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怪物はささやく ポスター

怪物はささやく

3.7 109分 2017/06/09 公開
ファンタジーアメリカスペイン
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あらすじ

ベストセラー小説『怪物はささやく』を、『インポッシブル』などのJ・A・バヨナ監督が映画化。主人公の少年コナーには『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』で脚光を浴びた新生ルイス・マクドゥーガル、母役にフェリシティ・ジョーンズ、怪物の声にリーアム・ニーソンが演じる。13歳の少年コナーは、余命わずかの母と二人で暮らしているが、毎夜悪夢にうなされてた。そんなある夜、コナーのもとに怪物がやってきて告げる。「今から、私はお前に3つの【真実の物語】を話す。4つ目の物語は、お前が話せ。」しかも怪物は、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。しかしコナーの抵抗など意にも介さず、その日を境に夜ごと怪物は現れ......。

場面写真

予告動画

怪物はささやくの予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
監督:J・A・バヨナ/原作・脚本:パトリック・ネス
キャスト
ルイス・マクドゥーガル/フェリシティ・ジョーンズ/シガニー・ウィーバー/リーアム・ニーソン ほか
配給
ギャガ

クチコミ

YUKi

無題

- 9年前
余命いくばくかの母親を前に 過去の母との楽しい思い出にふけりつつ、 すでに自分の感情に蓋をし、 気力なく生活を続ける13歳の少年。 母を失う悪夢にうなされ、 学校ではいじめられ、 それでも自分の心情は 誰にも打ち明けることなく ますます殻… 続きを読む

余命いくばくかの母親を前に 過去の母との楽しい思い出にふけりつつ、 すでに自分の感情に蓋をし、 気力なく生活を続ける13歳の少年。 母を失う悪夢にうなされ、 学校ではいじめられ、 それでも自分の心情は 誰にも打ち明けることなく ますます殻に閉じこもるばかり。 現実逃避せざるを得ない精神状態で 空想の世界へ 身を投じてしまう彼の前に 突如現れ、先導役として 3つの物語を与える怪物との物語‥。 もうこれだけで儚げな少年像の アウトラインが浮かぶと思うんですが、 弱冠15歳のこの俳優、ルイス・マクドゥーガルは 豊かすぎる感受性や自己抑圧を 完璧に体現する演技力を携えていました。 怪物が語るその物語とは 現実の世界が、善悪によって正当に 成り立っているわけではなく、 矛盾していたり、理不尽であることを 懇々と語るストーリーテリングとして 見事に成り立っている。 少年に心を開かせ、 自分を解放するための 荒療治のようでありつつ、 人生や人間の生々しさ、現実を 何度もなんども伝える怪物は どこか父親的な役割を担っているようにも見えた。 この、魂のやりとりのような怪物と少年との 関係性と、ダークな映像でありつつ 残虐描写のないファンタジー性の バランスがなんとも哀しげで美しかった。 個人的には、最後の最後に やっと自己を認め、赦せた 少年と、 それを受け入れる 母親のシーンは もっとじっくり描いて欲しかったかなと‥。 彼がやっと吐き出した “4つめの物語”が ものすごく リアルで、 あの台詞こそこの作品の核心だと思うので。 ラストのスケッチブックのシーンで 静かに浮かび上がる母子の絆‥、 とか思い出すと、あの、突如現れ 少年に一時的な笑顔だけを与える父親が ますます自分勝手で無責任すぎる ダメ男に見えて 反面教師役おつかれさん、と思う。 あとは、怪物のビジュアルを見るたび どうしても「アイアムグルート」という 声が聞えてくる方。きっと“GotG vol2”ロスです。 (もちろんわたし含め)

keebirdz

A film for mothers and fathers

- 9年前

Beautifully crafted and well played, but somehow it didn't shake my feelings. Many adult audiences around me seemed pretty moved, so, maybe I overlooked the point.

disneylove

怪物はささやいてはいない

- 2年前

A Monster Calls ささやいてはいない。 怪物が語る物語は、おとぎ話に見えて、実は人の世の真理を深く洞察している。 あらゆる不幸を背負っているかのような少年は、哀れなようだが、若くして試練を乗り越えた魂のエリートである。

TAKA

自分の中にいる怪物

- 8年前

誰しも経験がある、自分の中の別の自分。この作品は、ファンタジーでありながら見事に深層心理を描いており、心に残りました。毎夜現れるのは自分の中にいる怪物。母を想う気持ちの強さから、そしてまだ子供ゆえの自己表現の稚拙さから、モンスターとして現れ、苦しめられます。イギリスらしい風景も楽しい映画です。単純に楽しい。

merphin

ゾクッと刺さる大人向け童話

- 8年前
予想とは違うストーリー展開で、なんか知らないけど後半かなり泣いた。 今の私の心にぐさっと刺さってくる絶妙なタイミングだったのかな。 監督はJ A パヨナ。そして「パンズ ラビリンス」の製作スタッフという触れ込みだったので、かなり深めだったり… 続きを読む

予想とは違うストーリー展開で、なんか知らないけど後半かなり泣いた。 今の私の心にぐさっと刺さってくる絶妙なタイミングだったのかな。 監督はJ A パヨナ。そして「パンズ ラビリンス」の製作スタッフという触れ込みだったので、かなり深めだったりエグめのダークファンタジーなのかと思っていたけれど割と直球のファンタジーで、ダークさは若干抑え気味だと思います。 だからパンズ ラビリンスのダークさや、永遠の子どもたちのホラー感を期待しないで気負わずに真っさらな気持ちで観てもいいかもしれない。 イギリスの田舎町の鬱屈とした空気とそこに住む逃げ場も救いもない、主人公の目の前に現れる悪夢と墓地に佇むイチイの木の怪物。 この怪物が語りだす水彩画の様なアニメーション映像がとても繊細で美しくて印象的ではじめは怖かったはずなのに、もっとこの怪物に会いたくなる。 原作は恐らくティーン向けの児童文学ですが、主人公コナー少年の抱える心の闇や、怪物がコナーに説く人間の矛盾というテーマが大人向け。怪物によって、自己矛盾だらけの人間弱さを突きつけられてぞわぞわする。 そこが道徳観を真っ直ぐつき進む正統派の子供向けファンタジーとは一線を画していてこの作品の好きなところ。 壊れそうなガラスの心を持つコナーを演じたルイス マクドゥーガルのダークな演技力は勿論ですが、母親役のフェリシティ ジョーンズの段々と病に侵され、やつれていくビジュアルや演技がなかなかリアルでお見事だった。

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