追う者と追われる者が交差して結ぶ虚像
https://tea-rwb.hatenablog.com/entry/2020/07/02/123000?
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ある“ひき逃げ事件”をきっかけに交錯していく“加害者の父”と“被害者の父”の運命をスリリングに描き、予測不能のストーリー展開に人間の業と結びついた濃密なエモーションを持ち合わす超一級サスペンス・ノワール。『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』のイ・スジンがメガホンを取り、『シュリ』のハン・ソッキュと『オアシス』のソル・ギョングがW主演を果たす。市議会議員のミョンヒは、ある夜息子ヨハンが飲酒運転中に人をひき殺してしまったことを知る。政治家の危機に直面したミョンヒは、密かに揉み消し工作を実行するが、被害者の新妻であるリョナという女性が事故現場に居合わせ、行方不明になっていることが判明。事実が明るみに出るのを恐れたミョンヒはリョナを見つけ出そうとする。一方、小さな工具店を営む被害者の父ジュンシクは、リョナが妊娠していると知り、何としても彼女を捜し出すことを心に誓う。かくして別のルートで“消えた目撃者”の行方を追うふたりの父親は、耐えがたい葛藤に胸を引き裂かれながら、後戻りできない“罪”の闇に足を踏み入れていく......。
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韓国映画好きの僕にとってハンソッキュ、ソルギョング主役の作品ってだけでワクワクしっぱなしでしたが、予想通り破壊力抜群の見ごたえある作品でした。 息子が轢き逃げした政治家の父。 息子を轢き逃げされた工具店の父。 事件について個々で捜査をしていくが、真相に近づくにつれお互い最悪な選択肢を選び、あらぬ方向へと舵を切っていく様が描かれていきます。 観賞直後にまず感じたのは「カル」に似てるなぁって事。 この作品もあらゆる謎を残したまま終了するので「あの時どうだったのか?」や「その後どうなるんだろう?」を想像して観た人たちと議論するのが面白いのかもしれない。 ただ、連続殺人事件の犯人を追っていく「カル」とは違い、事件を隠蔽するため真相を知りたい父と亡くなった息子と嫁の行動を探る父との展開が同時に進行するので情報量は多いです。 しかも良い意味でも悪い意味でも予測できない展開が続くため、事件の真相と登場人物の心理を整理するだけで大変でした。 この作品の面白ポイントは上でも書いた予測不能な展開です。 「こういう時どうするだろう?」という予想とそんなに外れた行動をしてる訳じゃないのに最悪な立ち位置に気付いたら誘導されているところです。 その鍵となるのが被害者の嫁。 彼女のエキセントリックな部分が残念ながら観ている人を置いていく要因の一つになっているのかもしれないですが、どこまでこの事件に彼女が関与していたのかを想像するだけでこの作品の面白さはグンと上がると思います。 徐々に狂っていく歯車と衝撃的な結末を思う存分楽しませてもらいました。
出てくる主要キャラ、全員悪人。 ストーリーはあって無きがごとし。 はじめの方にあった事件は段々関係なくなり、「実は」と後出し後付けネタが出てきての、殺し合いに転じていくのだが…… 驚かせるのが目的化しているのか、激しい人体損壊シーンも多く、ほとんどスプラッタ・ホラー。 後味不味く、胸糞悪くなりました。
なかなかの難解なストーリー。 加害者家族、被害者家族どちらも不幸になってしまった気がするが、もし自分が同じ立場だったらどうしただろうか?