無題
starstarstarstarstar - 8年前
どちらかというと嫌気に満ちた、
じわじわとした復讐劇、だと思って挑んだ。
そしたら、静かに速度を上げるストーリーのなかで
人物の相互関係がとても丁寧で敬意あるものだったと
いう展開に、真逆の裏切りを受けた。
敵対者だと思っていた関係… 続きを読む
どちらかというと嫌気に満ちた、
じわじわとした復讐劇、だと思って挑んだ。
そしたら、静かに速度を上げるストーリーのなかで
人物の相互関係がとても丁寧で敬意あるものだったと
いう展開に、真逆の裏切りを受けた。
敵対者だと思っていた関係も
ファミリーであるかのような絆を見せる。
思いもよらない連鎖には
何度心をわしづかみにされたか。
人間臭く、感情移入先が多すぎて
鑑賞者であるこちらもそれぞれへの没入に忙しい。
主要キャラクターが魅力的すぎる。
何度も思い出したくなるような好いシーンが多すぎる。
こんなに魅力的に描かないでくれよ
泣けるよ頼むよ、と思うくらいに。
犯人探しのサスペンス要素は皆無に等しく、
自分自身にどう落とし前をつけるだとか
人生への折り合いだとかを無視して
生きてはいられないことを
さてどうするのか、の描写が深い。
ラストの「どうする?まあとりあえず進むか」
のシーン、何の確証もないのに
憔悴や諦めといった心情を描くのではなく
なぜか希望に満ちている。
粋すぎるよ。
火炎瓶、オレンジジュースとストロー‥
うん、やっぱり粋すぎる。
多分なんだけど
starstarstarstarstar - 8年前
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多分なんだけど
犯人は結局見つからなくて
最後のDNA調べられた男の人は
レイプしているような会話だったけど
それも勘違いなんじゃないか、って。
それはなぜか、
国語力がない
って言ってたけど、
それがきっと黒人署長の言葉が理解できなかったこと
だけじゃなくて
DNA調べられた男の人の会話
にも掛かっているんじゃないか…と。
DNA調べられた男の人
女回して興奮した←これはレイプとは限らない
燃えててヤバかった←これはイラク戦争のときの話しの可能性
だからこの映画は
犯人は誰か
とかそういうことより
結局犯人は見つからないんだけど
主人公のお母さん自身も観客も
そのモヤモヤと怒りの中
勘違いや思い込み、疑いや怒りが
視界を歪めてることがあるよ
っていうことを伝えたい映画なんだな、って。
自殺した署長さんも
国語力ない刑事のおじさんも
主人公のお母さんも
みんな良い人(ぃや、怖い部分とかちょこちょこあったけど、)でよかった
人情とか現実をよく描いてる
本当に不思議な映画でした。
面白かったです。
憎しみの連鎖の怖さ
starstarstarstarstar - 8年前
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復讐は憎しみしか産まないということ、特に人の死が与える影響力の凄まじさが殴られるくらいの衝撃と共に表されている。失った人は戻ってこないとわかってるのに、怒りをぶつけざるを得ない悲壮感、怒りの衝動のまま動いても身の破滅と虚しさだけが残るってことを伝える苛烈ともいえるメッセージ。ラストシーンも視聴者にその後の展開を想像させるものではなく、あなたなら「殺すか殺さないかどっちを選ぶ?」という選択肢を突き付けられている気がした。「怒りは怒りを来す」、それに尽きる。
90点
starstarstarstarstar - 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
文字通り3枚の「看板」俳優の演技が際立つ作品。周到な脚本と演出で、よい意味で予想を裏切る先の読めない展開が続いていく。エピソードの各所にさまざまな隠喩が散りばめられており、人々のステロタイプ的なものの見方は最後まで解消されることはない。それでも、いくつかのシーンであらわれる「良心」やラストシーンでは、不思議な感動がじわじわと生まれてくる。傑作といってよい作品だと思う。
これマジで面白いわ。
starstarstarstarstar - 8年前
落ちが結構好き。あそこで敢えて終わるとこが実際こんなもんかもなーって気になる。その先、勝手に考えるのもあり出し。これマジで面白いわ。
心温まるヒューマンドラマ
starstarstarstarstar - 8年前
娘を殺された母親の復讐劇かと思いきや、予測不能な方向にストーリーが展開して、心温まるヒューマンドラマへとまさかの変貌を遂げる驚きの一作。
絶望的なテーマの中で最初は悪人に見えた人達が「実はみんないい人でした」となる清々しさだけが残る展開、そ… 続きを読む
