ハマり役
2人ともハマり役、宛書きされたみたい。 夫婦あるある。普通の話。 ただ、何度も笑ってしまう。 豪太、、 タイミング、、、悪いぞ。 それしか頭にないのか? しょーもない。 でも、分かるよ。うん。
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映画『百円の恋』(2014年)の足立紳が、自身初の自伝的小説「喜劇 愛妻物語」を原作に自らメガホンをとり映画化。売れない脚本家・豪太(濱田岳)とその妻チカ(水川あさみ)は倦怠期の夫婦で、娘のアキ(新津ちせ)と3人で暮らしている。豪太はセックスレスに苛まれ、日々妻の機嫌を取ろうとするが、チカはろくな稼ぎがない夫に冷たい。そんなある日、豪太のもとに“ものすごい速さでうどんを打つ女子高生”の話を脚本にしないかという話が。豪太はもともと自分が考えていたこの企画を実現させ、あわよくば夫婦仲を取り戻すために香川への取材を兼ねた家族旅行を提案する。しぶしぶ豪太の取材旅行に付き合うチカ。しかしその取材対象には、既に別の映画企画が決まってしまっていた。大喧嘩の後、学生時代の友人・由美(夏帆)の家を訪れるチカ。一方豪太はアキを連れて海にやってくるが、スマホに夢中でアキを見失ってしまう。
2人ともハマり役、宛書きされたみたい。 夫婦あるある。普通の話。 ただ、何度も笑ってしまう。 豪太、、 タイミング、、、悪いぞ。 それしか頭にないのか? しょーもない。 でも、分かるよ。うん。
大声を出して笑いながら、胸が締め付けられて涙が止まらない。 ごく稀にそんなシーンに巡り合います。 私の場合『SING』の洗車のシーンや、『ビフォア・サンセット』のラストのダンスシーンなど。 表面的な“出来事”として捉えると可笑しくて笑えるシチュエーションだけど、そこに至る二人の思いが胸に迫って泣けてくる… そんな、主観と客観が同時に自分の中に入ってくる感覚に、ものすごく興奮するのですが、 これって映画ならではの体感ではないでしょうか? 『喜劇 愛妻物語』も、そんなシーンがある映画でした。 しょっぱなから、水川あさみのパンツのアップ!! くたびれた毛玉に目が釘付けww ものすごい生活感は、近所にいそうな感じで引き込まれます。 男の「ヤリたい!」気持ちの熱量は理解出来ないものの、妻とのセックスに向けての計画と努力の空回りが笑えました。 原作が小説なので、主人公の心情がナレーションで語られるのですが、その声がモロ『W座』 ホントやめて〜〜〜!! WOWOWに『W座からの招待状』という番組があって、毎週ハズレ無しの厳選された映画を堪能しています。 番組の冒頭に、その日に放映される作品からの招待状が届くスタイルなのですが 文:小山薫堂、絵:信濃八太郎、声:濱田岳、音:阿部海太郎 なんとも贅沢な招待状で、とくに濱田岳さんの声は、普段より抑えたトーンの中に穏やかな温かみがあって、心地良く映画の世界に誘ってくれます…って、まさにその声で!! W座の素敵な声が、セックスしたい男の心の内を切々と語る! キモさ倍増〜ww そんな、妻とのセックスに向かってあの手のこの手を駆使する夫に対して、もはや反射神経で拒否する妻の斬れ味が鋭いww 不甲斐ない旦那に愛想が尽きている妻から スラスラ出てくる暴言は、酷過ぎて笑えます。 美人でしっかり者の妻は、苦しい家計をやりくりする一家の大黒柱。 酒の飲みっぷりもカッコイイです。 立て板に水の罵詈雑言マシーンと化した妻の聞くに耐えない言葉を、セックスしたい一心で受け流す夫。 上辺だけのご機嫌取りは、負のスパイラルにハマっていきます。 でも、愛想は尽きても、愛は尽きていない。 むしろ才能を認めているからこそ苛立ちも強く、罵詈雑言も奮い立って欲しいと思っているがゆえ(?) それなのに、チャンスを逃しても愚痴るだけの夫に対してついに…! 好感度が下がるであろう、濱田岳のエロに必死な演技が凄かったww そしてラストの何とも言えない表情も絶妙!! 笑いながら愛しさに包まれる映画でした。 追記:大久保さんのグイグイ来るエロスと、夏帆ちゃんの匂い立つエロスも見どころです。(^^)
笑いました…けど、妻の罵声が余りにもヒドイ。 子供の前、人前で怒鳴るのはやっぱり不快。 特に「○ね」は冗談でも言ってはいけないと思うので、旦那が「それだけは言っちゃダメだ!」くらいの反論欲しかった。 あと、妻が夫をリスペクトするシーンがもう少しあっても良かったのでは?妻が一方的に辛く当ってるように見えてしまってしんどかった。 でも意外とこーゆーのが現実なのかな?と思ったりはしました。将来、娘も作家になって、両親を面白おかしく書いたりするとこがあったら素敵かも。 娘ちゃんが心配になったので…。
喜劇とは、事実こういうものを言うのだろう。 舞台上の悲劇が観衆側の喜劇なんだと教わった。 だが、それだけでは喜劇にならない。おそらくはそこに漂う普遍的な何か…愛と呼ぶのはチープかもしれないが、そんな質感がそこにあってこそ。 それを演じられる二人が主演だったからこそ成り立った作品だと思う。
濱田岳扮する夫は、仕事がロクになく生活のほぼ全てを妻に依存しているが、色欲だけはやたらに強い。一方水川あさみ演じる妻は、そんな夫に辟易し、罵詈雑言を夫にぶつける。濱田のダメっぷりと水川の傍若無人ぶりは絶妙で、この二人のやり取りにおおいに笑わせられる。そしてなんて奴らだと笑っているうち、自分にも思いあたる所があることに気付き、身につまされてホロリとさせられたりする。夫婦間におけるセックスを取り扱った点についても特筆しておきたい。本作に大いに影響を与えたあろう同名作品を脚本・監督した新藤兼人の感想や、如何に。