スーザンがキュート
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クリス・バトラー監督によるアメリカ発ストップモーション・アニメーション。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のアニメーション制作会社であるライカ作品。 ヴィクトリア王朝時代のロンドン。探検家クラブへの入会を望むライオネル・フロスト卿(『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン)とビッグフット=ミスター・リンク(『ハングオーバー!』シリーズのザック・ガリフィアナキス)の存在を闇へ葬るべく、電気や女性参政権、進化論を否定する旧思想の権化であるピゴット・ダンスビー卿(スティーヴン・フライ)が殺し屋ステンク(ティモシー・オリファント)を送り込む。 ヒマラヤで独自の文明を築くイエティ(長老を演じたのはオスカー女優のエマ・トンプソン)に、同じ種?体が大きいという共通点だけでワシントン州の川辺で暮らすミスター・リンク=スーザンが仲間入りでいると思っていたのはあまりにも安易。 また、スーザンが欲に塗れたライオネルに正体を明かし、手助けを求める理由や動機が全く分からない。 ビッグフットであるスーザンがあの外見で流暢に喋りまくるのは最後まで愛らしく飽きずに楽しめた。 名声を求め迷走するライオネルをあくまでもピュアに慕うスーザンに対し、唯一の良心として旧友の未亡人であり元恋人のアデリーナ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのゾーイ・サルダナ)が冒険に同行したのはバランスが取れていて非常に良かった。 また、終盤のイエティ王国からのトンデモ脱出シーンも、初めのネッシー戦で超人的な運動能力を披露しているので、極端に無理矢理なアクションだとは感じなかった。 興行的には失敗したものの、批評家からは絶賛されており、第77回ゴールデン・グローブ賞では、ストップモーション映画としては史上初のアニメ映画賞に輝いている。