画だった! 作家・ジョー(ジョナサン・プライス)はノーベル文学賞を受賞 授賞式に出席するため、妻のジョーン(グレン・クローズ)と息子を連れてスウェーデンのストックホルムへ向かう 現地でジョーンはノーベル賞作家の妻として歓迎されるが、彼女には誰にも明かしたことのない秘密があり… 私は結婚していないので、推測になってしまうけれど おそらく、どんな夫婦にも、40年も一緒に暮らしていれば、積もり積もった思いというのがあるはずだ なにも積もらせることなく、定期的に吐き出してスッキリさせておけば問題はないのだろうけど 吐き出さずに溜め込んでいると、ある日突然、それまでの思いが爆発してしまう この映画の主人公である作家の妻もそうだった 彼らは1950年代に結婚した夫婦である その頃はアメリカでも女性たちの社会進出が難しく、内助の功が美徳だった時代だ どんなに妻が夫のために尽くし、キャリアアップに貢献しても、評価されるのは夫の方 妻はそのことを「二人でがんばって築き上げたキャリアだから、それでいい」と思い、そんな夫の姿が誇らしかった時期もあったはずだ しかしある時、妻は「私のこれまでの人生はなんだったんだろう。このままでいいんだろうか…」と考えてしまう そこまでの話を読んで もしかしたら「あ、それは私のことだ」と思う人もいるかもしれない というのも、私は、そんな二人を自分の両親と重ね合わせて観ていたからだ 妻が夫にぶちまける文句は、私がいつも聞いている母の愚痴そのものだったし、母の言うことを全く理解できず、見当違いなことを言う夫の姿は父そのものだった その呆れてしまう感性の違いは、万国共通なんだなと思った そんな私の話にピンと来た人は、ぜひ、この映画を観て欲しい きっと妻の姿に共感できるはずだ この映画を観て、これまで溜めてきたものを全部吐き出して欲しい 先日のゴールデン・グローブ賞では、この映画で妻を演じたグレン・クローズと「アリー」のレディ・ガガが主演女優賞を受賞した 恐らく、アカデミー賞では、その二人の一騎打ちになると見られている 私は、その二人が演じた役には共通点があると思った この映画の妻も、アリーも、才能ある女性たちであり 彼女たちは夫からの嫉妬に苦しめられ、足を引っ張られた女性たちなのだ そんな二人を演じた彼女たちが主演女優賞を争うのは、決して偶然ではない 男性たちが才能ある女性に向かって「家庭に入って俺のことを支えて欲しい」なんて言う時代は終わり 今、女性たちが自分の才能だけで生きていける時代がやって来たのだ 世の殿方たちは、いつまでも、誰かが世話してくれると思ったら、大間違いなのだ 良い時代がやってきたと思う

ヒロケン

無題

- 6年前

グレンクローズがアカデミー賞にノミネートされたのはすごくわかる。素晴らしかった。グレンクローズの若かりし頃の役をグレンクローズほ実の娘さんが演じてたみたいで、しっかり存在を残された娘さんもこれまた母親譲りなのかなぁ。

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