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沈黙-サイレンス- ポスター

沈黙-サイレンス-

4.0 162分 2017/01/21 公開
歴史劇ドラマPG12アメリカ
チケット予約

あらすじ

遠藤周作の「沈黙」をマーティン・スコセッシがアンドリュー・ガーフィールド、リアム・ニーソン、日本から窪塚洋介、小松菜奈などを迎えて映画化。17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるために日本にたどり着いた宣教師の目に映った想像を絶する日本を舞台に、人間にとって本当に大切なものとは何かを描く。

場面写真

予告動画

沈黙-サイレンス-の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
監督:マーティン・スコセッシ/原作:遠藤周作
キャスト
アンドリュー・ガーフィールド/リーアム・ニーソン/アダム・ドライバー/窪塚洋介/浅野忠信/イッセー尾形/塚本晋也/小松菜奈/加瀬亮/笈田ヨシ ほか
配給
KADOKAWA
公式サイト
http://chinmoku.jp/

クチコミ

YUKi

無題

- 9年前
アンドリュー・ガーフィールドや アダム・ドライバーが遠藤周作原作の超大作に! 2人とも、まさに “ 苦悩 ” が似合いすぎだ。 しかも監督はマーティン・スコセッシ。 という、 とてもミーハーな動機で 観に行ったものの‥ まず日本の俳優陣の… 続きを読む

アンドリュー・ガーフィールドや アダム・ドライバーが遠藤周作原作の超大作に! 2人とも、まさに “ 苦悩 ” が似合いすぎだ。 しかも監督はマーティン・スコセッシ。 という、 とてもミーハーな動機で 観に行ったものの‥ まず日本の俳優陣の演技力に圧倒されました。 タイトルは「沈黙」。もしかしたら日本人は こういったハリウッド大作において じりじりとした“静”の演技を要されるとき、 いちばん存在感を放つのかも知れない。 だって派手なアクション大作に出てくる日本人って どこかコント的なこと多くないですか‥。 そうさせなかったのはもちろん監督の手腕でもある。 例えば、登場する日本人のセリフのほとんどは英語ですが 日本語セリフにはきちんと長崎の方言まで 取り入れてあるんですよね。細かい。そして丁寧。 個人的にはモキチ役の塚本晋也、近年では さすが「野火」作って主演しただけあるなあと。 塚本晋也ってどれだけ過酷な境遇を演じても なぜか存在が美しいんですよね。目が澄んでいるというか。 わたし内の助演男優賞です。 イッセー尾形のアメとムチ的な陰湿演技も素晴らしかった。 あの笑顔の使い方、とてもクレイジー。 それはもうゲイリー・オールドマン並みに。 終始この作品のキーとなるキチジローは言うまでもなく。 彼を通しての観客への問いかけがとてもリアル。 ただのズル賢いやつでは済まず、最終的には 最も純粋で人間くさいのは彼ですよね。 もうね、ある意味主役の域。 窪塚洋介はもうハリウッドを起点にしたら良いと思う。 ビジュアル的にもハリウッド俳優と並んで全く見劣りしないし。 ‥と、言い出したらキリがないくらいの 演技クオリティーでした。 テーマがテーマだけに誤魔化しが効かないから 余計に冴えるんですよね。 信仰とは、 神とは、理念とはなにか。 キリスト教と縁のある生活すらしていないわたしには 宗教としてどう捉えて良いのか理解できない点も多かった。 でも、息を潜めて暮らさなければならないほどの 社会的弱者= キリシタンが、目の前で あれほど惨たらしく命を奪われたら 宗教なんて単なるパッケージでいいや、もういいや、 人間の命の重さに値するほどの神なんて存在しない、 形式なんて形式として踏もう、転ぼう、と あっさり思ってしまう。 禁教令下の江戸初期が舞台でありながらも、 迫害されたキリスト教がベースでありながらも、 描かれているのは結局のところ人間性だった。 だから、なんの宗教信者でもない観客 =自分 (いわゆる中立的存在)でも 感情移入要素が大きかったんじゃないのかなと。 キチジローに対して主体感を抱いたのも 彼が実のところ敬虔なクリスチャンでありながら、 「どっちなんだ」と疑わせる中立的な描写があったから だとか思う。 この作品、タイトルに反して 聞き逃せない多めのセリフとナレーションが 作品の重厚感を増しているので 鑑賞後の疲労感も感じましたが、 こうやって拙いまとまりのない感想を 書いていても少し疲れる感覚が。 それほど重い作品です。 余談ですが、役作りのために減量した さらにガリガリのアダム・ドライバー。 その姿、登場しただけで ひどい目に遭わされる感が漂いすぎて スクリーン上に居ない間、心配で心配で‥。 今回は、役に“こじらせ要素”がないところも 新鮮で新鮮で‥笑。 あとは、序盤でアンドリュー・ガーフィールド、 アダム・ドライバー、窪塚洋介の3人が 共演していることに対してアガりました。 とてもミーハーな視点で、感極まりました。 はあ‥。観られた方、話しましょ! とても良い意味で疲れましたよね。

