I am Venom
コロンビア・ピクチャーズとマーベル・エンターテイメント制作の『ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース』シリーズの3作目。 吸血鬼のダークヒーロー=モービウスの誕生譚を、DCコミックスを基にした『スーサイド・スクワッド』ではジョーカーを演じた『… 続きを読む
コロンビア・ピクチャーズとマーベル・エンターテイメント制作の『ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース』シリーズの3作目。 吸血鬼のダークヒーロー=モービウスの誕生譚を、DCコミックスを基にした『スーサイド・スクワッド』ではジョーカーを演じた『ハウス・オブ・グッチ』のジャレッド・レト主演で描くスリラー・アクション。 監督は、『ライフ』のスウェーデン出身ダニエル・エスピノーサ。 子どもの頃から血液の病気を患っているマイケル・モービウス(ジャレッド・レト)は、施設で出逢った同じく病を抱える親友のマイロ(『ラストナイト・イン・ソーホー』のマット・スミス)を、そして自らの病を治すため医師となり、ついにコウモリのDNAと同化する方法を編み出す。 しかし(バット)、その治療法には常に血液を摂取しなければならないという血管ならぬ欠陥があり、マイロとはまさに血で血を洗う戦い、さらに恋人のマルティーヌ(『パシフィック・リム:アップ・ライジング』のアドリア・アルホナ)を危険に晒すこととなる。 観後感としては『ヴェノム』のそれとほぼ同じだったのだが、同作と比べて良かったのは、暗闇での高速アクションが意図的に見えづらくされているように感じられ諦めがついてむしろ良く、茶目っ気ゼロなのも好み。 ジャレッド・レトの「(こちらもジョーカーを演じた)デ・ニーロ・アプローチ」とも言える肉体改造はもちろん、特に怪しげな印象のマット・スミスの配役がマッチしていて素晴らしい。 コンパクトにまとめ過ぎたせいか、マイロとの血栓ならぬ決戦があっけなさすぎたのは残念。 DCコミックスの代名詞的存在であるバットマンを初めて実写映画で演じたマイケル・キートンが、スパイダーマンに敗北したバルチャー(エイドリアン・トゥームス)として再登場。