大きなスクリーンで観るべき美しき映画。
『ボタニスト 植物を愛する少年』鑑賞。 最近読んだ本が1990年代に中国少数民族の民俗芸能を撮影して回った日本人クルーが書いたものだった関係もあり猛烈気になっていた中国映画。舞台は中国・新疆ウイグル自治区の村。ストーリーは、ボタニストと呼… 続きを読む
『ボタニスト 植物を愛する少年』鑑賞。 最近読んだ本が1990年代に中国少数民族の民俗芸能を撮影して回った日本人クルーが書いたものだった関係もあり猛烈気になっていた中国映画。舞台は中国・新疆ウイグル自治区の村。ストーリーは、ボタニストと呼ばれているカザフ民族の少年とその家族、そして漢民族の少女の物語。 特別なことは何も起こらない。なのに、その美しさにガッツリ心を掴まれてしまった作品。 ただただ自分自身がその土地で過ごしているかの錯覚に陥ったかのような気持ちにさせられる不思議。 中国映画とは言え、舞台は新疆ウイグル。しかもカザフスタン国境沿いの村(カザフスタン国境まで5km)。劇中の言語はカザフ語ゆえ中国映画の雰囲気はまるでなし。 俳優陣、衣装、カメラアングル、音楽、アートデザイン、雰囲気、台詞、全てが美しい。好み過ぎる作品。 大きなスクリーンで観るべき美しき映画。 監督はジン・イー 。新疆ウイグル自治区生まれ。短編で中国少数民族の内面を描いてきた監督の長編デビュー作。