yoppy

スコセッシの意地を見た

- 9年前
物や情報が溢れている現代とは違い、生きることに必死な毎日を送る人たちにはシンプルに何かを信じ、時には赦しを乞い、神という偶像が必要だったのだろうなと思う。みんな救われたいんだよね。 現代社会なら100人中95人はキチジローと同じ行動をする… 続きを読む

物や情報が溢れている現代とは違い、生きることに必死な毎日を送る人たちにはシンプルに何かを信じ、時には赦しを乞い、神という偶像が必要だったのだろうなと思う。みんな救われたいんだよね。 現代社会なら100人中95人はキチジローと同じ行動をするだろう。そんな今だからこそこの作品が作られ、公開された意味を感じた。 冒頭とエンドロールに流れる自然の音こそがこの作品を物語っているようでとてもよかった。 個人的には、塚本晋也監督が素晴らしかったのと、近頃見逃しがちだった浅野忠信の演技がとてもよかった。リーアムは大好きだから無条件に良い。 構想28年、、スコセッシの意地を見た。

bouz09

信仰、存在、破戒無慙。

- 9年前

ひさびさに半年間上映を待っていた作品。遠藤周作、マーティンスコセッシ、窪塚洋介。 期待を裏切らない。 自分だったらどうするだろう、どうしてただろう、どうするべきなんだ、どうしたらいいんだ、と上映中に何度も自己に問いかけてしまうが、答えが出ない。 「信仰」という日本人には距離感のある言葉が、この映画を通して目の奥に焼き付けられる。素晴らしい作品。

もくず

素晴らしかった

- 9年前
とにかく最初から最後まで一貫してブレがなく、長く感じさせない アンドューガーフィールドの持ちうる魅力が遺憾無く発揮されていて 他の俳優、日本の俳優陣の配役が完璧 海外の監督がとったとは思えないほどナチュラルに日本を描いていて、日本に見て欲し… 続きを読む

とにかく最初から最後まで一貫してブレがなく、長く感じさせない アンドューガーフィールドの持ちうる魅力が遺憾無く発揮されていて 他の俳優、日本の俳優陣の配役が完璧 海外の監督がとったとは思えないほどナチュラルに日本を描いていて、日本に見て欲しいというメッセージも感じる 内容はとても考えさせられる 今の時代に通じるものがある 映画を見た時に原作者は何故この話を書いたのか、監督はなぜ映画化したのか 考えていただけたらな思う。 私もこれから考えます。

mamorunner

良かった

- 9年前

が、当時の日本人はあんなに英語をペラペラと喋れたのだろうか? でも観入ってしまった。

em8627 ネタバレ

エンタメ性皆無

- 9年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

本当に150分目も逸らさずに楽しめた人がいるのだろうか?正直な話、スコセッシってこんな感じだったっけ?と思わせるほどのテンポの悪さ、抑揚のなさが際立つ映画だった。2時間半もあるんだから、多少原作に脚色して緊張感のあるところ、ないところの差をつけても良いのでは?ずっと一定 の緊張感が続いているのはよいけど、締まりがないし見ているほうは疲れる。ちなみに細かいところまで原作に忠実だったのは、原作に引き込まれた筆者としては好感が持てたが、悪い意味で原作に非常に忠実だったからこそ、映画としてのエンタメ性が失われたのではと思う。イッセー尾形の演技は最高なんだけど、イノウエさまってもっと怖い人だよね?意地悪ジジイを強調せず、朗らかさに潜む残忍性を描いて欲しかったなと個人的に残念に思う。 悪い映画じゃないけど、もう一回見るくらいなら小説読む。重厚感を味わいたい人は、映画ではなく小説をお勧めします。

こゆび

考えさせられる

- 9年前

拷問シーンが見ていて辛かったけど、これが日本の歴史。 信仰の自由が当たり前な現代では考えられないけど、まさに命をかけて神を信じていたんだなぁと。 観て損はない映画ですね。