娘を殺された母親の復讐劇かと思いきや、予測不能な方向にストーリーが展開して、心温まるヒューマンドラマへとまさかの変貌を遂げる驚きの一作。
絶望的なテーマの中で最初は悪人に見えた人達が「実はみんないい人でした」となる清々しさだけが残る展開、そして、それを自然な形で着地させる練り込まれた脚本と役者陣の演技が見事。
愛すべき登場人物達の中でも、オレンジジュースをディクソンに差し出すレッドが特にいい味を出していた。
ミルドレッドが改心するきっかけとなったレストランで流れていたのはモーツァルトの「ピアノ・ソナタ 第1番 K.279 第2楽章 Andante」。
善悪の判断は誰が決めるのか
starstarstarstarstar - 8年前
娘を殺された母親、警察官、警察署長の3人の登場人物の視点から描かれるストーリー。
それぞれの視点からすると正しくみえる行動でも、他人の目から見ると悪だったりする。
劇場で客観的な目線からみている私でも、誰が正しいのか分からなくなってしまった。
何が本当に正しいのか、色々な目線から考えてみるべきではないかと考えさせられる作品。
ストーリーの展開が
starstarstarstarstar - 8年前
ネタバレにならないようにこの映画の面白さを記述するることはとても難しいように思います。ストーリーが思わぬ方へ展開するけれども、その展開が後々リアルに思えるのです。広告のスポンサー。複数の小事件の背景にある単純な愛憎、差別と偏見に根ざした複雑な愛憎。意外な犯人と帰結。そして赦し。ひとつ確かな事は、母の?女性の?強さ。人類の強さの重心が確実に女性側に動いている事を感じますの。
スリービルボード
starstarstarstarstar - 8年前
出ている役者の演技がとても良かった。
時間を感じさせない作りであっという間にでした。
内容は暗いですが見応えありました。
今年暫定首位
starstarstarstarstar - 8年前
善悪なんて見方次第、良いもん/悪もんのカテゴリーが絶対では無いし一生変わらないわけでも無い。アカデミー作品賞、ワタシはコッチの方が良かった。
完璧
starstarstarstarstar - 8年前
ほんとに色々考えさせた。
特に最近この映画の影響で正解各地が映画のなかの方法を通して問題を解決しようとしている。これは映画の本の役割だと思う。ある映画を見て、ある事に本当に考えて、ある問題に解決できる。
引き込まれた
starstarstarstarstar - 8年前
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ラストがハッキリしないのが好みじゃないためマイナス0.5。他は大満足。予想できない展開の連続に引き込まれていった。
店に来た男はやはり犯人で、軍人のため軍上層部が犯行を隠蔽。前所長は犯人と分かっていても捕まえられない葛藤もあり自殺。黒人所長も同様に犯人と分かっていたが、上に従いもみ消しに加担。・・・という解説をネットでみて納得。解釈は色々あると思うが、自分は腑に落ちた。
「怒りは怒りを来す」→「赦す」ことで復讐の連鎖がとまる
凄まじい
starstarstarstarstar - 8年前
ここ最近観た中でいちばんスゴイ展開だった。凄まじい脚本。もう一度観たい。。怒りのいうエネルギーの強さと、赦しの偉大さが胸に沁みて、、あーやっぱりもう一回観よう。
二子玉川109シネマズにて
starstarstarstarstar - 8年前
決して全体像の見えない街。
演出で街そのものを形成させるしたたかさ。
どのシーンにも一捻りある演出と、
それを増幅させる芝居。
本来映画のなかで描かれるべきものが、
当然のように描かれている。
登場人物の誰にも感情移入させることがなく、
鑑賞者はその街のあるご近所さんとして、
または青く茂る街頭の木々のような存在となる。
二子玉川にも、2月の乾いた風が吹いていた。
観たかった映画
starstarstarstarstar - 8年前
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予告編で一目惚れして映画館で観ました。
悲痛な運命とそれに真っ向から立ち向かう母親の姿に感動しました。
フランシス・マクドーマンドは芯が強く、怒らせると何をするかわからないが優しい母親。
サム・ロックウェルはクズだけど憎めない警察官。
ウディ・ハレルソンは皆から尊敬されており、部下にもビシッと指導ができる署長。
それぞれの役柄がピタッとはまっているからこそこのリアリズムが成り立っているような、そんな気がしました。(これは映画を観て一晩置いてからじわじわと来たものです。)