ノエ

スコセッシらしく無いテンポの悪さ

- 9年前
この映画におけるクライマックスを終えてからのエピローグを何故あんなにも盛り上がり無くダラダラと続ける必要があったのか。 グッドフェローズやウルフオブウォールストリートの素晴らしい編集のテンポ感は無く、 無駄に長い印象がエンドロールの終わりま… 続きを読む

この映画におけるクライマックスを終えてからのエピローグを何故あんなにも盛り上がり無くダラダラと続ける必要があったのか。 グッドフェローズやウルフオブウォールストリートの素晴らしい編集のテンポ感は無く、 無駄に長い印象がエンドロールの終わりまで拭えなかった。 宗教としての在り方や弾圧を小さな集落にフォーカスしてノワール的な情緒の中描いた切り口は面白いアイディアだが、 日本の歴史上におけるキリスト教弾圧についてはそのドラマ性が際立つ場面がもっとあったはずと個人的には思ってしまった。 (原作読んでないから何とも言えないけど) 海外有名監督が日本の歴史を描く時にいつも感じる “どこか腑に落ちない” 印象をやはりこの映画にも感じたのは、 日本人が歴史教育の中で語られる最初の宣教師や島原の乱や天草四郎を、マーティンスコセッシより強烈にドラマとして頭の中にインプットしているからしょうがないのかもしれない。

なかたつ

人は変わらない

- 9年前

弾圧、する側、される側、双方に言い分は有る。 どちらも絶対悪ではあり得ない。 自己の信じるものを良しとして勧める人、押し付けを拒む側。 現代も何ら変わらない

KUBO

神はなぜ「沈黙」を守るのか?

- 9年前
今日は遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督「沈黙 –サイレンス–」を見てきました。 江戸時代初期、激しい切支丹弾圧で棄教したという噂の師に会うために、決死の覚悟で長崎に渡った若き宣教師ロドリゴの物語。 日本に渡る2人の若き宣教師にア… 続きを読む

今日は遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督「沈黙 –サイレンス–」を見てきました。 江戸時代初期、激しい切支丹弾圧で棄教したという噂の師に会うために、決死の覚悟で長崎に渡った若き宣教師ロドリゴの物語。 日本に渡る2人の若き宣教師にアンドリュー・ガーフィールドとアダム・ドライヴァー。「お前たちは日本に渡る最後の宣教師だ。2人の軍隊だ。」と言われて送り込まれるのだが、アメイジング・スパイダーマンとカイロ・レンだし、すごいタッグ! 棄教したとされる2人の師に当たる宣教師にリーアム・ニーソン! 新旧SWキャストの共演でもある。 主演のアンドリュー・ガーフィールドがいい! トビー・マグワイアもそうだったけど「スパイダーマン」俳優は辞めたあと演技派に開眼するよね。日本でも「仮面ライダー」出身のいい俳優が多いけど、ハリウッドでも登竜門かな? 本当に複雑な役を体当たりで演じている。 ほとんど日本で撮られてるこの作品の良いところは、ちゃんと日本が日本であるところ。当たり前だけど、たいていの洋画だと今でもおかしな日本語を喋る変な日本人が出てきたりして興ざめすることが多いが、この作品は大丈夫。逆に英語上手すぎ(^^)。農民も侍も発音の悪い(わざとでしょう)英語をペラペラしゃべる。 日本人キャストでは、裏切り者ユダに当たる役を演じる窪塚洋介がいい。心の弱い、宣教師を振り回すキーパーソンに、窪塚の泳ぐ目がピタリとはまる。もう1人、注目を集めてるのは浅野忠信だろうけど、私はそれよりイッセー尾形を推します! イッセー尾形演じる悪代官のような井上様の怪演は絶対記憶に残る。宣教師を助ける農民モキチ役の塚本晋也(監督)の演技も素晴らしい。 他にもすごいチョイ役で加瀬亮とか、小松菜奈とかも出てますが、マーティン・スコセッシ作品だとエキストラ程度の扱いなのね、とビックリ。 激しくキリスト教が弾圧される世界で、神はなぜ「沈黙」を守るのか? 自らの宗教を捨てなければ、罪もない信者が殺されてしまう時、ロドリゴが下す決断は? キリスト教信者の人には究極の問題なんだろうが、「そんなもんいないし」とあっさり思えてしまう仏教徒の私には、もう一つ切実には感じられないのが残念。それでも宗教と神を見つめ続けたマーティン・スコセッシ渾身の大作。ずっしり見応えはあります。

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